岩本利達
RATELWORKSの新作ウィングタープ「NEMOS(ネモス)」で日陰を自在にコントロール

RATELWORKSの新作ウィングタープ「NEMOS(ネモス)」で日陰を自在にコントロール

サイトの居住空間をいかに効率よく広げるかは、キャンパーにとって永遠の課題ともいえる。ギアの配置や高機能化でクリアする場合もあるが、結構見落としがちなのが日差しの問題。

それに対し、ラーテルワークスが放つ「NEMOS(ネモス)」は、庇(ひさし)シートの取り付け位置を変更するだけで日差しを遮ることが出来るオープンタープを開発。タープは一度設置してしまうと移動するのが難しいので、こういった庇シートがあると重宝するだろう。

庇シートで影を自由にデザインする

NEMOSの最大の特徴は、自由自在に日差しをコントロールできる庇シートの存在。一般的なタープは、設営後に日差しの向きが変わっても動かすのは容易ではないが、このタープは庇シートの取り付け位置を簡単に変更できる為、影を好みの位置にデザインできる。日差しが強くなってきた時や、予想外の方向から照りつける陽射しにも柔軟に対応可能だ。

丈夫で安心して使える仕様も魅力

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NEMOSは、ただ拡張性が高いだけではなく、タープとしての出来も良いというのがRATELWORKSと言った所。一見何の変哲もない生地見えるが、実は4層構造になっており非常に高機能。

■シリコーン加工

撥水性の他にも高い耐久性を実現。相棒として長く使えるのは嬉しい。

■リップストップポリエステル生地

軽量なポリエステルで取り回しも良く、リップストップで引き裂き強度も高い。万が一、破れてしまっても伝線しづらいのは助かる。

■ブラック遮光PU

強力な遮光効果で日差しをシャットアウト。濃い影を作るのがタープ下の快適性を確保する秘訣だ。

■カラーPU&難燃加工

火の粉が当たっても難燃加工のおかげで安全性がアップ。カラーPUを施すことで美しさもアップしている。

かゆい所に手が届く優等生タープ

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NEMOSを一言で表すと、まさに「かゆい所に手が届く」タープだ。日差しのコントロール、耐久性、設営の簡便さとコンパクトさ、どれを取ってもキャンパーが求める要素を的確に抑えている。特に、庇シートによって影を自在に操ることができる点は、従来のタープにはなかった新たな利便性だ。

これまでのタープは、設営後に日差しの移り変わりに対応しきれないことが多かったが、NEMOSはその問題を解消し、より快適なチルタイムを提供してくれそうだ。なお、価格は39,800円とタープとしては比較的お高めだが、このスペックであれば納得だろう。

常識に囚われない拡張型ウイングタープ NEMOS(ネモス) 付属の「庇(ひさし)シート」を用いることでソロからファミリー、グループキャンプまで、より自由に楽しむことができます。
紹介
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  • 岩本利達
  • 岩本利達キャンプクエストNEWS編集部
  • NCAJキャンプインストラクター/JACオートキャンプ指導者
    『子どもを育む場としての「キャンプ」こそ持続可能な社会の第一歩』をテーマに、環境意識やサバイバル知識を高めるために日夜活動。ガジェット/ギアマニアの視点から最新アウトドアニュースをお届けします。

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