岩本利達
一振りで燻製風味が楽しめる「いぶしみず」、軽量薄型焚火台「PACOTグリル L」等、CGKから同時発売

一振りで燻製風味が楽しめる「いぶしみず」、軽量薄型焚火台「PACOTグリル L」等、CGKから同時発売

福岡発のアウトドアブランド「CGK」が、2024年3月から続々とユニークなアイテムを発売している。母体となる製造業の設計で培ったノウハウを活かした軽量コンパクトでスタッキングが出来るギアが特長だが、今回は食関連から「いぶしみず」が登場。その他にも注目の新製品が同時発売されており、いずれもキャンプのクオリティをワンランク上げられそうだ。

燻製せずに燻製風味が楽しめる「いぶしみず」 1,180円

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「いぶしみず」とは、桜のスモークチップを燃やした時に出る煙を、攪拌装置で水に溶かしこんだ液体。いわば『スモークされた水』のようなものだ。この調味液を食材に噴霧して使用すれば、香りが付くだけでなく肉や魚の身が柔らかくなるとのこと。

これなら上級者向けの燻製方法「冷燻」で作るようなスモークサーモンも自分で作れるし、ウイスキーなどに吹きかければスモーキーテイストが強まる。キャンプはもちろん、自宅でも活躍してくれそうなアイテムだ。

PACOTグリル L(ゴトクセット)14,300円

商品名の通り、組み立てる時も片づける時もパコっとすれば完成という簡単設営&撤去が魅力の焚火台。設営時は本体を開いてロストルをはめ込むだけで設営が完了し、オプションのゴトクを使えば調理も可能。撤去時は両側を押し込むとロストルが外れるので、炭を捨てて片づけるだけでOK。

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本体重量は約634gと非常に軽量なのも特長。この軽さでも許容重量が7kgあるので、スキレット等の重量があるクッカーを乗せた調理も可能。今回発売するのはLサイズという事で、従来のソロサイズより一回り大きく、2~3人にも使えること。とはいえ軽さを考えればソロでも活躍出来そう。

ペラメッシュキャンドルホルダー 1,680円

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ステンレスのメッシュをつかってキャンドルホルダーをコンパクトに収納できるようになった製品。組み立てる前はペラペラの状態だが、丸めて引っかける事でキャンドルをセットできるスペースが完成する。ブランド説明文によると、マグカップを乗せてキャンドルウォーマーとしても使用できるとのこと。両側にチェーンが付属しているので、キャンドルをぶら下げておけるというのも珍しい。

今後のCGKにも期待!

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今回発売された「いぶしみず」では、従来の得意分野を超えた商品づくりに挑戦しているCGK。焚火台やキャンドルホルダーなどでノウハウを活かしたギアもワクワクするが、今後はそれに限らずキャンパー心に刺さるアイテムに期待したい。

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  • 岩本利達
  • 岩本利達キャンプクエストNEWS編集部
  • NCAJキャンプインストラクター/JACオートキャンプ指導者
    『子どもを育む場としての「キャンプ」こそ持続可能な社会の第一歩』をテーマに、環境意識やサバイバル知識を高めるために日夜活動。ガジェット/ギアマニアの視点から最新アウトドアニュースをお届けします。

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