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庭キャンプを全力で楽しむベテラン庭キャンパーの暮らし方

庭キャンプを全力で楽しむベテラン庭キャンパーの暮らし方

我が家は仕事柄、主人とは休みが合わないのでなかなか家族揃ってキャンプへ行けません…。これではわたしの欲求が収まりませんので、母子キャンプデビューの成功を目指し、しょっちゅう庭でキャンプごっこをするのです。

庭キャンプだけは誰よりもマスターしているであろうベテラン庭キャンパーのわたしが、“庭キャンプのある暮らし”がどんなもんか、そしてそれにより身についた術も、失敗も含めて全てお見せします!

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庭キャンプのメリット

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積載の必要無し&忘れ物は家の中に

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まず、わたしの方がテトリスが上手いという理由から、実際にキャンプ行く時もわたしが積載するんですよ、うちは。コンテナに詰め込んだりした荷物とか、2ルーム系のでかいテントだとくっそ重いじゃないですか。

シーズンによっては新しい道具が増えると前回のキャンプとは同じようには積めなくて、「完璧!」と思ったパンパンの一部を崩して積み直し…なんて良くある話ですよね。

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でも庭がキャンプ場になるならば、前もってピリピリ準備する必要も、くっそ重い荷物を担いで車に積み上げる必要もない!始める前に必要な物だけ庭に放り出せばそれだけでOK!!

持っていきたい道具は、全て家の中や物置きの徒歩圏内に。そしてキャンプに必要不可欠な炊事場やトイレなどの設備は、使い慣れた我が家!ここは寛げない訳がないのです。

キャンプ用品の日常使いでコスパが激マシ

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キャンプ用品ってなんであんなに高いんでしょ。しかもここ数年の新商品って、どこのやつも本当に洗練したルックスで怒れてくる。笑

ただもしそれが日常使いもできるとしたらどうでしょ?アウトドア用品ってどれも耐久性もそれなりに考慮されているので物持ちいいし、意外とコスパもいいんですよね。以下は我が家で日常使いしている、比較的安価なヘビーユースアイテム!

ダイネックスマグ

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これはファミキャンデビュー時から愛用してるので、もうかれこれ6年目!当初はキャンプ使いだけでしたが、このダブル構造に感激して見事、日常使い化!

ただのマグカップとは違い、冷たいものは冷たいまま、温かいものは温かいまま、本当に注いだ時の温度をキープしてくれる優れ物。夏でも冷蔵庫から出した飲み物に、氷なんて全然必要ない!

電子レンジの使用は推奨されてないけど、冬はこどもたちのホットミルクを作るのに700wで40秒チンしても平気。

CAPTAIN STAG 鹿ベンチ(CSクラシックス アルミ背付ベンチ)

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近所のホームセンターで¥3,000台で購入した割に、めちゃくちゃ使ってる。さすが歴史長いだけある◎シンプルカラーを選べば、リビング使いにも。ワンアクションで座れるとこも、家でもキャンプでも使いたい理由!

邪魔な時は畳んでしまえばいいし、捨てるときに困るようなでかいソファーを買うぐらいなら、折りたためるアウトドアチェアーという選択が断然おすすめ!

アルパカストーブ TS-77A

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冬もキャンプに行きたくて買った暖房器具。と言ってもせいぜい行けて3回ぐらいな我が家の冬キャン。キャンプに持ち出さない日はお風呂の脱衣所に!

ハイパワー過ぎないこの火力がこのスペースにベストマッチ。石油ストーブは温風であっためるようなものとは違い、肌が乾燥しにくいので脱衣所との相性は◎

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我が家は、リビングではコロナストーブを。冬はこの2台を稼働させ、部屋を暖めながらもキッチンのコンロ使わずに料理可能です。

その他、ペンダントライトの電球切れた時のたねほおづき(snowpeak)や、人が増えたとき用のフィールドラック(uniflam)のテーブル使い、洗濯物干し場が足りなくなった時のインディアンハンガー(minimalworks)など、我が家のキャンプ用品は休みなく年中稼働中!!

こんなに毎日使えるなら、全然安いっしょ!

