焚き火を楽しむためのこだわりのギアをお届けする「TAKIBISM」から、ハンドメイドの鉄製ケトル「フェトル」が10月8日(金)から発売される。見た目からして無骨で渋い雰囲気がプンプンするキャンパー垂涎のギア。平たく角張ったこの形にも秘密があるようだ。
目次
焚き火での煮出しコーヒーにぴったりなデザイン
見たことあるような無いようなという不思議なデザインだが、その秘密は「スカンジナビアンスタイル」にあった。スウェーデン、ノルウェー、デンマークのスカンジナビア半島にある3つの国に代表されるような北欧のスタイルがスカンジナビアンスタイルと呼ばれており、ことコーヒーに関してはドリップよりも古い歴史を持つ。
別名「焚き火コーヒー」とも言われており、まさにアウトドアを楽しみながら飲むクラシックなスタイルなのである。スカンジナビアンスタイルでは平たく、焚き火の熱に耐えられるケトルが使われることからTAKIBISMのコンセプトにマッチしており、今回のプロダクトにつながったと思われる。
ケトル自体は鉄工職人が一つ一つ手作業で加工しており、同じものは1つと存在しないというのが物欲を刺激してくる。蓋の部分にはシリアルナンバーがついており、所有欲を満たすニクい演出も。
コンパクトながらも容量約1リットルで利便性が高い
煮出しコーヒー専用かと言われればそういう訳ではなく、もちろんお湯を沸かすために使ってもいい。平たく角ばったデザインなので、コンパクトながらも充分な容量を確保でき、約1リットルも水が入る。一般的なカップめんのお湯の量が300~400mlなので、2人分の食事と食後のコーヒーまで楽しめるだろう。
焚き火を楽しみながらお湯を作り体の中から暖まるのも、寒い時期のキャンプの楽しみの一つ。こういった焚き火の高温に対応したケトルは一つ持っておくと、焚き火を120%楽しめる。
TAKIBISMのフライパンディッシュが一緒に入る特製ケース付き
フェトルには倉敷帆布の老舗である「TAKEYARI」製の特製ケースが付属しており、ピッタリ収納することが出来る。TAKEYARIは帆布の一大産地である倉敷にて、今でも職人が生地を織っている創業130年の老舗企業。職人のプロダクトに更に職人のプロダクトを重ねてくるあたり、通のツボを押さえている。
なお、フェトルの他に別売りの「フライパンディッシュ(小)」が1~2枚収納可能。フライパンでありながら皿としても使用できる調理器具で、簡単な料理にも便利そうだ。
こういうケトルを使って玄人感を出したい!
焚火を楽しみながら調理が出来るギアは数あれど、デザイン性が高くて使い勝手がいいものは多くない。フェトルはお値段27,500円と安いものではないが、火入れによって変わる表情と経年変化を楽しめるので、一生を共にするケトルとしては最適。硬派なキャンプスタイルを目指している方には間違いなくオススメだ。
製品仕様
ブランド | TAKIBISM (タキビズム) |
---|---|
価格 | 27,500円 (税込) |
内容 | ケトル、ケース、磁石 (取っ手固定用)、説明書 |
サイズ | 直径160mm、高さ80mm、取っ手を伸ばした時の高さ175mm |
重量 | 約580g |
容量 | 約1,000ml |
項目素材 | フェトル本体 鉄 / ケース 帆布 |
オンラインストア | https://store.upioutdoor.com/products/takibism-fettle (2021年10月8日販売開始予定) |
ギア
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