世界的に見ても珍しいグランドシート専門店「ハロアウトドア」を運営するmendが、新たに使われなくなったテントをキャンプギアとして生まれ変わらせるプロジェクト『MOTOTENT(モトテント)プロジェクト』を開始した。
第一弾として登場するのはストーブを保護するための「ストーブシート」。プロジェクト立ち上げ期という事でまだ具体的な情報が出ていないが、キャンパー心に火を灯す面白い取り組みだ。
大量に出るキャンプゴミを憂う
コロナ禍前から続いた第二次キャンプブームが落ち着いたタイミングで何が起こるかというと、キャンプをやめたキャンパーが使っていたテントのゴミ問題。もちろん他のギアのゴミ問題もあるが、テントは経年劣化するため、中古市場に出回る割合もそこまで多くはない。
これらのテントを含んだキャンプ用品をゴミにしないという使命感を基に、今回のプロジェクト「MOTOTENT(モトテント)プロジェクト」が始まったという訳だ。
グランドシート専門店のノウハウ
冒頭でも触れた通り、「ハロアウトドア」ではグランドシート専門店としてテントに合わせたグランドシートを製作してきた実績がある。場合によってはセミオーダーの様な形で制作する事もあるようで、こういった生地の縫製技術については信頼感がある。
今回のリリース情報でまだ明らかにされていないのが、廃棄される予定のテントをどういったチャネルで入手するのかという点。テントメーカー等と連携して入手するのか、ユーザー側から持ち込みが出来るのかによってストーリーが変わってくるので今後の展開を注視したい。
仕様は同ブランドの既存品に近いかも?
ストーブシートという事でリリースされた画像は、既にラインナップしている「アルパカストーブ専用 グランドシート」に近い仕様になっている様子。サイズは30cm×60cmからの展開でオーダー制になるとのこと。5cm単位のサイズ展開できるようなので、ストーブに合わせて調整が出来そうだ。
サイズによって価格は変動する様で、目安は4,000円~5,000円前後。ラウンドとスクエアの2種類と、カラーもオリーブとグレージュの2種類から選べる様だ。
石油ストーブユーザーは要チェック
石油ストーブを地面に置くと、汚れや傷がついてしまい管理に手間が掛かってしまうが、こういったストーブ専用のグランドシートがあればラクチン。オーダーでサイズを選べるというのもありがたい。
何より、廃棄されるはずだったテントが蘇り、再びサイトでキャンパーを助けてくれるというストーリーがイイ。気になる方は公式ページをチェックしておこう。
ギア
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