千葉県内でハンモック泊ができるキャンプ場を探していたら、GoogleMAPや個人ブログによる口コミだけで公式サイトすら見当たらない小さな林間キャンプ場を見つけました。
ネットの口コミによると、勝古沢キャンプ場は千葉県有数の穴場キャンプ場とも言われているようで、人も少なくしっぽりとしたキャンプを楽しむことができそうです。
それならば実際に行って確かめてみるしかありません。2020年初のソロキャンプは、冬の勝古沢キャンプ場でのハンモック泊に決めました。
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勝古沢キャンプ場とは
[勝古沢キャンプ場]でどれだけネット検索してもキャンプ場の情報サイトや個人ブログしか見当たらず、かろうじて千葉県観光物産協会が運営している「まるごとe!ちば」という観光情報サイトがヒットするぐらいです。
しかも、そのページに掲載されてるお問い合わせ先のホームページをクリックしても「お探しのページを見つけることができませんでした。」と、リンク切れの状態。
ならば直接お邪魔して私の目で確かめてみるしかない!ということで実際に行って調査した勝古沢キャンプ場の基本情報が以下になります。
勝古沢キャンプ場の基本情報
住所 | 〒297-0231 千葉県長生郡長柄町山之郷 |
---|---|
電話番号 | 0475-35-3629 |
営業期間 | 年中無休 |
チェックイン | 宿泊キャンプ in 12:00 / out 12:00 デイキャンプ 不明 |
利用料金 | 大人一名 1,000円 / 子供一名 500円 テント設営料 2,500円 / ソロテント料 2,000円 |
サイトの様子 | フリーサイト / 林間 / 山間 |
地面の様子 | 土 |
予約方法 | 電話予約のみ |
キャンプ場へのアクセス方法
東京や神奈川から車やバイクで行くなら、アクアライン経由で市原鶴舞ICを下りて、インター近くのスーパーで買い出ししてから向かうと早いです。下道20~30分ぐらい。
埼玉方面から京葉道や湾岸道路を通ってくるなら、蘇我ICで下りて、茂原街道をまっすぐ進むと到着。こちらも途中のスーパーで買い出ししてから行きましょう。下道は30分程。
電車とバスで向かうルートもあるようで、JR茂原駅の茂原駅南口停留所から小湊鐵道バス「ロングウッドステーション」行きに乗って「六地蔵局前」下車。バス停から徒歩12分ですが、近隣にスーパーが無いので事前に買い出しをしておきましょう。
焚き火は直火可能
勝古沢キャンプ場での焚き火は、ワイルドな直火を楽しめます。管理人さんからは「直火した時は、灰や薪は片付けずにそのままにしておいて下さい。穴掘って埋めたり水をかけたりしなくて良いから。」と説明を受けました。
だからといって、そこら中に直火跡がある訳ではないので管理人さんが随時しっかりと片付けられているのだと思います。キャンプ場の規模が小さく、利用者の数も多いとは言えないので(失礼…)細かい部分まで手が行き届いているのでしょう。焚き火好きキャンパーとしては大切にしたいキャンプ場ですね。
2021年4月30日現在、焚き火の灰は炊事場の横の灰置き場に捨てることになったようです。情報提供ありがとうございます。
勝古沢キャンプ場は薪が使い放題でした
なんと勝古沢キャンプ場は直火可能な上に、薪まで使い放題という超太っ腹なキャンプ場でした。ただし、もしかしたらこれは時期によっても変わるかも知れません。
今回お伺いした時は台風の影響で至るところに倒木があったので、それらの処理をするためにキャンパーに薪として提供している可能性があり、倒木の処理が落ち着いたらこのサービスは無くなってしまうことも考えられます。
