日本の伝統文化をキャンプに取り入れるという試みは、これまでいくつかモデルケースがある。例えば日本人のアウトドアレジャーの原点である『野点』や、和のBBQと言ってもいい『七輪』、そしてアウトドアでは贅沢な暖の取り方でもある『コタツ』といった具合だ。
そして、日本人が発明したランタンの一種「提灯」が現代版として蘇るのが今回紹介するプロジェクト。その名もどこへでも連れていけるソーラーLED提灯「「ANCOH-庵光-」」だ。
提灯職人の技術によって生まれた火袋
「ANCOH-庵光-」の最大の魅力は、その火袋だ。単なるLEDライトを覆うケースではなく、提灯職人の技術を惜しみなく注ぎ込んだ、日本の伝統が詰まった逸品。開閉を繰り返すとどうしても劣化していく運命にあるのだが、職人の技術により劣化しにくい構造となっている。
この「火袋」にLEDの直線的な光が当たる事で拡散し、キャンプサイトに温かな光をもたらす。マグネットセンサーが搭載されており、折りたたむことで自動的に消灯する機能も提灯らしくてイイ。
高さ27mmに詰まったロマン
展開時には風格のある提灯が広がるが、収納時にはわずか高さ27mmの薄さに折りたたむことができるのが「ANCOH-庵光-」の特長の一つ。LEDモジュール、ソーラーパネル、バッテリーがコンパクトに詰め込まれているのも機能美を感じる。
もともと「提灯」の「提」の字は持ち歩けるという意味となっており、「提灯」で「持ち歩ける灯り」という事になる。その機能は現代版に再定義した提灯にも引き継がれており、行き帰りはコンパクトになり、ぶら下げてもヨシ、懐中電灯代わりに使ってもヨシという万能ギアに進化している。
TypeC充電&ソーラーパネル
TypeCポートを備えており、ポータブル電源やモバイルバッテリーから簡単に充電ができる点は、現代の生活スタイルにしっかりとフィット。基本的にこの手の電気を使うギアはケーブルを統一しておきたいのでありがたい。
満充電までは約4時間となっており、最大光量の場合は約5時間、最小光量の場合は約48時間の連続点灯が可能。さらにはソーラーパネルが搭載されている為、アウトドアでも充電が出来る。ただし、あくまでも緊急用としておいた方が良さそう。
ダイヤルで1600~6000Kまで調整可能
ダイヤルを回すだけで、1600Kの暖かい灯りから、6000Kの作業しやすい白色光まで調整可能。その間に2000K、3500Kとあり、4種類から設定が出来る。
キャンプのシーンによって光の雰囲気を変えることができるので、食事の際には明るい白色光を、リラックスした夜の語らいには暖かい橙色の光を使うなど、適宜必要な灯りを設定できる。
提灯が理に適した最新ギアへ進化
「ANCOH-庵光-」は、職人の技術が光る火袋、コンパクトな携行性、十分なバッテリー、そして自由に調整できる調光機能。これらすべてが融合した、まさに現代のキャンプシーンに最適化されたギアだ。
伝統と最新技術の融合が、キャンプという非日常の体験に特別な風情をもたらしてくれそう。
ギア
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