はじめまして。ソロキャンプをしているアラサー女子のたかなしみつです。まだまだキャンプ初心者の私ですが、キャンプ場ではいつもハンドドリップコーヒーを楽しんでいます。キャンプ場で飲むコーヒーは本当においしいですよね。
今回は私が持っているキャンプ場でハンドドリップコーヒーを淹れるためのおすすめの道具と、おいしい淹れ方について紹介します。コーヒードリップに挑戦したい人やおうちに道具はあるけど、キャンプに向いている道具が知りたいという人は、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
キャンプでコーヒーを淹れるのに用意するもの
愛着のあるお道具たち
まずはハンドドリップコーヒーを淹れるのに必要なものをご紹介します。私がソロキャンパーなので、重視しているのはシンプルでコンパクトで収納性が高いこと。1~2人分のコーヒーを淹れるのに便利なギアばかりとなっております。
コーヒー豆
コーヒーは豆によってカップ一杯分に必要な量が違います。一般的にはカップ一杯分(150cc)に対して8~10gといわれていますが、豆の計量をする際にはパッケージなどをよく確認しましょう。
ドリップポット
一目惚れしたドリップポット。自宅でも活躍中。
おいしいコーヒーを淹れるのに欠かせないアイテム、ドリップポット。私が使っているのはHIGHMOUNT(ハイマウント)『ミニドリップポット』です。
編集部
内容量は300mlでコーヒーカップなら約2杯分。ソロやカップルにぴったりですし、OD缶のガスバーナーでお湯を沸かせるサイズ感も便利です。
何よりも専門店で使っているような注ぎ口の細さに感動し、一目惚れで購入しました。後ほど淹れ方を詳しく紹介しますが、ドリップの際に一定の量のお湯を一定のスピードで注ぐことがおいしいコーヒーを淹れるコツです!
注ぎ口が細いと、初心者でも比較的安定してお湯を注ぐことができます。コッヘルややかんで沸かすのもワイルドでキャンプらしいのだけど、コーヒーにこだわりたいという人はぜひドリップポットを手に入れてください。
コーヒードリッパー&コーヒーフィルター
UNIFLAME コーヒーバネット cute
ペーパードリップに欠かせないコーヒードリッパー。こちらは収納性を重視して選びました。私は「UNIFLAME コーヒーバネット cute」を使っています。折りたたむと指でつまめるくらい薄くなるのがとてもよいです。専用の収納ケースもついてきます。
折りたたむととても薄い
このドリッパーを使ってみて、その収納性もさることながら、手入れの簡単さもおすすめポイントです。さっと水で洗ってしまえば、すぐに乾くので、キャンプ場にもっていくには便利です。
専用のコーヒーフィルターも販売しているのでこちらをご活用ください。
ちなみに円錐形のフィルターは100均でも購入できます。
マグ
せっかくキャンプ場でコーヒーを淹れるなら、使うマグもキャンプらしいものがテンション上がりますよね。
私はSnowpeakのチタンダブルマグ300mlを使っています。大人気のこのマグはチタン製なのでとにかく軽いです。それと「二重構造」になっているので飲み物が冷めにくくなっています。またコップの外側が熱くなりにくいのも特徴です。
コーヒーミル
キャンプ場でコーヒーを淹れるならぜひ手に入れてほしいアイテム、コーヒーの豆を挽くコーヒーミルです。ハンドミルなら思ったよりもかさばりませんし、何よりじっくりゆったりコーヒーを楽しむには必須アイテムです。ハンドミルで豆を挽き終わったあとにふわっと豆の香りを感じる瞬間は幸せな気持ちになります。
挽きたての豆で淹れるコーヒーは、全く風味が違うので、ぜひ挑戦してみてください。
別売りの専用ケースもあります
私が使っているのはHIGHMOUNTのコーヒーミル。ちょうど私の手に収まるくらいのよいサイズ感です。一度に入れられる豆の量は20g程度です。粒の細かさ(挽き目)も粗挽きから細挽きまで調整できるので、ペーパードリップ以外の淹れ方にも対応できます。
