コロナの影響で旅館を控える代わりにキャンプ場の需要が高まっているそうです。とはいえ、キャンプ未経験者がいきなりキャンプデビューは結構なハードルですよね。ファミリーキャンプの経験があるご家庭でも、「うちの奥さん、キャンプがあまり好きではなくて」という、旦那さんの悩みをよく耳にします。
そんな時は埼玉県の奥秩父にある「ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場」を検討してみてはいかがでしょうか。奥様達やキャンプ未経験者が次も行きたい!と絶賛の「ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場」の人気の秘密に迫ってみました。
目次
ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場の人気ポイント
ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場は関越自動車道花園インターから車で約1時間。埼玉県の西に位置する奥秩父にあるキャンプ場です。
高速を降りてから若干距離はありますが、キャンプ場までの道のりは自然豊かな景色が続くので、ストレスになることはありません。標高は400メートルと決して高くはありませんが、キャンプ場の傍には荒川が流れていて、冬の観光名所「三十槌の氷柱(みそつちのつらら)」を望むロケーションでした。
「ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場」の人気ポイントを纏めてみました。
とにかくオシャレ
ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場を一言で表現するならば「とにかくオシャレ」。これに尽きるのではないでしょうか。キャンプ場とは思えないとてもオシャレな雰囲気で、モダンな建物が出迎えてくれます。キャンプ場に到着した瞬間に奥様のテンションがマックスになること間違いありません。
とにかく綺麗
ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場はトイレから炊事場周り、サイトに至る全てが大変綺麗です。しかも虫が入ってこないようにトイレや炊事場は扉付きです。どの設備もオシャレで快適なので、奥様から不満が出るはずがありません。
キャンプ未経験者の強い味方「楽々キャンプパック」
「コロナで旅行は怖いので、キャンプデビューしたい!でもキャンプをしたこともないし、道具も持っていないし、ハードルが高いです。」そんなキャンプ未経験者に朗報です。
ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場には手ぶらでキャンプをできる「楽々キャンプパック」というサービスがあります。キャンプに必要な道具一式のレンタルは勿論のこと、なんと設営・撤収もスタッフの方が行ってくれます。手ぶらの上に何もしないでキャンプができるなんて最高だと思いませんか?有料ですが利用する価値はありますよ。
この日は結構なキャンパーさんが「楽々キャンプパック」を利用していて、予想以上に需要が高いことに大変驚きました。これからの時代「楽々キャンプパック」のような手ぶらでキャンプが出来るサービスがあるキャンプ場は、引く手あまただと思います。
ウッドデッキサイトがオシャレ
ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場でキャンプをするのであれば、ウッドデッキサイトをおさえたいところです。テントサイトにウッドデッキ備え付けのオシャレなサイトで、ウッドデッキから荒川を見下ろせるリバービュー。芝生や植栽が綺麗に整備された人気の区画です。
カフェがある
オシャレな場所にカフェあり!キャンプ場にカフェがあるなんて、奥様が喜ばない訳がありませんよね。冬は三十槌の氷柱(みそつちのつらら)をカフェから見ることが出来るのでキャンプ以外でも観光スポットとして人気です。
川遊びができる
ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場の下を流れる荒川で川遊びや釣りができます。水量はそこそこあるので、大人同伴での川遊びが義務付けられています。川の対岸は切り立っていて危険な為、立ち入り禁止となっています。
残念ながらこの日は連日の豪雨で荒川の水位が大変なことになっていたので立ち入り禁止でした。
温泉が近くにある
出典:大滝温泉遊湯館キャンプが苦手な奥様の悩みの一つがお風呂です。ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場には24時間利用可能なコインシャワーがあります。シャワーは人気のようで、いつも混んでいるという口コミを目にしましたし、実際混んでいました。
そんな時はキャンプ場から車で約5分の場所に「大滝温泉遊湯館」があるので、そちらを利用してみてはいかがでしょうか。キャンプ利用者には入浴料の割引券の配布サービスもあるので、利用しない手はないですよね。
最後の切り札「バンガロー」
どうしてもテント泊は嫌だ!そう言われてしまったら最後の切り札があります。バンガローです。絶好のロケーションに建つバンガロー「TULALA」が3棟と、キャンプ場を見下ろす最高のロケーションに建つバンガロー「ルーフイーグル」が2棟あります。
まるでペンションのようなオシャレで綺麗な建物で、リゾート感満載です。私も一度は泊まってみたい施設です。
ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場の施設案内
ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場の施設を写真付きでご紹介いたします。用語もオシャレで期待感が膨らみますね。
管理棟
