キャンプギアを黒で統一しているキャンパーがじわじわと増えてきている昨今。シックなカラーで統一する事で、無駄を削ぎ落とした佇まいになり、自然の中でも美しく映える。そんな黒好きのキャンパーに向けて、HEIMPLANETから特別なシリーズが登場した。
2025年4月3日に世界同時発売された「The Neo Black Program」は、人気の2モデル「The Cave XL」と「Backdoor」がオールブラック仕様にリミックスされた限定シリーズ。漆黒のカラーリングには、日本の美意識「静寂(Seijaku)」へのオマージュが込められている。
高い耐久性と機能性を誇る構造に加え、環境に配慮した素材や防水コーティングを採用。見た目の美しさとギアとしての信頼性、その両立が実現された注目モデルだ。
人気2モデルがオールブラックで登場
HEIMPLANETの象徴ともいえる「The Cave XL」と、フルサイズ仕様の「Backdoor」。この2モデルがブラック一色で仕立て直されたのが「The Neo Black Program」。
「The Cave XL」は3〜4人でゆったりと過ごせる広さと、ドーム形状による開放感のある内部設計が特長。「Backdoor」は最大4人用で、前後2カ所の出入り口と複数のベンチレーションを備え、通気性と機動性に配慮された構成となっている。
いずれもHEIMPLANETの代名詞とも言えるインフレータブル構造とジオデシックデザインを採用し、空気注入によるスムーズな設営と、多点交差による高い安定性を実現。黒を基調としたカラーリングは視覚的な統一感とミニマルな印象をもたらし、他のギアとのコーディネートにも適している。キャンプスタイルにこだわる層からも注目を集めそうだ。
PFASフリーの防水コーティング
The Neo Black Programに採用されているのは、環境への配慮がなされたC0(PFASフリー)の防水コーティング。PFASとは、撥水加工などに使用されてきた有機フッ素化合物の総称で、近年ではその環境・健康への影響が懸念されている。C0加工はこれらを一切使用せずに防水性を確保しており、持続可能な製品開発の姿勢がうかがえる。
単に黒く染めるのではなく、耐久性と安全性を両立する素材を選んだことが製品の信頼感を高めている。機能面だけでなく環境への意識までデザインに含めたギアは、これからの時代にこそ求められる。
4シーズン対応&頑丈な構造
The Neo Black Programの2モデルは、通年使用可能な4シーズン対応仕様。特に目を引くのがインフレータブル構造とジオデシックデザインだ。空気で膨らませるフレームが10点で交差する独自の安定構造は、風速のある環境や悪天候でも信頼できる耐久性を発揮するとのこと。
さらにテントフロアには耐水圧5000mmの生地を採用。土砂降りの雨や湿った地面でも、水の浸入を防ぐ高性能スペックとなっている。そして設営時間を短縮できる点も見逃せない。ポンプで空気を注入するだけでフレームが立ち上がるため、なにかと忙しいキャンプの設営や撤収で効率化や労力削減として大助かりだ。
環境志向のオシャキャンパーに向けたエアテント
The Neo Black Programは「見た目も妥協したくない」、「環境にも配慮したい」というキャンパーにはぴったりのギア。HEIMPLANETの公式オンラインストアおよび全国の販売店にて販売中。数量限定ということもあり、確実に手に入れたい人は早めのチェックが必須だろう。
ギア
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