え?キャンプでテントを設営しないんですか?と聞かれそうですが、キャンプ場で車中泊を覚えてしまうとテントを張るのが面倒になる位快適でした。車中泊が可能なスペックの車と、最低限の必須アイテムがあれば、キャンプだけではなく、アウトドアアクティビティの幅が格段に広がります。特にキャンパーさんであれば車中泊で使いまわせるキャンプギアが沢山あるので、車中泊のハードルは高くありません。
車中泊で揃えておきたい必須グッズや快適ギアをまとめました。
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目次
車中泊でマストな3種の神器
車中泊をするにあたって、これが無いと始まらない必要最低限のグッズをまとめました。これさえあれば明日から車中泊デビューも夢ではありませんよ。
サンシェード・カーテン
就寝中に車内のプライバシーを守ったり、太陽や照明の眩しさから守ったり、遮光性を確保したり、日中の日差しで車内が高温になることを防ぐ等、車中泊でマストなアイテムがサンシェードやカーテンといった日よけグッズです。
フロントガラスを覆うシェードをお持ちの方は多いかとおもいます。お持ちでない方はこれが無いと車中泊は成り立ちません。数千円で購入できることと、普段使いでも大変便利なのでこの機会に購入しましょう。
運転席や助手席の窓を覆うシェードは殆どの方がお持ちでないと思うので、用意しましょう。リアガラスのようにスモークフィルムを入れる事が法律で禁止されているので、必須です。その車種に合わせて設計された専用のカーテンやシェードから、マグネットで簡単に装着できる数千円程度で購入できる汎用性の高いシェードまで、ラインナップは豊富です。
リアや後部座席はスモークフィルムを入れている方も多いかと思いますが、それでもシェードは必須です。更に遮光性を上げることでできて、冬の車中泊では窓ガラスからの冷気侵入を防ぐことが出来ます。
虫よけネット
夏場の車中泊は窓を開けないと暑くて寝れたものではありません。春や秋でも換気のために窓を開けたほうが快適な車中泊が出来ます。虫が車内に入らないようにするためのウインドーネットは必須アイテムです。
車種を問わず、窓にそのまま被せることが出来るタイプの蚊帳は大変便利です。嵩張らないうえに安いので是非購入したいところです。設置は秒で完了ですよ。
リアがハッチタイプの車でしたら、マグネットで簡単装着できる専用の大型メッシュカーテンを購入したいところです。流石に就寝中は防犯の観点から使えませんが、日中は風通しが出来て、就寝時に車内に熱が籠らず、快適になります。特にキャンプで車中泊をするのであれば頼もしい味方になること間違い無しです。
マット
フルフラットにできる車であっても、そもそもは就寝できる目的で設計されたものではないので、隙間やデコボコがあり、快適に寝ることは出来ません。しかも床は固いので長時間の睡眠には不向きです。何かしらのマットはマストアイテムになります。
キャンパーであれば何かしらのキャンプマットをお持ちだと思うので、そのまま車中泊で使いまわすことが出来ます。普段、テント泊で使っているギアがそのまま車中泊で使いまわせるのはキャンパーの強みですね。
ワンランク上の快適空間を目指すのであれば、クッション性や厚みのあるインフレーターマットやエアーマットがオススメです。テント泊でも快適な睡眠が出来るようになるので、この機会に購入を検討してみてはいかがでしょうか。
車中泊でそのまま使えるキャンプギア
キャンパーであれば大部分のキャンプギアを車中泊でそのまま代用できるので、出費を抑えることが出来ます。車中泊のハードルが低くなりますよね。そんな使いまわしができるギアを何点かご紹介いたします。
シュラフ
キャンプをしない方が車中泊を始める場合、寝具がハードルになってきます。自宅にある毛布を使うか、積載を抑える為にシュラフを購入するか、どちらかになります。この辺りはキャンパーにアドバンテージがありますよね。お使いのシュラフがそのまま車中泊グッズになりますよ。
ピロー
キャンプ用のコンパクト収納できる枕は、車中泊でも大活躍です。快適な睡眠を約束してくれるありがたいギアです。
LEDランタン
シェードを張り巡らせた車内は真っ暗です。就寝前に車内で過ごす為に照明器具は必須です。かといって室内灯を使うとバッテリーの心配があるのでお勧めできません。キャンパーであればLEDランタンを1個くらいはお持ちだと思いますのでそのまま使えますよ。
夏場に揃えたい快適グッズ
はっきりいって夏場の車中泊は暑くてたまったものではありません。そこで少しでも寝苦しさを解消する以下のグッズがあれば便利です。
ニトリのNクール
