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キャンプギアのスタッキング性能を最大限まで活かせば収納はここまでコンパクトになる

キャンプギアのスタッキング性能を最大限まで活かせば収納はここまでコンパクトになる

キャンプの悩みとして誰もが抱える「荷物が多くて車に乗せきれない」問題。出来るだけ荷物が少なくなるように試行錯誤されている方も多いと思います。

キャンプの回数を重ねる度にどんどん増えてしまったギアの中でも、特に収納方法に悩む食器類をコンパクトにまとめる収納術をご紹介します。

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キャンプギアのコンパクト化は永遠のテーマ

キャンプに持って行くものはテントやタープ、そしてテーブルやチェア、クーラーボックスやバーナーなど、たくさんの大きな荷物が必要になりますよね。

そこで大きな壁となるのがキャンパーなら誰もが悩む車への積載問題です。キャンプでは道具は増える一方。いくら道具を揃えても車に積めなければどうしようもありません。

キャンプギアが一通り揃ってくると、さらに快適なキャンプを求めて持って行きたいものがどんどんと増えてしまいます。そうなると収納のコンパクト化が次のキャンプギアに求めるテーマになってきます。

そんなキャンプギアのコンパクト化で、我が家が取り組んだ食器類のスタッキング収納についてご紹介します。

究極のスタッキング術

キャンプ用に販売されている食器類の多くは、普段の生活で使う食器類とは違って小さく軽くできているものが多いですよね。そこで採用されているのがスタッキングです。

スタッキングとは、複数の食器を積み重ねてコンパクトに収納できるようにすることです。今やほとんどのアウトドア用マグカップやクッカーなどは、スタッキングが出来るように考えられて作られています。

アウトドア用の異なる商品同士を組み合わせて、さらに無駄なく空間を活用できるように考えたのが「究極のスタッキング」です。

通常のスタッキング

シェラカップはブランドが異なってもサイズが同じなので、スタッキング出来るようになっています。マグカップは持ち手が畳めるようになっているので、大きいサイズの中に小さいサイズを収納出来ます。

スノーピークのチタンダブルマグ450の中に、チタンシングルマグ300をスタッキングしています。チタンダブルマグ300だとサイズが少し大きいので、チタンダブルマグ450の中には入りません。

マトリョーシカ スタッキング

チャムスのホーローコンテナボックスと100均セリアの小物入れ。これは大、中、小と3つのサイズが順に収納出来るようになっています。

ロシアのマトリョーシカ人形のようなので、マトリョーシカ スタッキングとオリジナルで命名してます。


収納時は一番大きいサイズの一つ分の大きさになるので、収納スペースを節約できます。

組み合わせのスタッキング

食器類はスタッキングできる製品がたくさん市販されていて、選択肢の幅は広いですよね。

写真右手のシルバーの方は、4種4人分の器を重ねて収納できるステンレス製の食器、スノーピークのテーブルウェアセットファミリーです。

手前のシェラカップはスノーピークとチャムスのものを重ねています。

写真左手のブラックの方は、5インチ、3.5インチの二種のチャムスのブービーミニスキレット。普通のスキレットとは違ってかなり薄く出来ていて、スタッキング性能が素晴らしいです。

異なる製品を合わせてスタッキングすると、さらにコンパクトに収納出来ます。

お皿はスノーピークのテーブルウェアセットファミリーの中に、シェラカップ5枚をスタッキング。合計で19枚のお皿になります。

スキレットは5インチ3枚の中に3.5インチ4枚をスタッキング。合計で7枚のスキレットになります。


スタッキングした時に重要なのが、隙間は出来る限り少なく、無駄なスペースを残さないことです。このスタッキングは高さが非常に低く抑えられているのがポイントです。

ちょっとした隙間も有効活用

タンブラーや小物入れなどの雑貨類も可能な限りスタッキングできるものを揃えています。

スタンレーのスタッキングタンブラー、マーキュリーのミニバケツ、2つをスタッキング。それぞれの上部に先程ご紹介したマトリョーシカ100均ケースをスタッキングしてます。


100均のケースをスタッキングしても高さが少し変わるだけ。コップの中の狭いスペースも有効に活用出来ます。

収納ボックスの最大活用

スタッキングした食器類をコンパクトする収納するためには、収納ボックスの選択も重要です。

我が家の場合は、収納ボックスを先に決めて、そのスペースを効率良く使えるように食器類のギアの選定や、スタッキングの組み合わせを考えるようにしました。

アイアールベース stack収納BOX

我が家が選んだ食器の収納ボックスは、アイアールベースのstack収納BOX。ひのきの自然な風合いが魅力の木製のボックスです。

このボックスは、収納スペースが上段と下段の二つに分かれています。上段は上に、下段は手前にと、それぞれの扉の開き方に特徴があり、その利点を活かした収納が出来ます。

ポイント

上段:扉が上に開き、上から出し入れ
下段:扉が前に開き、手前から出し入れ

シンプルな木製ボックスの中身は

中身から取り出した食器はこれだけのものが入ってます。家族4人分の食器類ですが、ゲストが来ても対応できる数になってます。

チェック

  • ステンレスお皿:16枚
  • シェラカップ:5枚
  • スキレット:7枚
  • スタンレータンブラー:2個
  • チャムスマグカップ:2個
  • スノーピークマグカップ:4個
  • チャムスホーローポット&ホーローコンテナ
  • スノーピーク コーヒードリッパー
  • ナルゲンボトル コーヒービーンズキャニスター
  • アコーディオンコンテナ
  • マーキュリーミニバケツ、THORミニダストボックス
  • 100均収納 他

