鍋がそのまま保存容器になる！本間製作所の「角給食缶ミニ」は使い勝手も良くキャンプにぴったり

新潟県燕市の本間製作所が展開するプロ用厨房製品ブランド「仔犬印」。徹底した機能性が求められるプロのニーズに応え続けてきた仔犬印が、その機能性と丈夫さを武器に発売したクッカー「給食缶ミニ」がクラウドファンディングで2600万円以上もの応援購入を獲得した。

さらに、その後継モデルとなる『角給食缶ミニ』も1800万円を超えるビッグプロジェクトとなり、待望の一般販売がスタート。その人気の秘密を見てみたい。

二重の密閉構造でこぼれない

料理の保存、温め、持ち運びまで実現するオールインワンキッチン用品「給食缶ミニ」は、蓋の部分に肉厚シリコンゴムパッキンを搭載しており、本体側には留め具を4つ装備。二重の密閉構造により、汁物をいれてひっくり返しても中身がこぼれない。

自宅で手の込んだ料理を仕込み、フィールドではそれをそのまま温めて食べるという事が可能なのである。ロマンがあって大変よろしい。密閉する事で空気や匂いが外に出にくいため、食べ残しなどを保管しておくのにも良い。アウトドアやキャンプでの野生動物対策にも理想的だ。

ガシガシ使える1mmステンレス

素材はステンレスで、厚みは1mmと丈夫な設計になっているのも特徴の一つ。熱い汁物などを入れた場合、時間経過と共に蓋が取れづらくなるが、蓋に付いているツマミを押すことで簡単に蓋を外すことが出来るようにもなっている。

熱源は直火、IH、シーズヒーターなど様々なタイプのコンロにも対応。アウトドアシーンから日常使いまで活用できるのは嬉しい。

細部までこだわったプロ仕様

今回登場した角型の表面はサンドブラスト仕上げになっていて、指紋や細かな傷が目立ちづらくなっており、アウトドアシーンにも最適。従来の丸型に対して形状的に水やお湯を注ぎやすいという点も見逃せない。鍋物の汁を注いだり、お湯を沸かしてカップ麺を作る時などに大活躍しそう。

缶のフチは一般的な「パイピングカール」という形状だと水切れが悪くこぼれれるリスクも高いが、仔犬印では「半カール」という形状を採用。パイピングカールだと裏側に汚れが溜まってしまうが、半カールなら洗いやすいというメリットもある。

鍋→雑炊のベストアンサー

我が家は季節問わず、キャンプの夜ご飯に鍋をする事があるが「角給食缶ミニ」は密閉できるという事もあり、前日の汁を残しておいて翌日の朝に雑炊としていただく際のベストアンサーであると自信を持って言える。

シンプルな構造なので、キャンプはもちろん自宅でも使い勝手が良い。料理好きキャンパーは特にプロが納得するその技術力を体感してみてはいかがだろうか。

このライターが書いた他の記事