勝古沢キャンプ場の施設案内
急に可愛すぎるネコちゃんの写真を出してしまってごめんなさい。ここからは勝古沢キャンプ場の詳細な施設案内をしていきます。
勝古沢キャンプ場の受付
Googleマップで勝古沢キャンプ場を調べると、「勝古沢キャンプ場」「勝古沢キャンプ場受付」「勝古沢キャンプ場駐車場」の3ヵ所にピンが立ちます。
キャンプ場に来る際には「勝古沢キャンプ場受付」で車を停めて、まずはキャンプの受付をしましょう。その際、もし受付に管理人さんが見当たらなかったら、そのままキャンプ場に入って設営してしまっても構いません。
受付のちょっと分かりづらい場所にこのような案内が出ています。
ただし、勝古沢キャンプ場の受付にはハチャメチャに可愛い猫達がいるので、その猫たちと触れ合いながら待っていても良いでしょう。
猫たちがニャーニャー鳴きながら大群で現れるもふもふ天国
駐車場は2ヵ所
勝古沢キャンプ場にはオートサイトは無いので、駐車場で荷物をおろしてサイト内に運び入れるようにしましょう。駐車場は手前と奥の2ヵ所に有り、手前の駐車場は車3~4台程度、奥の駐車場は6~7台ぐらい停められるスペースがあります。
どちらに停めても大きな違いはありませんが、荷物の多いキャンパーさんは台車を借りることも出来るので、広いサイトまでの道のりを考慮すると奥の駐車場に停めた方が楽です。
キャンプ場内に無造作に置かれた台車
こちらの台車は薪や荷物を運んだりするのに勝手に使って良いみたいなので、必要な時はキャンプ場内のどこかに置かれた台車を自力で見つけて使用しましょう。
キャビン・バンガロー
少し古さを感じるウッドキャビンが高台に2棟(1棟は入口にロープが張ってあった)と、大人数が泊まれるバンガローがキャンプ場入口からすぐの所に設置されてます。
ウッドキャビン内部
バンガロー内部
写真下の大人数が泊まれるバンガロー大は一泊15,000円から、ウッドキャビン(バンガロー小)は一泊7,000円で利用可能です。どちらもトイレや水道はついていないので、キャンプ場のトイレと炊事場を使用する感じになります。
炊事場
勝古沢キャンプ場の奥の駐車場から階段を上がったらすぐの所に炊事場があります。ブロックで作ったカマドと木製ベンチがあるので、大人数でバーベキューなどをする時はこちらで楽しむのでしょうね。私は2020年になっても相変わらず一人ぼっちキャンパーですので縁はありません。
水道のシンクは管理人さんの手作りなのでしょうか。手前は苔?でちょっと緑っぽくなっていますが、汚い感じではありませんでしたよ。タワシや洗剤などは備え付けられています。
もちろんですが、お湯は出ません。子供がお手伝いできるようになのか、石のブロックが置かれている所に管理人さんの優しさが感じられますね。
勝古沢キャンプ場のトイレ
勝古沢キャンプ場でただ一つ、弱点と言えるのがこのトイレでしょう。この外観から何となく想像がつくかも知れませんが、はい、俗にいうボットン便所です。
汲み取り式便所や仮設トイレの中には「ポンプを足で踏むと水が流れるタイプ」とか、「蓋が付いててオイニーの少ないタイプ」とかありますけど、勝古沢キャンプ場はそんな甘えた考えは許してくれませんでした。
先駆者達の戦いの記録がしっかり確認できるタイプのボットン便所です。トイレットペーパーもあまり期待しない方がいいので、きちんと自分で水に溶けるタイプのポケットティッシュ等を用意して戦場(いくさば)へと向かいましょう。
勝古沢キャンプ場のシャワー施設
どうやら勝古沢キャンプ場にはシャワー施設があるらしいのですが、私は確認ができませんでした。個人ブログなどを確認する限りだと、管理棟にあるのかな?
