キャンプで意外に役立つのが「アルミホイル」。少しでも荷物を減らしたいULキャンパーにとっては特に必需品です!軽量化について常に考えている徒歩キャンパーの筆者がアルミホイル活用方法と軽量化の工夫、アルミホイルを使った軽量キャンプ飯をご紹介していきます。
目次
キャンプでのアルミホイル活用方法
食器として
アルミホイルは食器として超優秀!形を自由に変えられるのでちょっとしたスナックやおつまみ入れにもできるし、汁気が多い食べ物は少し曲げて漏れない様にもできる。グルキャンで食器が足りない時にサッと使えるし洗い物を出したくない時は食器の内側に敷けばOK!
調理器具として
食材を包んで焼いてしまえばフライパンが不要!ソロ用キャンプ飯ならアルミホイルだけで十分調理できます。そして、アルミホイルで調理するとそのまま食器として使用もできるし洗い物も出ません。軽量化の面で言えば一石三鳥ですね。
蓋として
フライパンで煮炊きする時もあると思いますが、専用蓋を用意しなくてもアルミホイルを被せれば蓋として使用できる。他にも虫の侵入を防ぐ為に料理の上に被せたり、蓋の無いマグカップの上に被せると保温性もアップします。アルミホイルがあれば形状問わず様々な蓋として活躍できます。
タワシとして
アルミホイルをくしゃくしゃに丸めると簡易的な「たわし」としても使用できます。フライパンにこびりついた焦げを落とす時はくしゃくしゃにしたアルミホイルで擦ったり、ごぼうの皮むきもアルミホイルで包んで擦ると取れます。キャンプでたわしが必要な場面でもアルミホイルで代用できるのは便利です!
焚き火シートとして
ガラス繊維のスパッタシートを使用する方は多いですが、手に当たるとチクチクするし、重量はけっこう重たい。そこで筆者は軽量なフェルトタイプの焚き火シートを愛用中。弱点としては灰が落ちると絡まって処理しづらいこと。そこで厚手のアルミホイルを上に重ねて使用しています。
アルミホイルなら焚き火後に灰をまとめるのも楽だし、地面への耐熱性も考えるとフェルトタイプの焚き火シートにアルミホイルを重ねるのが最適だと思っています。直火OKな場所でもアルミホイルを一枚敷いておけば片づけが簡単です。
焚き火台の汚れ防止として
灰受けが付いている焚き火台の場合は厚手のアルミホイルを敷いておけば汚れないし片づけが簡単!灰はアルミホイルでまとめて捨てられるし、洗う必要もなくなるので便利です。
ULキャンプのために軽量化の工夫
持ち運び方
アルミホイルを1本丸ごと持って行くと嵩張ってしまうので、軽量化の意味では本末転倒。UL(ウルトラライト)を実践している方ならお馴染みの方法ですが、必要な分だけカットして折りたたんで持って行きます。筆者の場合はカットした1~2枚をお茶やスープ類と一緒にジップロックに入れています。
用途によって使い分ける
アウトドア用のアルミホイルは厚みがあって使いやすいけど、厚みがある分、少し嵩張って割高。そこで筆者は使用用途によって使い分けます。
焚き火シートとして使う場合は厚みのあるアウトドア用アルミホイル。調理用やお皿として使用する時は基本的に家庭用アルミホイルを使用します。焚き火調理で焦げるのが心配な時や、汁気が多い食材の場合は二重にしておけば問題ありません。
アルミホイルで軽量キャンプ飯作り
アルミホイルを使うと調理器具と食器が不要で超軽量になります!筆者がこれまで調理した例をご紹介します
オイルサーディン缶でアヒージョ風
オイルサーディン缶をオイルごとアルミホイルに入れてプチトマト、ブロッコリーに黒瀬スパイスと焼肉のタレ(塩味)少々で味付け。筆者はニンニクを入れ忘れたのですが、ニンニク必須です!
焼き鳥缶でダッカルビ風
焼き鳥缶(たれ)2つをアルミホイルに入れてコチュジャンで味付け。スライスチーズを乗せて包み焼きにするだけ。焼き鳥缶が味付きなので調味料もほぼ不要で超軽量キャンプ飯と言えます!
きのことベーコンの包み焼き
エリンギ、しめじをホイルに並べてベーコンを入れる。味付けはバターひとかけらに黒瀬スパイス。失敗の無い一品です。
焼き芋
ホイル焼きの王道!焼き芋です。濡らしたキッチンペーパーや新聞紙でさつま芋を包んで、さらにアルミホイルで包みます。
火加減が難しいですが、なるべく熾火付近に置いてまんべんなく火が通る様に向きを変えながら火を通します。30分を目安に様子を見れば失敗は無いと思います!
ULキャンプにアルミホイルは最強!
アルミホイルを多用すると銀色だらけでいわゆる「映え」は悪いのですが、一枚で色んな事に使えるのに嵩張らないのでULキャンパーにとっては重要なアイテム!筆者の様な徒歩キャンパーや軽量化を考えている方には必須ギアです。是非参考にしてみてください。
ギア
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