岩本利達
薪割りの新しいスタイル!KAKUREGAの折りたためる薪割りスタンドが超画期的

薪割りの新しいスタイル!KAKUREGAの折りたためる薪割りスタンドが超画期的

キャンプの醍醐味の一つでもある焚火。焚火と言えば薪、薪と言えば薪割りである。薪割りのスタイルも様々あり、ナイフでバトニング派、クサビとハンマー派、斧一本で戦う武闘派、そしてキンドリングクラッカー派が挙げられる。特にキンドリングクラッカーは薪割りに慣れていなくても薪を割ることが出来るのが良い。

とはいえ、キンドリングクラッカーはかさばるし、土台もいるという事で使い勝手が良いとは言えないのが正直な所。そこで新潟県の「角利産業」の手掛けるアウトドアブランドKAKUREGA(カクレガ)が作る「折りたたみ薪割りスタンド」は、薪割りしやすさはそのままに持ち運びにも適した形となり、キンドリングクラッカーを一歩先へ進化させた。

広げて置くだけで薪割り台に

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折りたたみ薪割りスタンド」という名前通り、構造としては折りたためるタイプの薪割りスタンドというシンプルなもの。とはいえキンドリングクラッカーの様な薪割りのしやすさを保ちつつ、持ち運びのしやすさが格段に向上したという事は非常に画期的だ。

地面への固定方法はキャンパーお馴染みのペグを使用。キンドリングクラッカーが丸太などに設置する必要があったことに比べると、随分とラクチンになる。

ギア感あるデザインでサイトに馴染む

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機能性に加えて、ギア感のある見た目についても評価をしたい所。個人的に一番好きなのは折り畳んでいる状態で、何となく幾何学的な模様にも見える横からのビジュアルに心を鷲掴みにされた。

もちろん立ち姿もカッコよく、機能に必要のない装飾はついていないので、まさに「用の美」を体現するかのようなデザインだ。畳んで置いていても、開いて置いていても様になるので愛着も湧くことだろう。

専用刃と収納できるフラップ

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薪を割るための刃が中央についているので、持ち運びの際などに手を切ってしまわないか心配になるが、その辺りももちろん対策済み。刃の左右に設置されているフラップを上げれば、刃がフラップの間に収納されるので、余程のことが無い限り手を切ってしまう心配は無い

この専用刃はものづくりの聖地である新潟県三条市で作られたものということもあって切れ味抜群。薪を割る分には大変心強いが、ちょっとした持ち運びの際でも必ずフラップを上げておきたい。

焚き火がさらに楽しくなる!

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薪割りの作業自体もキャンプの中では楽しい作業の一つではあるが、疲れるまで何個も割りたくない方や女性やお子さんなど、力を掛けずに薪を割りたいという方には「折りたたみ薪割りスタンド」はピッタリ。

クラウドファンディングサイトMakuakeにて2023年4月8日までプロジェクトが公開されているので、気になる方はぜひプロジェクトページをご覧いただきたい。

紹介
ギア
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  • 岩本利達
  • 岩本利達キャンプクエストNEWS編集部
  • NCAJキャンプインストラクター/JACオートキャンプ指導者
    『子どもを育む場としての「キャンプ」こそ持続可能な社会の第一歩』をテーマに、環境意識やサバイバル知識を高めるために日夜活動。ガジェット/ギアマニアの視点から最新アウトドアニュースをお届けします。

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