口コミでは300円で7分となっていますが、後ほどお見せする利用料金表では10分で500円となっています。どちらかの情報が古い可能性があるので、シャワーを使いたい場合は事前に確認して下さい。
冬の勝古沢キャンプ場でハンモック泊してみた
今回、勝古沢キャンプ場にお邪魔したのは2020年1月11日。令和になって初めてのお正月をダラダラと過ごし、仕事が始まったと思ったらいきなりの三連休です。
金曜の夜に確認した天気予報では、連休の中日にあたる日曜日が雨予報のため直前までどうするか悩み抜き、それでもやっぱりキャンプに行きたい欲を抑えきれなかったので、土曜の朝10時に急いでキャンプ支度をして勝古沢に向かうことにしました。
GoogleMAPでルートを調べ、湾岸道路経由よりアクアラインの方が僅差で早いらしいので、長い海底トンネルを潜り抜けて勝古沢キャンプ場へ到着。
可愛いすぎやろおおおお
先日行ったホウリーウッズ久留里キャンプ村の受付にいた白い大きな犬も可愛かったけれど、猫は猫でまた違う可愛さがありますね。子猫のザラザラの舌で手や指を舐められるとゾクゾクしてしまいます。
しかし、受付にいるほとんどの猫ちゃん共は管理人さんにべったり。嫉妬してしまうぜ。管理人さんから使用申込書を渡されるので、そこに名前や連絡先などを記載して、ソロキャンプ1泊分のお金を払って領収書を頂きます。
ソロキャンプ利用料金は3,000円
この時まで勝古沢をカツフルサワだと思ってた
今回ソロキャンプであることをつげると、テント設営場所台が2,500円のところ、2,000円に割引してくれました。合計で3,000円です。普通ですね。
千葉県内のキャンプ場って、ソロキャンプでもこれぐらいの金額が相場なのかなって思ってますがどうなんでしょう。山梨だと1,500円とか1,000円って場所もあったりするけど、千葉県でハンモックが張れる林間サイトで探すと、どうしてもこれぐらいの価格帯になってしまう印象があります。
ただし勝古沢キャンプ場は薪が使い放題だったので、その点を考えるとお得かも知れません。
勝古沢キャンプ場のサイト案内
勝古沢キャンプ場の奥の駐車場にバイクを停めて、数段だけの階段を上った先にキャンプエリアが広がっています。奥に見えるのは先ほど紹介した炊事場ですね。
階段を上がって右手には、大人数が泊まれるバンガローに続く道と、ウッドキャビンへと続く小さな上り坂があります。
左にあるバンガローの方へ行くとメインサイトへ、右のウッドキャビン方面に向かうと高台の少し狭い林間サイトに続いています。まずは右側の高台にある狭い方の林間サイトから紹介しましょう。
翌日に撮影した写真なので曇り空
こちらが坂を上がったところの写真。左のホウキが置かれている辺りにもソロの小さいテントなら設営できそうですが、それよりもウッドキャビンの右奥に広がる林間サイトの方がプライベート感はあると思います。
高台にある狭めの林間サイト
こちらが高台の方にある林間サイトです。当日はすでに先客が一人いたので下の広い方のサイトにしたのですが、もしここでハンモックを張れたら完ソロ気分を味わえたと思います。このエリアは設営できたとしても3~4サイト分ぐらいの広さですね。
ちなみに全体の位置関係としては、2つある駐車場のうち、手前にある駐車場からキャンプ場に入ってくると、この写真の奥側から上ってくる感じになります。
右が手前側の駐車場。木の間に続く道を上ると高台の林間サイトに続いている
高台の林間サイト全景。手前の駐車場から入ったところから撮影
メインサイト
高台にある林間サイトには先客がいたので、左側に広がっているメインサイトに来ました。といっても、本日はハンモック泊の予定なのでメインサイトの奥に少しだけ残っている林間サイトでハンモックを張れる場所を探します。
メインサイト右側の開けているサイトでハンモックを張るのは少し厳しそう
メインサイト奥の林間サイトでハンモックを張るスペースを探す
勝古沢キャンプ場を上空から見ると、市津湖という湖に周囲三方向を囲まれた丘の上にあるのが分かります。そのため、木々の間から湖面が見えたり、湖にかかった鉄橋を眺められる奥のテントサイトは人気エリアになっているみたいです。
サイト奥からは市津湖の湖面が覗ける
さらにこちらの林間サイトは上下二段に分かれていて、下段サイトには木が生えていないもののサイトからの眺めが良く、土曜日の昼過ぎには既に2組(ソロ2人組)がテントを張っていました。
下段サイト
下段サイト奥からの眺め
林間サイトでハンモックを張る
