バーナーでお湯を沸かす程度ならさほど気になりませんが、長時間使用する時や鉄板、ヒーターアタッチメントなどを使う時はガス缶への輻射熱が気になります。放置すると最悪の場合、ガス缶の爆発に繋がりかねないので対策をしておきたい所。そこで筆者の様な徒歩キャンパーや軽量化を目指すソロキャンパーでも持って行ける、軽量コンパクトな遮熱板&ガス缶カバーをご紹介します!
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目次
軽量コンパクトな遮熱板&ガス缶カバー8選
intoNature Outdoor OD缶用遮熱板
これはとにかく軽い!たったの20gしかありません。筆者が知る限りでは最軽量の遮熱板です。しかもOD缶用の遮熱板はこのメーカー以外にはFUTURE FOXしか見当たらないので貴重な一品です(笑)
構造はシンプル。薄いステンレス2枚で出来ており、分割式なのでコンパクトに持ち運びができます。クッカーにスタッキングも出来ますし、メッシュの収納袋も付属しているので袋へ入れて持ち運びも可能。クッカーを傷つけてしまう可能性があるので、気になる方は収納袋を使うのが良さそう。
取り付けは簡単。差し込み口を合わせて、片方のネジを丸い穴にはめこむだけ。少し曲げて挿し込むのがポイントです。バーナーを装着した状態でも取り付けは出来ますが、少しめんどくさいのでバーナーを取り付ける前の方が良いでしょう。
軽量なだけあって、かなり薄いステンレスでペラペラ。OD缶と接着している部分もあるので長時間の使用には向いていないかも。しかし、ヒーターアタッチメントは短時間でも下方向がかなり熱くなるので、輻射熱が気になる方にはおすすめ。
筆者もヒーターアタッチメントとセットで使用していますが、OD缶は全く熱くならないので十分な働きだと思います!
超軽量なので徒歩キャンプや登山など荷物をかなり絞る必要のある方におすすめです。筆者も十分満足しております!しかし、ヒーターアタッチメントや鉄板などを長時間使用する方は、もっと厚みのある遮熱板の方が安心感があると思います。
N-project FORE WINDS MS-01専用 フルチタン遮熱板
国内で遮熱板と言えば「N-project」。安心の日本製、MADE IN JAPANです!
FORE WINDSのマイクロキャンプストーブ専用の遮熱板で超軽量な37g。十分な厚みのあるチタン製で見た目がめちゃくちゃかっこいいので、見た目重視の方も満足できると思います。
見た目だけでは無く、機能面もさすが日本製と言う感じ。厚みのあるチタンなのでそれだけでも遮熱効果は十分ですが、取り付けも五徳下のバーナーシャフトに取り付ける仕様で、ガス缶に干渉しない様になっています。
遮熱板とガス缶が接触しないので熱が伝わりにくい。筆者も使っていて熱くなった事は無いので、とても安心感があります。
そして絶妙な角度がついてアーチ状になっているのですが、この角度のおかげで専用ケースにもぴったりはまります!素晴らしい!純正品かと思うほどぴったりです。バーナーと一緒に持ち運ぶ事ができるのは嬉しいポイント。
少しだけ気になる点があるとすれば、取り付けが少々めんどくさいこと。バーナーの4本ある五徳のうち、2本を畳んだ状態で遮熱板を挿し込み、残り2本の五徳を開いて固定させるのですが、この手順を忘れがち。
筆者は冬だけ遮熱板を使うので、シーズン初めは手順を忘れていて少し戸惑います…(筆者だけかもしれません!)
