岩本利達
バナナでペグダウン?海外でもバズった「バナナハンマー」がペグハンマーになって登場

バナナでペグダウン?海外でもバズった「バナナハンマー」がペグハンマーになって登場

2020年、精密金属メーカーの株式会社キャステムは、持ち前の精密鋳造技術を活かし、摂氏1500℃でもペグが打てるバナナハンマーを作り上げた。使いやすさは度外視でとにかく見た目のインパクト重視で作られたこのハンマーは海外でもバズるなどして大きな話題になった。

そして2023年、バナナのデザインを残しつつ、実用的なバナナハンマーとして登場するのが「バナナペグハンマー」だ。完全に出オチだったバナナハンマーから進化して、立派にペグ打ちを勤め上げるギアに進化している。

見た目半分に切ったバナナ

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冒頭でも触れた通り、キャステムは精密金属の加工を得意としているメーカー。そんなキャステムが本気を出して遊んだのが2020年の「バナナハンマー」だった。今回のバナナペグハンマーも同様に、産業用CTスキャンを使用し、本物のバナナから高解像度の3Dデータを取得

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3Dデータを実際に金属で再現するというのは簡単なことではなく、キャステムならではの精密加工技術があるからこそ忠実に再現することが出来た。3Dスキャンで取り込んだであろうわずかな凹凸さえも表現が出来ているように見える。

ビジュアルさえ見てもらえれば、もはや多くは語らずとも見た目がバナナであるという事はお分かりいただけるだろう。

実用性は抜群

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素材はステンレスなので、キャンパーの皆さんご存じの通り耐食性は抜群。多少メンテナンスをさぼったくらいでは錆びたりしないのはバナナとは似てないポイント。焼付塗装がされているので、さらにラフに扱っても大丈夫そう。

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バナナのビジュアルは以外にもペグハンマーとして優秀で、切断面の方でペグ打ちをするのはもちろん、付け根の部分はペグ抜きとしても有用。多少使いやすい様に原型からデフォルメされているが、それでも完全にバナナ。付け根の下には穴があけられており、ペグを引っ掛ければ抜きやすい。

キャンプサイトのアクセントに

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ブラックで統一するスタイルもトレンドだが、ブラックに固執しすぎずにバナナペグハンマーのような遊び心あるギアをアクセントに取り入れるというのも面白い。そういった意味ではバナナペグハンマーはどんなスタイルでも「外しアイテム」として活躍するのかもしれない。

販売予定価格は税込5,500円だが、Makuakeでは応援購入として割引される。更に3年前にバズった「あの」バナナハンマーとセットになったリターンもあるので要チェックだ。

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  • 岩本利達
  • 岩本利達キャンプクエストNEWS編集部
  • NCAJキャンプインストラクター/JACオートキャンプ指導者
    『子どもを育む場としての「キャンプ」こそ持続可能な社会の第一歩』をテーマに、環境意識やサバイバル知識を高めるために日夜活動。ガジェット/ギアマニアの視点から最新アウトドアニュースをお届けします。

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