下段サイトは埋まっていましたが、上段で眺めの良い林間サイトがまだ空いていたので、本日のキャンプ地はこちらにしようと思います。
早速、いつものヘネシーハンモックを張っていきましょう。
設営完了
キレッキレのフォルムが格好良いですね。この日は最高気温が10℃前後の予報でしたので、ハンモックの背中側にはアンダーキルトを、そして寝袋の中には新たに購入したエアマットを入れることで防寒対策&寝心地アップを図ります。
冬のハンモック泊における防寒対策
ONE TIGRISのアンダーキルトとNEMOのテンサーインシュレーテッドで防寒対策
これまで冬のハンモック泊を何度か経験したことで、防寒対策がどれだけ重要であるか身をもって知りました。
その中で、今回の装備が一番寒さを感じることなく暖かく眠ることが出来ましたので、もし冬のハンモック泊をしてみたいと思っている方がいましたらこちらの装備を参考にぜひ挑戦してみて下さい。
ちなみにこの時はズレ防止のために寝袋の中にエアマットを入れてみましたが、後日、寝袋の下に敷いた方が断然暖かかったので、この使い方は真似しない方が良いです。
無料の薪を確保
本日も無事にハンモックを張ることが出来たので、今夜の薪を集めに行きましょう。勝古沢キャンプ場は管理人さんのご厚意で薪が使い放題でしたので、伐採された枝が集められている薪置き場から手頃な薪をいくつか頂戴します。
サイトの近くに薪割りにちょうど良さそうな薪割り台も転がっていました。こちらを使って手斧とノコギリで今夜の薪を作っていきます。
伐採されたばかりの木はまだ乾燥しておらず完全に生木の状態だったので、薪割りにも時間が掛かってしまいました。細い枝を燃やしていく間に少しでも水分が飛ぶように、太い薪は焚き火台の周りにおいておきます。
これで今夜の準備は完了しました。薪割りに使用した丸太はそのまま椅子の代わりにしてしまいましょう。
ハンモック後方からの眺め
こう見ると、なかなか良い位置にハンモックを張ることが出来ましたね。ハンモックに腰掛けながら湖を眺めて、ぼーっと揺られる時間を楽しみたいところですが、日が低くなり肌寒くなってきたので早々と焚き火を始めることにしました。
細い枝は用意したのですが、やはり十分に乾燥されていないので、焚き付け用の杉の枯れ枝とティッシュにアルコールを垂らし、ファイヤースターターで着火します。
シュボッっという音と共に一発で着火。ティッシュ一枚とアルコールで即席着火剤の完成です。後は細い枝からどんどん追加して、火を安定させます。
生木なので煙の量が半端なかったですが、これで火も安定しました。後は薪を絶やさないようにしながらお腹が減ってくるまでのんびり過ごしましょう。
このタイミングで、隣にいらしたデイキャンパーの方が帰って行かれました。林間サイト奥の一番人気であろうエリアが空いたのですが、既にハンモックを張って火起こしまでしてしまったので移動することは叶わず。写真だけ撮影しておきます。
勝古沢キャンプ場の人気サイト
林間サイト一番奥からの眺め
左側が上段一番奥の人気サイト。私が張った場所はその隣
おそらく勝古沢キャンプ場で一番の人気サイトはこちらのサイトだと思います。
それか一段下にある下段サイトもプライベート感がありますので、そちらが空いていたらそっちでも良いかも知れません。ただし下段サイトには木が無いのでハンモックは張れませんよ。
ハンモックに横になって乾杯。眺めは良好
今夜の食材(肉)を焼く
ハンモックに揺られながらビールを飲んでいたら日が落ちて暗くなってきたので、真っ暗になる前に晩御飯作りを始めます。
今夜の食材は鶏肉。焼くだけ簡単!鶏胸肉のバジルソテーにしました。もはや料理といえる行為をここ最近まったくしていないような気がしますが、焼くだけで美味しい肉が食べられるのならそれで良いんです。キャンプ飯バンザイ!
テーブルの上で肉を焼くと脂が垂れて大変なことになるので、薪を並べて鉄板を乗せ、下からアルコールストーブで熱します。ジュージューと美味しそうな音が響きます。
片面が良い感じに焼けたらひっくり返して焦げ目チェック。美味しそう!今日は肉の他にも赤ピーマンが売られていたので、そちらも丸焼きにしていきましょう。
鶏肉はバジルのさっぱりとした香りが口いっぱいに広がり、しっかりした肉感を楽しめました。赤ピーマンはヘタを取らずにそのまま焼いていきます。
良い感じに焼けたのでそのまま一口齧ってみたら、めっちゃ甘くて美味しい!ヘタにもしっかり熱を通すために途中で半分に切って焼いていきます。鶏肉と赤ピーマン、ビールにマッチしますね!