とてもモダンな建物です。デザイナーズ物件のようなオシャレ100%の建物でしたよ。受付とショップ、コンサバトリーキッチン、カフェがあります。2階は宿泊用のロフトということです。
受付では禁止事項の説明を受けます。ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場は禁止事項が沢山あるので、しっかりと説明を聞きましょう。売店はオールウッドの壁に商品がオシャレにディスプレイされているのですが、コロナの影響で売店に入ることが出来なくなっていました。
バリアフリートイレ
石積みの設計のオシャレな建物です。バリアフリー構造なのでストレスなく使うことが出来ます。扉付きなので虫がはいってきません。虫が苦手なキャンパーさんにとって大変ありがたいのではないでしょうか。
コンクリート打ちっぱなしのオシャレな鏡付きの洗面台があります。クレンジングや歯磨きをするときに便利なので、奥様のテンションもあがることでしょう。
言うまでも無く便座は暖かく、ウォシュレット付きです。本当にキャンプ場とは思えないオシャレな雰囲気のトイレです。
真ん中にある多目的トイレは、おむつ交換台付きのゆったりとしたスペースなので、お子様連れのキャンパーさんには心強いですよね。
コンサバトリーキッチン
管理棟内にあります。炊事場ではなく、コンサバトリーキッチンというところがオシャレですね。キャンプ場で初めて見る施設です。サンルームから太陽の光が差し込み、とても明るい雰囲気です。
ガラス張りのキッチンは虫が入ってこないので快適です。ステンレス製のシンクは、キャンプ場とは思えないオシャレさですね。当然お湯が出ます。
更に凄いのが、ガス台がシンク隣に備え付けられているところです。レストランの厨房を思わせる本格的な設備です。有料ですが、コンサバトリーキッチンで調理ができるのはポイントが高いですね。
ランドリー
コンサバトリーキッチン内のコンクリート打ちっぱなしのオシャレエリアに乾燥機付きのランドリーが2台あります。長期滞在では強い味方になりますね。
コインシャワー
トイレの奥にシャワーブースがあります。こちらもオシャレな作りです。1回200円(6分)と有料ですが、24時間利用できるので好ポイントです。
自動販売機
管理棟前にあります。自動販売機までオシャレですね。徹底しています。ちょっとした時にドリンクを買うことができるのは助かります。
パウダールーム
キャンプ場で初めて見る施設です。これは奥様のテンションもマックスになること間違い無しです。ここまで女性目線のコンセプトのキャンプ場は見たことがありません。
コンセントは勿論のこと、扇風機からなんとエアコンまで完全フル装備です。ここまで完璧だと奥様もメロメロではないでしょうか。確実に奥様のリピート狙いのコンセプトですね。
カフェダイニング
管理棟に併設しているカフェダイニングは、テラスから荒川を望む絶景スポットです。テラスには小さな子供が遊べる遊具があるので、ファミリーキャンパーさんにはありがたいですよね。
残念なことにコロナの影響で営業中止中でした。
手持ち花火スペース
管理棟の前にあります。現在コロナの為、使用禁止となっています。花火は出来ないのでご注意ください。
バンガロー
荒川を見下ろすリバービューのバンガロー「TULALA」が3棟、ルーフ付きの「ルーフイーグル」が2棟あります。ペンションのようなオシャレな設備でキッチンの調理器具も必要なものが全て揃っています。勿論ベッドルームやお風呂、トイレも完備しています。
詳しい内容を知りたい方はこちらからご確認頂けます。
ロフト
管理棟の2階にあります。テント泊は嫌だけどバンガローだとキャンプ感が薄くなるし。といった方にお勧めです。トイレや炊事場、シャワーは無く、寝具等も無いのでテント以外のキャンプ道具は自前で用意する必要があります。
詳しい内容を知りたい方はこちらからご確認頂けます。
ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場のサイトレビュー
出典:ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場は「オートキャンプサイト」「林間サイト」「ウッドデッキサイト」の、異なる3つのサイトがある車乗り入れ可能なオートキャンプサイトです。全部で35区画あります。
ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場のキャンプサイトを写真付きでご紹介いたします。
オートキャンプサイト
電源付きサイト10区画を含む、全16区画で構成されています。程よく木陰はありますが、気持ち程度の日よけにしかならないので、タープが必要になってきそうです。駐車スペースが砂、テントを設営する場所が芝生と、しっかりと区分けされています。
A~Cでサイトが区切られていて、Aサイトが山側の背後に石垣が組まれたサイト。Bサイトが日当たりの良さそうなフラットなサイト、下段のCサイトがプライベート感があるサイトとなっていました。
林間サイト
電源付きサイト3区画を含む、全8区画で構成されています。木陰があるので木漏れ日が気持ちよさそうです。駐車スペースがコンクリート、テントを設営する場所が芝生、バーベキュースペースが砂と、しっかりと区分けされています。
ウッドデッキサイト
電源付きサイト2区画を含む、全11区画で構成されています。なんといってもウッドデッキから荒川を見下ろすことが出来るリバービューが魅力です。駐車スペースが砂、テントを設営する場所が芝生、バーベキュースペースがウッドデッキになっています。ウッドデッキは川沿いでフェンスがあります。こちらもしっかりと区分けされています。
サイトの地面の特徴
サイトの地面はテントを設営する場所が芝生で、駐車スペースは砂かコンクリートです。ウッドデッキサイトは、川沿いにウッドデッキエリアがあります。焚き火台をはじめ、鉄板等の直置き、蚊取り線香など、火があるもの、熱いものは芝生上での使用は一切禁止です。これらは全て砂地、もしくはウッドデッキで使うルールになっています。
傾斜はあるの?