下段は食器類をスタッキングして収納


下段の高さギリギリになるようにコップや食器をスタッキングしています。それぞれを積み上げて縦長にすることで、手前からの収納がし易くなります。


収納スペースを無駄無く使えるように、そして中でモノが暴れないように、隙間が出来るだけ少なくなるように収納しています。

手前の扉は開いた状態で固定されるので、手前のものを扉の上に置きながら奥のものを取り出すことが出来ます。

キャンプで頻繁に使うものは手前の扉の棚に置いておけるので、出したり片づけたりをしなくてもすむのは便利ですね。

上段はカラトリーや小物を小分けにして収納

上段は、食器と一緒に使う小物、カラトリーなどを収納します。上の扉が開いた形で固定出来るので、必要なものが探しやすく出し入れもし易いです。

ポイント

  • 100均のウッドボックスを活用することで、仕切りを付けて整理
  • お箸やスプーン、フォークなどは、箱ごとテーブルに持っていけるので便利


上に開く扉は、飾りボードとして使うことが出来ます。飾った小物はそのまま箱の中に入るようにしておけば、設営撤収時の時間短縮にもなります。

収納力を兼ね備え、でもそれだけではない魅力的なギア達

キャンプギアとしての強みであるコンパクトな収納性、スタッキング性能。そんな特徴を十分に生かしたギアは、クッカーなどの調理関係のギアにも多くの製品が出ています。

今回は収納性だけではなく、他にも魅力を兼ね備える調理関係のギアをご紹介します。

ユニフレーム fan5DX

キャンプ用のクッカーとして愛用している方も多い人気商品、ユニフレームのfan5DXです。我が家でもキャンプ始めた時からずっと使い続けています。

fan5DXは、ライスクッカー・フライパン・大小の鍋・バスケットの5つが、綺麗にスタッキングして収納できる便利なクッカーセットです。

我が家の一番のお気に入りはこのライスクッカー。ご飯が簡単に、そして美味しく、見た目もとっても綺麗に炊けます。家の電気釜よりも美味しく炊けるのでキャンプでのご飯が楽しみになります。


fan5DXは、鍋類が3つに対してフライパンは1つしかありません。我が家では、モンベルのアルパインフライパン16を追加しました。fan5DXのフライパンの中にスタッキングが出来ます。

SOTO ステンレスヘビーポッド GORA

本格的な料理ならこれ、SOTOのステンレスヘビーポッド GORA。

GORAは、大中小の3つのステンレス製の鍋と蓋がセットになっています。かなり重厚な作りになっていて熱伝導に優れているクッカーです。ダッチオーブンのような本格的な料理を好む方にはもってこいですね。

ポイント

  • リフター(取っ手)は、蓋と磁石でくっつくようになってます
  • リフターを、蓋を立てる支えとして使うことが出来ます
  • 蓋も出っ張りがないので、食材置きや、盛り付け用のお皿などにも使えます


付属品のすべてがスタッキング出来て、収納ケースも付属。SOTOのダッチオーブンの中にそのまま入ってしまう大きさで、一緒にスタッキング可能です。

スノーピーク コロダッチオーバル

ダッチオーブンと言えば、大きくて重くて扱いずらいイメージがありますよね。

コンパクトで少人数でも手軽に利用できる、そんなダッチオーブンがスノーピークのコロダッチオーバルです。普通のダッチオーブンと比べてコンパクトなので、食器と一緒に収納したりと収納性は抜群です。


雑誌fanの付録でキャンパーに人気のロッジディスペンサーボトル。コロダッチの中に入れてスペースを有効活用できます。

キャンプギア収納を振り返って思うこと

キャンプを長く続けていると、所有するギアも新しいものに入れ替わったりしますが、その度にキャンプギア収納の奥の深さを感じさせられます。

キャンプギアの選択については「機能性や使いやすさ」が一番だと思いますが、「収納性」を犠牲には出来ません。ギアをコンパクトにして綺麗に収納できたとしても、取り出したり片づけたりするのに時間がかかってしまうとキャンプでは不便さを感じてしまいます。

そして、キャンプは日常の生活では味わえない特別なもの。デザインや色に拘ってギアを揃えたり、雑貨や小物など綺麗に飾ったり、華やかにしてテンションを上げていきたい。見た目も重要ですよね。

そういう様々なことを考えて、自分に最適なキャンプギアを見つけていくのが、キャンプの一つの楽しみだと思いませんか?


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  • 子供達のたくさんの笑顔を見るためにキャンプ始めました。キャンプ始めて8年経ちましたが、気持ちはまだ初心者。キャンプ行くたびに新しい発見の日々です。そんな中で閃いたアイデアや苦い経験から学んだことをお伝え出来ればと思います。

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