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広島県のサーキット場に隣接する珍しいキャンプ場「スポーツランドTAMADAキャンプサイト」レビュー

広島県のサーキット場に隣接する珍しいキャンプ場「スポーツランドTAMADAキャンプサイト」レビュー

少し前から気になっていたスポーツランドTAMADA内にある「たまだキャンプ場」はサバゲー施設やサーキット場に隣接する珍しいキャンプ場。まだ新しく口コミも少ないので躊躇していましたが、行ってみるととても良いキャンプ場でした!現在は穴場と言える「たまだキャンプ場」を詳しくご紹介していきます。

たまだキャンプ場の基本情報

住所 広島市安佐北区大林町2137-2
電話 082-818-7198
予約 電話、メール、TwitterのDMにて
営業期間 年末年始除く通年(定休日:火曜日)、受付9:00~17:00
時間 デイキャンプ 10:00~17:00
宿泊キャンプ 17:00~翌10:00
公式HP スポーツランドTAMADA
アクセス 車:広島市街地から45分ほど
公共交通機関:(広島交通バス)桧山線「草田登尾口」降車、徒歩8分

たまだキャンプ場のおすすめポイント

今のところ穴場感有り!

たまだキャンプ場は広島市街地から1時間以内で行けるし、本数は少ないですがバス停も近くにあるので徒歩キャンプも可能。場内はとても綺麗なので女性でも安心。しかし、まだ新しく積極的な宣伝をしていないからか、土日でも空きが多いようです。

筆者が宿泊した10月末の土日でも筆者含めて3組のみ。かなりゆったりと過ごせました。今はキャンプ人気で冬でも賑わうキャンプ場が多いので穴場キャンプ場をお探しの方にはぴったりです。

場内がかなり綺麗

まだ新しいキャンプ場なので綺麗と言うこともありますが、スタッフさんが巡回してマメに掃除をされています。合間に少しお話しを聞くと「自分がお客さんだったら汚いキャンプ場は嫌なので…」との事で意識して綺麗にされているそうです。

鹿など野生動物も身近にいるので、宿泊者がいない翌朝は糞もたくさん落ちているそうですが、筆者が見た限り全く落ちておらず綺麗に清掃されていました。トイレや炊事場の流しもゴミ一つ落ちておらずピカピカ!気持ち良く宿泊できました。

無料休憩所がある(冷蔵庫、レンジ、暖房付き)

これはキャンプ場にしてはかなり珍しいと思うのですが、キャンプ場利用者が自由に出入りできる無料休憩所があります!暖房付きでソファ、マッサージチェア、テーブルがあるのでゆっくりできるのはもちろんですが、無料で使える冷蔵庫や電子レンジも有りと至れり尽くせり。

特に筆者の様な徒歩キャンパーなど、大きいクーラーボックスを持ち歩けない方には冷蔵庫は嬉しいポイント!筆者は帰りのバスの時間までここでのんびり過ごす事もできたので助かりました。

トイレ、シャワー棟が新しい

キャンプ場オープン時からあるトイレとは別に、今年3月に新設されたトイレ・シャワー棟がかなり綺麗です。筆者が使用した女子トイレはまだ新しい匂いがするくらいピカピカ!洋式トイレで温水洗浄便座なので冬でもぬくぬく温かいのは嬉しい!

そしてシャワーもコイン式では無いので時間に追われることもありません(他の利用者さんへの配慮は必要ですが)。電源コンセントもあるので、ドライヤーを持参したら使用する事も可能。トイレ、シャワーが綺麗なのは女子キャンパーには特に嬉しいポイント!

キャンプ場の利用で気を付けたいポイント

昼間はサーキット場の音が響く

離れているとは言えど同じ敷地内にサーキット場があるので、やはりサーキット場使用中は車の音が聞こえてきます。静かなキャンプを望まれる方には向かないかもしれません。

音が気になる方はホームページにサーキット場の予定表が掲載されているので予定が入っていない日にキャンプの予約を入れると良いと思います(平日はほぼ予定が入っていない様です)。サーキット場の予定が入っていても夕方以降は走行していないので静かな夜を過ごせます。

利用料金が細かく分かれているので注意

料金は「デイキャンプ」「宿泊キャンプ」「デイ+宿泊」の3パターンがあり、宿泊キャンプは17時〜と遅めなので、ほとんどの方は「デイ+宿泊」の選択になると思います。

フリーサイト料金は分かりやすいのですが、オートキャンプサイトを利用する場合は1つの時間枠ごとに500円加算され、車2台目以降は入場料として1台500円(バイク300円)が掛かるので、人数や車の台数で料金が細かく変わってくるのが少し分かりづらいと感じました。

利用料金表(※2023年12月時点)