傾斜は殆どありません。どの場所にテントを設営しても困ることは無いでしょう。
水はけのよさは?
水はけについては公式ブログに詳しく書かれていました。暗渠排水が施されているので良好そうですよ。
ペグの刺さり具合は?
ペグの刺さり具合は良好です。とはいえ、プラスチック製のハンマーだと大変だと思います。場所によってはペグが抜けやすい土壌もあるので、なるべく芝生に収まるようにテントの設営をしたいところです。
プライベート感
区画をロープで区切っているだけなのでプライベート感はゼロです。サイトの広さの問題やや設営場所が指定されていることもあり、隣同士の距離はかなり近くなります。
「オートキャンプサイト」のCサイト、「林間サイト」「ウッドデッキサイト」の一部については隣同士で段差をつけて高低差を持たせているので若干マシですが、それでも隣同士は近いです。
サイトの広さ
サイトの広さは大体8×8m~8×9m程度ということです。但しどのサイトも駐車スペースとテント設営用の芝エリアが半々で分かれているので実際にテントを設営できるスペースは8x4程度と、かなり狭い範囲になります。
広さのイメージとしては大型のトンネル型テントはギリギリ設営できますが、巨大なドームテントや正方形タイプの巨大テント、タープについては、かなり厳しい印象です。レイアウトで頭を悩ませるかもしれません。尚、芝生への車の乗り入れは禁止ですのでご注意ください。
ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場の特記事項
ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場で事前に知っておきたい情報を纏めました。
利用者制限がある
ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場は、誰でも利用できるわけではありません。基本、グループでの利用は禁止で、学生グループの利用は完全に不可です。
混雑時は大人だけのグループ、2区画を超えるグループの利用も不可です。尚、混雑時に現地で知り合いが合計3組以上になる場合も申し込みをお断りで、発覚した場合は退場と、グループには大変厳しいキャンプ場です。逆に夜は静かで騒音トラブルが起こり辛いので、家族だけでゆっくりと快適にキャンプができます。
ペット不可
ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場はペット不可です。発見次第退場と、かなり厳しいのでペット連れのキャンパーさんは諦めるしかありません。
チェックアウト時間が早い
ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場のチェックアウト時間は10時です。初心者キャンパーさんにとって10時撤収は大変に厳しいと思います。テントサイトの山側は朝日が当たらない為、乾燥撤収するには時間が足らないでしょう。
次の利用者がいない場合は有料でチェックアウトの時間を延長可能なので、乾燥撤収をしたい方や、ゆっくりされたい方は申請してみてはいかがでしょうか。
ゴミ捨ては有料
ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場はゴミ捨て可能ですが有料です。燃えるゴミ用、燃えないゴミ用で、それぞれ220円でゴミ袋を購入します。
キャンプ未経験者と奥様に優しいオシャレな高規格キャンプ場
いかがでしたか?まるでペンションのようなオシャレなキャンプ場で、奥様やお子様も安心してすごせる高規格なキャンプ場ということがお判りいただけたのではないでしょうか。特に女性キャンパーさんには大変人気で、アウトドアが苦手な奥様でも次も行きたい!と、大絶賛のキャンプ場です。
今回キャンプ場に行って一番驚いたことが、「楽々キャンプパック」の需要が予想以上にあるということです。コロナの影響で旅行の楽しみ方に変化が訪れていることを実感しました。新しいレジャーの形なのかもしれませんね。
奥様の説得で頭を悩ませているキャンパーさんや、これからキャンプデビューをしたいというキャンプ未経験者の皆様には大変お勧めなキャンプ場ですよ。
ギア
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