冷感マットや寒冷ブランケットがあれば寝苦しさの解消につながります。ニトリから発売されているNクールシリーズは接触冷感生地を使用した商品で、ひんやりとした肌触りで夏の暑さから解放されるのでお勧めです。極冷シリーズの敷きパッドとひんやりケット、ピローパッドを揃えれば快適です。
ポータブル扇風機
USB充電式のバッテリー内蔵のポータブル扇風機があれば、車内で風を循環できるので快適な睡眠が可能です。種類や風の強さにもよりますが、3時間程度は動きますよ。更に長時間使用したい場合はモバイルバッテリーを接続して利用する手もあります。
冬場に揃えたい快適グッズ
エンジンを切った状態だと、冬でも車内は外気温と同じ位気温が下がります。雨風は凌げますが、思っていた以上に寒そうですよね。厚手のシュラフがあればなんとかなりますが、それ以外にお勧めのグッズをご紹介いたします。
ニトリのNウォーム
ニトリから発売されているNウォームシリーズは吸湿発熱素材を使用した商品で、寝床内の水分を吸収して熱に変換するのでぽかぽかです。キャンプで愛用している方も多く、私も昔から愛用しています。あまりにも快適なので真冬以外はシュラフすら出さず、Nウォームだけで就寝している程です。こちらも敷きパッドと毛布、ピローパッドを揃えれば快適です。
ダウンパンツ・テントシューズ
コンパクトなのに高い保温力が魅力のダウンパンツやテントシューズは、登山やキャンプの防寒着として人気です。厚手のシュラフが無くても、ダウンパンツとテントシューズを着ていれば厚手のシュラフ並みの暖かさを確保できます。夜中にトイレに行く時も寒い思いをしないのでとても実用的です。
あると便利な快適ギア
車中泊をもっと快適にしたい場合は以下グッズがオススメです。
大容量ポータブルバッテリー
車中泊は勿論のこと、キャンプや災害時でも便利な大容量のポータブルバッテリーがあれば、車内でホットカーペットやポータブルクーラーを使うことも夢ではありません。値段は高いですが、車中泊を自宅並みに快適にしたいのであればマストアイテムではないでしょうか。
サンダル
車中泊で億劫なことといえば、車から出入りする時です。靴の履き替えは思った以上に面倒なので、サンダルがあればストレスから解消されます。クロックスは定番のサンダルですよね。
ルーフネット
出典:Amazon車中泊では荷物を置くスペースが限られてきます。ルーフネットは天井の空間を活用した天井収納が可能になる便利グッズです。数千円で購入可能で取り付けも簡単なのであると便利です。
小物入れ
車中泊では小物を置くスペースにお困りな方も多いかと思います。スマホや眼鏡といった、手に届く範囲に置きたい小物は、小物入れにまとめておくと何かと便利です。出来れば折りたたんで収納できるコンパクトなものがオススメです。
耳栓・アイマスク
出典:Amazonキャンプと同様に車中泊でもなかなか寝付けない方は耳栓やアイマスクがあると便利です。特にキャンプ場以外の環境では、車の音や街灯の光が気になるので常に備えておくことをお勧めします。
車に装備したほうが良いオプションパーツ
車中泊をするにあたって、車にこれらのオプションパーツが付いていると、より快適な車中泊ができると思うものを纏めてみました。
ドアバイザー
ドアバイザーは、車のウィンドウの上部を覆うように付いている樹脂製のカバーのことです。最近ではドアバイザーの需要が少なくなり、取り付けていない方も増えていますが、車中泊をするのであれば取り付けることをお勧めします。理由は雨が降った時に窓を開けることが出来なくなるからです。
たとえ冬であっても、密閉した状態だと空気が薄くなってくるので数センチ程度窓を開けて換気をした方が良いです。ドアバイザーがあれば突然の雨でも雨が入ることなく車内の換気ができますよ。
スモークガラス
最近の車のリアガラスにはUVカットされた薄いスモークが入っています。しかし、ひと昔前の車はスモークフィルムを入れてない場合、フロントガラス同様のクリアな視界です。スモークガラスであれば、面倒な時に後部座席やリアウインドウにカーテンを装着しなくても何とかなるので、面倒くさがり屋の方にはオススメかもしれません。
「動く秘密基地」車中泊は「フレキシブルさ」が最大の魅力
車中泊ができる最低限のグッズがあれば、キャンプ場だけではなく、長旅の途中にサービスエリアで快適な仮眠を取れたり、スキーや登山といったアクティビティで、駐車場で快適な睡眠をとりながら順番待ちが出来たりと、時間に縛られずにフレキシブルな行動が可能になります。予定に合わせて自由に行動が可能になる車中泊は、アクティビティの幅を広げてくれること間違い無しです。
快適な車中泊空間を作り上げて貴方だけの「動く秘密基地」を作りませんか?
ギア
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