実はIH対応してる調理グッズの本領発揮

天候のせいでキャンプロス期が続いて…。キャンプで食べようと思って奮発して買った高い肉、もう食べちゃいたいけど家のフライパンで焼くのはやだな。って時に、これ焼くために持ってったスキレットを毎日使うキッチンで試してみたら、、、そう!スキレットやダッチオーブンなどの鋳鉄系は、IHで使えます◎

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今オール電化でも、キャンプで食べる味が家の中で実現するなんてさ!夢だな!焼くだけなのに劇的に美味しくなります。そのまま食卓へ並べた方が食欲をそそるビジュアルも大好き!

我が家のスキレットはシーズニングが済んだ状態で売られているRODGEのもの。さっとお湯で洗うだけで使い始められるので、初心者にもおすすめです。今はニトリやダイソーでもプチプラで手に入りますよね。ちなみにメスティンはIH非対応。オール電化の家に住む人が家の中で使いたいならストーブの上で♪

我が家流 庭キャンプのやり方

使用アイテムにメリハリを効かす

わたしはギア出し放題のレイアウトを楽しむガッツリ庭キャンも好きですが、ミニマルなお手軽庭キャンも大好きです。

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わたしとこどもたちだけの日は、本当に最低限!庭キャンする日は、朝ごはんと家事が一段落したころに『今日天気いいし…!』と唐突に思えてくることが大半なので、11時ごろからやっと準備開始。我が家は目隠しも兼ねてタープやテントも。その必要のない庭やベランダをお持ちの方は、真夏でない限りタープは必要ないかも。

サクッとお手軽設置でも楽しめるのが庭キャンプのいいとこ!目線を遮るという理由なら、ポップアップテントいっこでも十分役目を果たしてくれます!

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ちなみに。庭でタープを張る時は、家の一部とフェンスに引っ掛けるだけのペグもポールも使わない簡単仕様。試行錯誤の末に、このスタイルが定番化しました。

この簡単仕様にする時にすこぶる便利なのが、バンジーという名の激安ビョンビョンゴム(と呼んでいる)。両端にフックの付いている30cmのゴムです。

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村の鍛冶屋のちょこっとバンドに似ていますが、こちらの方がお手頃。ホームセンターで手に入ります。

手抜きランチと必然の贅沢おやつタイム

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キャンプ場利用時とは違い、チェックインもアウトもなにも、時間は無限。何にも追われないところはご飯担当としても気が楽。

タープも張り終わって準備も整った後の昼ごはんは、前日の残り物と、足りなければ少しだけチャチャっと作って追加して。小鉢に盛ってトレーに乗せ、そこに“外で食べる”が加わると、残り物なのに昨日より断然美味くなるのはなぜ!?

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足りないときは似合わないけど納豆も食べちゃう!

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レトルトや冷凍食品だって、この感じで出てくるなら文句ないでしょ♪普段のキャンプでは難しい陶器やガラスの器が楽しめるのも魅力。

そしてランチに時間を割かなかった代わりに、じゃあデザートは作ろうか。となる。

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家の中に入って、娘とバナナケーキやフルーツパイなどをオーブンで焼いて、お菓子作りを楽しみます。手の空く焼き時間はまた外に戻って、コットで寝転んで日向ぼっこ。そして庭でそのまま洗濯物を畳んだり。

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庭をキャンプ場にしたからには、惜しみなくソトアソビを楽しむのです。

ちなみに庭キャンプの翌日の朝食は、余裕が出るので食卓が賑やかになります。普段、牛乳はあんなのに入れません。完全キャンプマジック。

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テーブルコーディネートにも拘って、写真に収めてみるのも楽しい!

焚き火の代わりにはコレ!

日も落ちてきて、暗くなる前に撤収しなきゃと思ったあなた!それは大間違いです。夜もしっかり楽しめます!むしろ夜こそ楽しいのだから。

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これは庭で薪ストーブの慣らし運転中の図。うちではなんでもありだけど、そんなリスキーな楽しみ方うちでは無理だから!という人におすすめなのがこちら。

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焚き火台出すのも後片付けもめんどいけど、夜も外に居たい!!って思ったら、必然的に閃いた焚き火→キャンドル。キャンドルナイトはずぼらの極みです。

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そしてこの贅沢空間は激安で作ります。キャンドルは100均で12個入りのもの、キャンドルホルダーはいただき物のゼリーやプリンを食べた後のガラス容器とか、ジャムの空き瓶を再利用。キャンドルホルダー無くてもこんなにいい感じ♪どこの家も空き瓶の1つや2つ、あるでしょ?

