第二次キャンプブームが始まってしばらく経ち、初心者もベテランも入り混じってキャンプをする中で問題視されているのが「焚き火のマナー違反」である。目撃率はなんと8割という結果が出ていることから、キャンパー達にとって危急の課題と認識してもらう必要があるだろう。
ブームがカルチャーへと変遷している今だからこそ、焚き火のマナー違反について考えてみたい。
禁止区域での「焚き逃げ」や「焚き火跡」の目撃率はなんと8割

アウトドア総合情報サイト「TAKIBI」を運営をする株式会社フォーイットの調べによると、約8割のキャンパーが「焚き逃げ跡、禁止区域での焚き火跡を見たことがある」と回答したというから驚きだ。
「焚き逃げ」とは焚き火が終わった後の炭を片付けていないという事。また禁止区域での焚き火とは、直火禁止のサイトで焦げ跡を見たという事だ。
言うまでも無いがこれらの行動はマナー違反。火災の恐れや自然破壊につながるという事からキャンパーとしては失格といっても過言ではない。
そもそもなぜ焚き火が制限されているか

第一次キャンプブームの頃は直火OKのサイトも多かったそうだが、今では芝生や土中の微生物が死んでしまうことからNGとなっている所が増えてきている。
やりかたによってはサイト内の特定の場所なら可能だとは思うが、キャンプ場としてはルールを守っているかどうかのチェックをし切れないという事からも一括して制限していると考えられる。
もしかしたら、キャンパーが全員完璧にマナーを守っているのであれば制限しているキャンプ場も今よりは少なかったのかもしれない。
キャンプ場関係者に聞いてみた

かなり厳しい意見だったのでキャンプ場名は伏せておくが、とある人気キャンプ場の管理者は次のように語る。
「当キャンプ場でも直火は禁止、焚き火台を使用してもスパッタシート(焚き火シート)などを下に敷いてもらう様にお願いをしています。さすがに直火は見ませんが、明らかに芝生が焦げている所も多く見受けられます。焚き火台を使っているからと言って、自然破壊をしないという訳ではありません。その意識が欠落しているキャンパーは多いと感じています。」
「また、キャンプブームの中で初心者のマナーが悪いことが取り上げられていますが、どちらかというと年に数回宴会目的でキャンプ場に来る方たちの方が圧倒的にマナーが悪いです。何度も注意したことがありますが、そういった方たちは芝生がどうなるか分かっていても焦がすのでタチが悪いですね」
キャンプ場を利用する上で、最低限のマナーやルールを守れないのであればキャンプをするべきではないだろう。
意識向上だけでは足りないかも?

一人のインストラクターとして言わせてもらうのであれば、もはや「意識の向上」だけで焚き火マナーの改善が出来るステージにはなく、説明をした上で故意に芝生や土を傷つけた場合は何らかのペナルティは必要だろう。
マナー違反をしているキャンパーが一番悪いのだが、周りのキャンパーの目や、キャンプ場スタッフの巡回も抑止のために必要なのかもしれない。
ギア
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