岩本利達
トンネル型テントの良さと工夫が詰まった「トンネルテント デュオ」がVASTLANDから発売

トンネル型テントの良さと工夫が詰まった「トンネルテント デュオ」がVASTLANDから発売

トンネル型テントは第二次キャンプブームで人気が出た2ルームテントの1種で、アーチ状のポールをフライシートに差し込み、立ち上げるだけで簡単に設営できるのが特長。

そんなトンネル型テントを小さくしてデュオテントとして成立させたのがVASTLANDの「トンネルテント デュオ」。小さいからこそ可能になった工夫も相まって、面白いテントに仕上がっている。

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ポール2本のシンプル構造

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トンネル型テントらしく、ポールを平行に2本通すだけで設営の半分は終了。立ち上げた状態でそれぞれペグダウンすれば完成だ。慣れたら5~10分くらいで設営出来てしまいそう。アーチを最大限使うので、テントの高さが最大150cmと高く、テント内での活動もしやすい

フロント側の大型窓と左右の窓はメッシュにもなり、さらに左右の窓は雨天時でも外気を取り込みやすいように張り出すことも可能。インナーテントを着けずにシェルターとして使用する場合は4人程度まで対応できる。

前室周りのアレンジ性も◎

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トンネルテント デュオのフロント部分は長辺にあたり、跳ね上げればキャノピーとしても使用可能。キャノピーにはサイドウォールが付属しており、雨や風の侵入も防いでくれる

サイドウォールはフロンパネル側にくっつけた状態で跳ね上げられ、簡易的なタープとしても活躍しそう。元々リビング部分もそれなりにスペースがあるので、外側に居住空間を拡張すればかなり過ごしやすくなるのではないだろうか。

トリプルスライダーでタープ下配置も可能

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VASTLANDらしい工夫が随所にちりばめられているが、その中でも注目したいのがトリプルスライダー構造。フロントドアにファスナーが3つ付いていることにより、タープポールを通した状態でパネルを閉じることが可能に。

タープのメインポールをここに配置する事で、タープ下のスペースを効率よく使う事が可能になる。リビング部分に入ってしまうポールにはポールハンガーなどで照明を追加するなど、工夫する幅もグッと広がる。

コンパクトでも寝室1.2坪+リビング1坪

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コンパクトに見えるが、ざっくりと面積を計算すると寝室は1.2坪程度ある。寝ころんだ時に横幅140cmとコンパクトなダブルベッドサイズとなり、頭と足の方は広いスペースが確保できるので、そこに荷物が置けるというのは大きい。

リビングスペースは1坪なので、組み立て式のチェアなら二人分は座れる。雨が降ってもキャノピーを展開すれば足を投げ出して寛げそう。

様々なアレンジや工夫が楽しめるこの一張り。カジュアルにキャンプをするなら是非とも使ってみたい。

紹介
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  • 岩本利達
  • 岩本利達キャンプクエストNEWS編集部
  • NCAJキャンプインストラクター/JACオートキャンプ指導者
    『子どもを育む場としての「キャンプ」こそ持続可能な社会の第一歩』をテーマに、環境意識やサバイバル知識を高めるために日夜活動。ガジェット/ギアマニアの視点から最新アウトドアニュースをお届けします。

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