風に揺れる炎が可愛くて可愛くて…。好きな音楽聴きながら、これはずっと見てられる!今度ここでZOOM飲み会でもしてみようかな♪背景がこんなだと、みんなの気持ちも上がるんじゃない!?

イベントがより楽しくなる

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夏休み、クリスマス、大晦日、お正月など、季節を問わず年中こんな感じです。庭でキャンプする家でしょ?と、近所で名物家族となっているに違いないですが全然平気ー。

リビングからはこんなに楽しい眺めになっています。翌朝カーテン開けて窓からの景色がこんななってると、自分で張ってるくせに『おおー』ってなります♪

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夏のプールは楽しかったな!みんなにも、もっと身近にアウトドアを楽しんで欲しい!普通にイベントを楽しむよりも、こどもたちの記憶にも残りますよ。

庭キャンプで身についたこと

キャンプ歴だけは長いくせに、お恥ずかしながら今までロープワーク的なのはやったことが無く、当たり前に全て、男性陣や主人の担当と思い込んでおりました。庭キャンプ中なら時間も無限にあるし、自分でもやれるようになりたいな!という気が湧いてきます。

ロープワーク

まずは基本中の基本(らしい)の、もやい結びから!やり方はネット上で検索して、それを見ながら。

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え?簡単だな!ひとつタープ張るのに平均8箇所くらいは、もやる必要があるので1回目でも程々に手は慣れてきます。

ひとりでタープを張る技

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もやいを習得したのでいよいよ!自分でやってみるってほんと大事。頭で考えるよりも何倍も分かる。こちらも意外とあっさりできたのですが、自分1人の力でタープが自立した時は本当に感動!

その日以来、庭以外でもタープを張ってみたくなり、母子デイキャンにも出かけました♪もやい結びも含め、もう自分のものには出来たんじゃないかな?

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しかしタープってテント以上に奥が深いですね。ロープダウンの位置や、左右のロープのテンションにちょっと差があるだけでシワが出たり。綺麗に張るにはまだまだ修行が必要そう!むっず!

無敵のポジティブ精神

ズボラを極めているので、テントは特に、一度出したら張りっぱなしのわたし。調子こいて真夏に14連泊をしましたら、見事クッキリ日焼け。テントが。笑

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アポロンのフライからはみ出る部分が褪せているでしょう?けどまあ、その後、広ーいキャンプ場で使用した時には悪目立ちしなかった、というのが不幸中の幸い。なぜならフライも同様に褪せているからね、ハハハ。まあ楽しく庭キャンしてたんだし、しょうがないね!と笑い飛ばせる精神も、もれなく付いてきます♪

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臨時休校という終わりの見えない長いお休み。こどもたちも知らず知らずの間に、ストレスを抱えていると思います。唯一の遊び場である近所の公園も、いよいよ行ってる場合ではなくなってきた…。

そんな今こそ!!今は、BBQするだけがキャンプではありません。庭のない人はもう部屋の中にテント張っちゃって!窓全開で!タープっぽく適当な布、画鋲で吊っちゃいな!絶対楽しいから。本気のキャンプとは違って、特別な道具なんかなくても、それっぽく楽しむ方法はいくらでも!

外で食べるごはんってなぜかなんでも美味しいし、太陽浴びたり外気を感じることって、わたしたち人間にはやっぱり必要ですから。室内に籠もりっきりは、免疫力低下のもとですよ。

もう「キャンプ場じゃないとキャンプできない」という固定概念は、早々にどっかに捨ててきた方が良さそうですよ!それぞれのライフスタイルを、キャンプという名の非日常にそのままマルッと持ち出して、今はそれぞれの“おうち時間”を楽しんでみない?

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  • ogawaアポロンで母子キャンプする人。2歳から野営キャンパーだった両親(親族)に駆り出されてるのでだいたい平気。ファミキャンも経て母子キャンに落ち着く2020年。暮らしを兼ねるキャンプが得意。【Instagramも見てね!】

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