岩本利達
機能性とデザインの両立!コールマン「ルーミーフロント2ルーム(グレージュ)」がキャンプサイトに馴染む

機能性とデザインの両立!コールマン「ルーミーフロント2ルーム(グレージュ)」がキャンプサイトに馴染む

キャンプギアの選択肢が増える中、求められるのは「ちょうどいいサイズ感」と「設営しやすさ」、そして「快適性」。コールマンの新作『ルーミーフロント2ルーム(グレージュ)』はそれらを満たす「ちょうどいいテント」と言っても良さそうだ。

張り姿を見てみると、リビング部分はドーム型、寝室部分はトンネル型のような構造になっており、設営の難易度も高くない。さらに前面パネルを跳ね上げればゆったりくつろげるリビング空間が広がる仕様となっている。

「ちょうどいい」サイズ感で快適なキャンプ空間を実現

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キャンプを楽しむスタイルは人それぞれ。広々としたサイトを確保できるなら大型テントも選択肢になるが、行きたいキャンプ場が全て大型サイトを備えているとは限らない。『ルーミーフロント2ルーム(グレージュ)』は、まさに「ちょうどいい」サイズ感を実現したモデル。

2ルームテントとしてはコンパクトでありながら、背の高い前室も確保されているため、必要十分な居住空間を確保できる。デュオキャンプならゆったり、荷物を工夫すればファミリーでも対応可能な設計になっている。特に最近は小型SUVや軽自動車でキャンプを楽しむ層も増えているため、車載スペースを圧迫しないサイズ感は大きな魅力。コンパクトさと快適性のバランスが絶妙な一幕と言える。

ドーム型×トンネル型のハイブリッド構造で設営がスムーズ

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テントの設営はキャンプの楽しさを左右する重要なポイントでもある。ベテランキャンパーであれば大きなテントも慣れた手つきで組み立てられるが、初心者や設営に時間をかけたくない人にとっては、シンプルかつスピーディに設営できることが重要だ。

『ルーミーフロント2ルーム(グレージュ)』の最大の特長の一つが、設営のしやすさでもある。前室部分はクロスフレーム構造により広い空間を確保しつつ、後方はポールを平行に2本通したシンプルな作りになっている。

前面パネルを跳ね上げて、アウトドアリビングを確保

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テントの中だけでなく周囲の空間をどう活用するかもキャンプの醍醐味の一つ。特にリビングスペースをどこまで確保できるかは、快適な時間を過ごすうえで重要なポイントになる。

『ルーミーフロント2ルーム(グレージュ)』は前面パネルを跳ね上げることで居住空間の拡張が可能。夏場は日差しを遮り、雨の日はしっかりと雨除けができるため、天候を問わず快適に過ごせるのが魅力だ。

高見えするグレージュカラー&コスパの良さが魅力

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物価高が家計を直撃している昨今、テントの価格も高騰しているのが現状。その中にあっても2ルームテントで税込42,900円というのは手に取りやすい価格となっている。手頃な価格であってもグレージュカラーで高見えするというのがこのテントの良い所。

広さや組み立てやすさ、デザインなど総合的に加味するとコスパが良いテントであることは確かだ。これからキャンプを始めたいという方はもちろん、テントの買い替えを検討している方にはいい選択肢になるだろう。

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  • 岩本利達
  • 岩本利達キャンプクエストNEWS編集部
  • NCAJキャンプインストラクター/JACオートキャンプ指導者
    『子どもを育む場としての「キャンプ」こそ持続可能な社会の第一歩』をテーマに、環境意識やサバイバル知識を高めるために日夜活動。ガジェット/ギアマニアの視点から最新アウトドアニュースをお届けします。

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