おいしいハンドドリップコーヒーの淹れ方
私が持っている道具を使って、実際においしいコーヒーの淹れ方をご紹介します。
豆の準備をする
計量はおいしいコーヒーを淹れるためには重要です。
まずコーヒー豆を挽きます。先に述べた通り、豆の種類によって分量が異なるので、キッチンスケールなどで計量してくることをおすすめします。私は手動で豆を挽くと時間がかかるので、お湯を沸かす前にコーヒー豆を挽いてしまいます。
挽き目は一般的にペーパードリップに向いているといわれる中細挽きの挽き目(グラニュー糖ほどの粒の大きさ)に設定します。私がこのミルで一杯分の豆を挽くと3分程の時間がかかりますが、それも楽しい時間だったりします。
お湯を沸かす
お湯の量を計ってドリップポットでお湯を沸かします。お湯はカップ1杯分より多く沸かしたほうが、注ぐお湯の量を一定に保ちやすいです。私は150cc+100ccくらい沸かしますが、少量なので思っているよりもあっという間にお湯が沸きます。
一般的に抽出に理想的な温度は95℃前後で、お湯が沸騰したら火をとめ、表面のボコボコした泡が落ち着くくらいと言われています。
コーヒー豆をセットする
挽いて粉末状になった豆をミルから取り出して、ペーパーをセットしたドリッパーに入れます。この時、軽く横に揺らして、粉が水平になるようにならしてください。
ちなみにキャンプ場では直接マグの上にセットしてしまいますが、自宅で淹れるときは一杯分の抽出量が分かりやすいコーヒーサーバーを使用することをおすすめします。
ゆっくり抽出する
失敗しました。まだまだ修行中の身。
ドリッパーに500円玉の大きさの円を描くようにお湯を注ぎ、20秒ほどそのままにして蒸らします。そのあとコーヒー粉の中心に、最初と同じくらいの大きさで「の」の字を描くように、3回程に分けて優しく注ぎます。ドリッパーの中のお湯が全て落ちきる前に次のお湯を注ぎましょう。
一杯分のコーヒーがカップに落ちたら、ドリッパーにお湯が残っていてもドリッパーを外しましょう。お湯をすべて落とし切ってしまうとコーヒーが薄くなったりえぐみが出てしまいます。
淹れ方はプロでも人によって全く違うこともあるので、ご紹介した淹れ方はひとつの参考にしていただけると幸いです。
キャンプ場でコーヒーを淹れる魅力
キャンプ場でコーヒーを淹れる魅力はたくさんあるけれど、大きく3つだと思います。
じっくり時間をかけて淹れられる
自宅でコーヒーを淹れるなら、インスタントだってあるし、お湯だってあっという間に沸かせるから、結構適当でも気になりませんよね。でも、キャンプ場でコーヒーを淹れるって1つの目的になるんです。だからじっくりゆっくりこだわって淹れるってことにきっとわくわくしますよ。
自然の中で感覚が研ぎ澄まされているので、おいしさが倍増
いわずもがなキャンプ場で飲むコーヒーはおいしい。それはインスタントだって同じです。しかし!自然の中で五感が研ぎ澄まされているキャンプ中なら、挽きたてのコーヒー豆の香りやおいしさはいつもの倍!に感じるはずです!
アウトドアならではのギアが楽しい
キャンプに持っていくギアを選ぶのってわくわくしますよね。キャンプ場でコーヒーを淹れるためのギアを各メーカーが作ってくれています。好きなコーヒーを淹れることができて、キャンプ場だからこそ映えるギアを選ぶのはとっても楽しいです。
まとめ
キャンプだからコンパクトに収納できるのも嬉しい
いかがでしたか?この記事を見て、キャンプ場でコーヒーを淹れてみようかな、と思ってもらえたら嬉しいです。
私自身キャンプを始めるまで自分で豆を挽くことはありませんでした。でも、キャンプに行ってコーヒーを淹れてみようと思ったからこそ、よりコーヒーへの知識を深めることができました。そのために手に入れた道具たちにも、とっても愛着を持っています。
皆さんにもキャンプ場での最高の一杯と、コーヒーを淹れたという小さな満足感を味わってもらえたら幸いです。
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