ソロキャンプは焼酎のお湯割りと共に
鶏肉とピーマンを食べ終わった頃には真っ暗になっていたので、焼酎のお湯割りを飲みながら一人でしんみりする時間を楽しみましょう。焚き火台の中にキャンティーンボトルを突っ込んでお湯が湧くまでのんびり待ちます。
空を見上げると、まん丸のお月さまが浮かんでいました。焼酎のお湯割りを飲みながら、月を眺めて一人の時間を満喫します。あー、やっぱりソロキャンプって最高だなあ、とか、次はどこのキャンプ場に行こうかな、とか、取りとめもない思いを巡らすこの時間がソロキャンプの醍醐味です。
この日は私を含めて6人ほどのソロキャンパーがそれぞれの時間を楽しんでいました。
時刻は19時過ぎ。いつもの生活リズムだとまだ夕飯も食べていない時刻ですが、すでに酔いも良い感じに回ってきていますので、トイレに行って寝ることにします。
この日の夜の気温は5℃ぐらい。お酒のせいか夜中に一度起きてトイレに行ったら眠気が完全に冷めてしまったので、深夜0時頃からもう一度火を起こしてお湯割りを作り、チビチビ飲みながら2~3時ぐらいまで完ソロ気分を味わっていました。
チェックアウトは12時
おはようございます。勝古沢キャンプ場のチェックアウトは12時とゆったりできるのですが、朝の7~8時ぐらいから隣人の方の談笑と焚き火の音が聞こえて来ました。
もう少し二度寝を味わいたかったのですが、天気予報では昼頃から雨予報。なるべく早めにチェックアウトを済ませて帰ろうと思い、いそいそと撤収作業をします。朝食のために購入したカップラーメンは深夜に小腹が空いて食べてしまったので、朝はコーヒーだけ飲んで帰宅の準備。お邪魔しました。
撤収完了後に猫と遊ぶ
勝古沢キャンプ場はチェックアウトの時に受付に寄らないで、そのまま帰ってしまっても良いのですが、猫ちゃん共と戯れたかったのでちょっと寄ってみることにします。
あわよくば管理人さんに話をお伺い出来ないかなと思ったのですが、お忙しかったのかお会いすることは叶いませんでした。
ニャーゴ
おはようございます。昨日はお世話になりました。また来るから今度はもっと遊ぼうね。
あらかわいいねー!いい子だねー!
おやっ?机の足を登ってくる!?
おー!スゴイスゴイ!上手に登れました!
あーかわいいねー!かわいねー!
えっ!?ちょ、ちょっと…近い近い!!
あざーーーーっす!!!!!
勝古沢キャンプ場の周辺施設
ここからは勝古沢キャンプ場の周辺施設をご紹介します。実際に私が行った場所のみの紹介となりますので情報が偏っている可能性はありますが、勝古沢キャンプ場を訪れる際には参考にして下さい。
大分伝説からあげとんかつ専門店 とらい
高速ICを下りてから勝古沢キャンプ場に向かうと、道路沿いに何度もこちらのお店の看板を目にするので、気になってお昼ご飯を頂きに来ました。
大分からあげ九州伝説って、一体どれほどのものなのか気になりませんか?
大分とりから丼750円。人気メニューだったので注文してみましたが、なかなかボリューミーで美味しいです。
しかし、隣に座っていたお兄ちゃんたちが頼んでいた「とんかつ定食」のとんかつがマジで皿からはみ出すサイズだったので驚きました。興味があればGoogleマップの口コミなどで確認してみて下さい。
店舗名 | 大分からあげ とらい |
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住所 | 〒297-0233 千葉県長生郡長柄町六地蔵205-18 |
定休日 | 火曜日 |
勝古沢キャンプ場周辺のスーパー
Tマート市原牛久店
アクアラインを渡ってきて市原舞鶴ICから北上して向かうルートであれば、こちらのTマート市原牛久店に寄って買い出しをするのが良いと思います。鶏むね肉のバジルソテーはこちらで購入しました。
店舗名 | Tマート市原牛久店 |
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住所 | 〒290-0225 千葉県市原市牛久1058-3 |
営業日 | 年中無休 |
ベイシアスーパーセンターちば古市場店
湾岸道路から館山自動車道を下り、蘇我ICから向かうルートの場合は、茂原街道沿いにあるベイシアちば古市場店で買い出しをするのが楽だと思います。
帰り道でトイレをお借りするために寄りましたが、温便座付き水洗トイレという日本の文化には頭が下がりますね。
店舗名 | ベイシアスーパーセンターちば古市場店 |