日本メーカーでも製造は外国、と言うパターンが多いですが、N-projectは製造も含めて全て国内。国産だけあって形状も良く考えられているし、絶妙な角度のアーチも精密です。FORE WINDSのマイクロキャンプストーブで遮熱板をお探しならN-project一択だと思います。
FUTURE FOX OD缶用遮熱板
出典:amazon日本国内でOD缶の遮熱板を出しているのは今の所、FUTURE FOXしかありません。重量は78gで軽量とまではいきませんが、遮熱テーブルに比べるとかなりの軽量コンパクト!少し重みはありますがその分、安定感があるとも言えます。
形状もただの板では無く、裏側にリング状の突起が付いており、OD缶に装着すると支えになって遮熱板がズレずに安定します。折りたたむ事はできないのですが、外側に4つの爪がついており、OD缶の底面にはめ込む事が可能。OD缶と一緒に持ち運ぶ事ができるのは便利!嵩張る心配もありません。この細かい仕組みはさすが日本メーカーですね。
デザインも黒でスタイリッシュ。安心の日本メーカーにこだわる方にはおススメです。
intoNature Outdoor OD缶用遮熱板
出典:amazon筆者が使用している遮熱板と同じメーカー「intoNature Outdoor」。筆者が使用している物より若干重い54g。厚みがあるので、ヒーターアタッチメントや鉄板を長時間使用する方はこちらがより安心して使用できます。
そして取り付け方法もより簡単。フックを掛けるだけなのでOD缶にバーナーを装着した状態でも取り外しができるのは便利です。収納は折りたたみができませんが、OD缶の径より小さいのでOD缶と一緒にクッカーへスタッキングが可能。スタッキングできるのはUL好きにとっては嬉しいポイントです!メッシュの収納袋も付いているので、別で持ち運ぶ事も可能です。
カラーは2色展開。アウトドアにぴったりなカーキと緑なので、手持ちのギアに合わせて選択できるのも良いですね。
N-project ジュニア バーナー 専用遮熱板
出典:amazonこちらはイワタニジュニアコンパクトバーナー専用の遮熱板。安心の日本製「N-project」です!N-projectはチタン製が多いですが、こちらはステンレス製。しかし57gと十分軽量。そして形がすごくかっこいい!さすがN-projectですね。
実はリニューアルされており、以前はバーナーシャフトに取り付ける方式だったそうですが、現在はバーナーの枠に引っ掛けるだけなので取り付けが超かんたん!取り付けにイライラする事もありません。バーナーシャフト部分に取り付けるより、バーナーの枠に引っ掛ける方がガス缶と遮熱板の隙間もより開くので、遮熱効果も向上しています。
収納も良く考えらえており、ジュニアコンパクトバーナー専用ケースにぴったり収まります。ジュニアコンパクトバーナーの軽量遮熱板ならこちら一択ではないでしょうか。
N-project SOTO ST-310専用 チタン分割式遮熱板
出典:amazonこちらはSOTO ST-310専用の遮熱板。またしても安心の日本製「N-project」です。やっぱり国内で遮熱板と言えばN-projectですね。チタン製で65gと超軽量。同様の製品の中では最軽量と言えます。
分割式で2つに分かれるので収納もコンパクト。フックを引っ掛けて繋ぐだけなので、バーナーへの取り付けも簡単でイライラしなくて済みそう。薄くてコンパクトなのでバーナー本体と一緒に持ち運びもできますが、別売りのSOTO ST-310専用収納ケースならポケットにぴったり収まります。
SOTO ST-310には最初から遮熱板が付属していますが、小さいので不安な方や、ヒーターアタッチメントなどを使用する方には面積の広いこちらの遮熱板がおすすめです。
YAEI Enthusiast OD缶カバー 8オンスワックスキャンバス
出典:amazon輻射熱対策と言えば遮熱板や遮熱テーブルを思い浮かべますが、OD缶カバーでも効果を期待できます!YAEIのOD缶カバーは珍しい巾着タイプ。金属や木製と違って軽量な30g!遮熱板よりも軽量です。
キャンバス素材にパラフィンワックスを塗布しており、防水性・耐久性ともに高め。筆者が地べたスタイルの時は地面に直接OD缶を置く事が多いので、防水性があるのは嬉しい!厳冬期にはガス缶が冷えてしまうと使えなくなる事もあるので、保温目的としても使用できます。
新品でも見た目がかっこいいのですが、使い込むと特有のアタリが出て風合いを楽しめるそう。使うのが楽しみになりますよね。ガス缶に装着してそのまま持ち運べばガス缶の保護になりますが、細々とした物を入れて小物入れとして使用もできる。輻射熱対策だけでは無く、色々な使い方ができるのでお得感があります!
FUTURE FOX OD缶カバー
出典:amazon合皮のガス缶カバーはよくありますが、FUTURE FOXは牛革を使用した本格派。重量も40gと軽量です!こちらも遮熱板より軽量なのに、高級感のある牛革にFUTURE FOXのロゴと特徴的なステッチが入って、見た目がとてもおしゃれ。牛革は使い込むほどに味が出てくるので使うのが楽しみになりますね。
もちろん鉄板やヒーターアタッチメントを使用する時の輻射熱対策としても効果を期待できますが、厳冬期のガス缶の温度低下を和らげる事もできます。見た目がおしゃれで遮熱効果、保温効果もあるので一石三鳥。
クッション性もあるので、カバーを付けた状態で持ち運べば緩衝材代わりにもなります。ガス缶の保護もできて、これは一石四鳥とも言えますね!
軽量好きなら遮熱テーブルより遮熱板&ガス缶カバーがおすすめ
輻射熱対策なら最近は遮熱テーブルが多い。しかし遮熱テーブルになるとかなり重いし嵩張ります。軽量コンパクトに輻射熱対策をするならやはり遮熱板、もしくはガス缶カバーがおすすめです!デザインもおしゃれな物が多いのでこの機会に検討してみてはいかがでしょうか。
ギア
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