フリーサイト ・デイキャンプ:800円/人
・宿泊キャンプ:1,100円/人
・デイ+宿泊キャンプ:1,400円/人
オートキャンプサイト フリーサイト料金に+500円(乗り入れ車両1台&電気使用料として)
※1つの時間枠(デイ・宿泊)ごとに加算
例:デイ+宿泊でお車なし=¥1,000+フリーサイト料金
デイ+宿泊でお車2台=¥2,000+フリーサイト料金
区画サイト ・デイキャンプ:3,200円(6人目以降から+800円/人)
・宿泊キャンプ:4,400円(6人目以降から+1,000円/人)
・デイ+宿泊キャンプ:5,600円(6人目以降から+1,400円/人)
プライベートサイト(小) ・デイキャンプ:3,200円(6人目以降から+800円/人)
・宿泊キャンプ:4,400円(6人目以降から+1,000円/人)
・デイ+宿泊キャンプ:5,600円(6人目以降から+1,400円/人)

区画サイトやプライベートサイトは5名料金設定なので、5名未満でも割引は無く、6名以降は追加料金が発生します。各種割引もあるので利用前にホームページをよく確認しましょう。

たまだキャンプ場のサイト紹介

フリーサイト

均一間隔で丸太のベンチが置いてあり、目安としてテントを8張りくらい張れる広さになります。区画の境目の様に丸太のベンチは置いてありますが、無視して自由に張って良いとのこと。空いていれば自由に広く使えます。

オートサイト

電源が使えて車が横付けできるのはこのサイトのみです。テントが張れるスペースは少し狭いので、大きいファミリーテントは厳しいかもしれません。ソロ若しくは小人数の場合はフリーサイトかこちらのオートサイトが良いでしょう。

区画サイトA

入口から一番奥へ進むと区画サイトAがあります。同じ区画サイトBとは通路を挟んでいるので、人目を気にすること無く落ち着いてキャンプができます。境目の木がまだ小さいので、今後成長するとさらにプライベート感が増すと思います。料金が5名分設定なのでソロよりグループキャンプに向いています。

区画サイトB

フリーサイトから奥へ進むと区画サイトBがあります。山側に向けて視界が開けてサーキット場も眺めることが出来ます。さりげなく木で区切られており、雰囲気も良いです。こちらも5名料金設定なのでソロよりグループキャンプ向き。

プライベートサイト

うかつにもこのサイトがあると気づかず写真を撮り損ねました(それぐらいプライベート感があると言うこと…)。マップを見ると無料休憩所の隣。無料休憩所入口横から入った奥になります。このサイト利用者しか行き来しない場所なのでまさにプライベートサイトです。

キャンプ場の施設紹介

総合案内所(受付)

 

サーキット場側に総合受付があります。キャンプのチェックインはこちらで行います。お菓子やカップラーメンはこちらで購入可能。

無料休憩所

 

キャンプ場では珍しい無料休憩所。こちらに冷蔵庫や電子レンジがあります。ソファやテーブルもあるのでゆっくりする事もできます。キャンプ場に売店は無いのですが、無料休憩所前の自販機ではお菓子も販売されています。薪や炭の販売ももちろん有りです。

炊事場(無料休憩所前)

炊事場は2つありますがどちらも綺麗。温水は出ませんが屋根付きなので雨の日も安心です。こちらはゴミ捨て場や灰捨て場も集中しているので、撤収時に使うのが便利だと思います。

ゴミ、灰捨て場

無料休憩所の前にあります。ゴミ捨て場にはカラス除けの網がありますが、つつかれない様に奥の方にゴミを置いて欲しいとのことです。ごみ回収をしていないキャンプ場も多いので、無料で回収してくれるのは有り難いですね。

トイレ(和式)

無料休憩所の前にあります。和式で古い建物ですが、とても綺麗に清掃されているので不快感は全くありません。ハンドソープや手を拭くペーパーも設置されていました。

炊事場(トイレ・シャワー棟横)

新しいトイレ・シャワー棟の横にピカピカの炊事場があります。こちらも温水は出ませんが屋根付きで雨でも安心です。

トイレ(洋式)

シャワー室の隣にあります。まだ新しい匂いがするほどピカピカです。寒い季節には嬉しい温水洗浄便座の洋式トイレ。こちらもハンドソープと手をふくペーパーが設置されていました。

シャワー

こちらも新しくとても綺麗。コイン式ではないので受付が終了する前に支払いが必要です。鏡付きの洗面台と電源もあるのでドライヤーの使用もできます(ドライヤーは常設していないので持参が必要)。

たまだキャンプ場は市街地からも近い穴場キャンプ場です!

区画サイトやプライベートサイトは5名料金設定なのでソロキャンパーにとっては割高ですが、フリーサイトなら良心的な価格設定。しかも、筆者の様な徒歩キャンプなら車代の500円もかからないので、徒歩キャンパーはお得に利用できます。

サーキット場の音が最大のネックになりますが、ホームページで予定表を確認できるので事前チェックで回避も可能です。現在は、広島県内でもあまり知られていない穴場と言えるキャンプ場だと思います!

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  • アウトドア未経験から突然ソロキャンプに目覚めバックパックを背負って徒歩キャンプをしています。 ストイック過ぎない適度なULスタイルを目指しつつソロキャンプを楽しみます♪

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