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住所 | 〒266-0026 千葉県千葉市緑区古市場町906-29 |
営業日 | 年中無休 |
勝古沢キャンプ場の近くの温泉
勝古沢キャンプ場の帰り道、温泉に入って帰ろうと思って寄ったのがこちらの「市原温泉 湯楽の里」。蘇我ICのすぐ近くにあるので、温泉に入って身体を温めてから帰ろうって寸法です。
市原温泉 湯楽の里
日曜日、大人一人940円。ハンドタオルとバスタオルのレンタルはセットで250円。
施設内にお食事処や休憩所などもあり、漫画コーナーなどもあったので子供と一緒に来てもゆっくり過ごすことが出来そうです。さすがに日曜日の昼過ぎは利用者も多く、露天風呂やサウナはなかなかの混み具合でしたね。
店舗名 | 市原温泉 湯楽の里 |
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住所 | 〒290-0008 千葉県市原市古市場329-1 |
営業日 | 年中無休 |
勝古沢キャンプ場まとめ
今回、冬の勝古沢キャンプ場でハンモック泊をしてきましたが、個人的に記録しておきたいことをまとめて紹介します。勝古沢キャンプ場に行ってみたいと思った方は参考にして下さい。
勝古沢キャンプ場はデイキャンプも可能
勝古沢キャンプ場は決して便利なキャンプ場ではありません。トイレも水洗ではなく汲み取り式となっているので、気になる方は一度デイキャンプに訪れてみるのはいかがでしょう。
デイキャンプの料金は大人一人500円、テント1張り1500円という口コミがありますが、正確な情報かどうかは不明です。今回、私の隣でデイキャンプをしていた方はテントを張らずにイスと食材だけ持ってきて焚き火と料理を楽しんでいました。
また、木が生い茂っているので季節によって湖面を見渡すことは難しそうです。その辺りは夏場にもう一度来てみないと分かりませんね。
予約は電話のみ
勝古沢キャンプ場は公式サイトすらないのでWEB予約は出来ません。また全面フリーサイトなので電話でも予約ができるのかどうかは不明です。当日の朝に連絡して空いているようだったら向かう、というパターンが良さそうです。
勝古沢キャンプ場の薪使い放題はいつまで?
今回お伺いした時は管理人さんのご厚意で薪が使い放題でした(ほとんど生木)。しかし、今後いつまで薪使い放題の状態が続くのかは分かりません。ただ、薪の販売は500円で用意されているようですので焚き火で困ることは無いと思います。
レンタル品が豊富
申込書を見ると、テントやタープ、コンロなどのレンタル品も揃っているので、寝袋などの寝具の用意ができれば少ない荷物でキャンプを楽しむことも出来そうですね。
子連れキャンプはちょっと不安
勝古沢キャンプ場は湖に囲まれた丘の上に位置しているので、小さい子供を連れたキャンプだとちょっと危険な気がします。柵などは特に設けられていないので、崖から滑り落ちてしまったら怪我をしたり、野生の動物と遭遇することも考えられるので、目を離せない年齢の子供を連れてくる場合には注意が必要です。
台風の傷跡がまだ残っている
勝古沢キャンプ場の周囲の森には、台風の痕跡がありありと見て取れます。大きな木の幹がへし折れている様子や、管理棟の裏側には土砂崩れのように流されてしまった建屋がまだ残されているので、これらが完全に片付くのはまだまだ先になるのでしょう。
管理棟の裏側の崖崩れの様子
とにかく猫が可愛い
痛ましい台風の傷跡を目の当たりにすると複雑な気持ちになりますが、そんな時は受付にいる猫ちゃんに癒されましょう。猫は正義であり、天使なのです。
日々の生活で疲れたときや、上手くいかないとき、心をリフレッシュしたいときには、勝古沢キャンプ場に行って猫ちゃんに癒されて下さい。
勝古沢キャンプ場で猫に癒されハンモック泊をしよう
いかがだったでしょうか。この記事で勝古沢キャンプ場の魅力が充分に伝わったのなら幸いです。中には不便に感じる部分もあるとは思いますが、キャンプとはそもそも不便を楽しむもの。ちょっとぐらいの不便ならば飲み込んで、猫と戯れながらキャンプを楽しむのも良いと思います。
千葉県でハンモックが張れるキャンプ場をお探しなら勝古沢キャンプ場はおすすめですよ。
ありがとう、さようなら
ギア
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