キャンプクエスト編集部
観音崎公園バーベキューエリア詳細|キャンプや焚き火が無料で楽しめるスポット紹介

観音崎公園バーベキューエリア詳細|キャンプや焚き火が無料で楽しめるスポット紹介

神奈川県の三浦半島にある「県立 観音崎公園」には、無料でバーベキューやデイキャンプが楽しめるスペースが設置されています。

目の前には観音崎海水浴場があり、夏場は人で賑わう人気のエリアですが、冬は利用者も少なく、静かにデイキャンプが楽しめる穴場スポットとなっています。テント設営や焚き火ができて利用料も無料なので、神奈川県内で予約不要のデイキャンプ場やバーベキュー広場を探している方におすすめですよ。

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観音崎公園キャンプエリアの基本情報

住所 〒239-0813 神奈川県横須賀市鴨居4-1262
電話番号 046-843-8316
営業期間 通年営業
利用時間 24時間営業
※バーベキューは駐車場の開門から閉門1時間前まで
(第1駐車場は午前5時~午後7時まで営業)
利用料 無料
駐車場 第1~第5駐車場まで完備(全279台)
・キャンプ利用者は第1、第2駐車場がおすすめ
・シーズン中の平日、土日祝日は有料、シーズン外の平日は無料
・バイクは第2駐車場を利用可能
【普通車】
ハイシーズン:880円
通常シーズン:550円
【バイク】
ハイシーズン:100円
通常シーズン:100円
【大型車】
ハイシーズン:1430円
通常シーズン:880円
水道・トイレ 有り
公式サイト 県立 観音崎公園

観音崎公園は東京湾に突き出た岬のほぼ全域に広がる広域公園です。観音崎周辺は、房総半島との距離が最も狭い海域であり、展望台や海沿いの園路からは、フェリーやコンテナ船、タンカー、貨物船など様々な船が行き交う姿を眺めることができます。

観音崎公園でキャンプやバーベキューができる場所は、海水浴場がある観音崎園地の一部が指定エリアとなっており、年中無料で誰でも利用することができるスペースとなっています。

利用時の注意事項

観音崎公園バーベキュー指定エリアの利用ルール

  • デイキャンプ利用のみ(宿泊は不可)
  • ゴミはすべて(灰・燃えかす含む)持ち帰り
  • 直火・花火・キャンプファイヤーは禁止
  • グリル、コンロなどの専用器具を必ず使用すること

無料でキャンプスペースを利用するにあたり、上記ルールは必ず守りましょう。違反者が増えるとキャンプの利用が制限・禁止される場合があります。

ゴミのポイ捨てや不法投棄している人を発見した方は下記までご連絡下さい。

  • 警察署 横須賀警察署生活安全課 046-822-0110
  • 市の連絡先 資源循環部廃棄物対策課 046-822-8469
  • 公園管理者 観音崎公園パークセンター 046-843-8316

その他の注意事項や公園からのお知らせは公式サイトにてご確認下さい。

キャンプサイトの予約・申込方法

  • 予約不要
  • 指定エリアでのみテント設営やバーベキューが可能
  • 利用時間は駐車場の開門から閉門1時間前まで

観音崎公園は予約不要で、誰でも自由に利用することができますが、駐車場の空いている時間のみの利用となります。キャンプで宿泊することはできず、デイキャンプのみとなっているので注意してください。

キャンプ利用者の駐車場

観音崎公園の駐車場は全部で5ヵ所ありますが、キャンプやバーベキューを利用する際は指定エリアの近くにある第1駐車場か、第2駐車場を利用することをおすすめします。

観音崎公園 第1駐車場

観音崎公園第1駐車場は最大50台まで駐車できて、営業時間が一番長い駐車場です。車で来る際はこちらの駐車場を利用するのがおすすめ。平日は無料で利用できますが、土日祝日は1日550円、夏休みやGWを含むハイシーズン期間は1日880円となります。

バイクはこちらに駐車できないので、すぐ隣にある第2駐車場に停めましょう。

観音崎公園 第2駐車場

第1駐車場から道路を挟んで対面に最大131台まで駐車できる第2駐車場があります。こちらは二輪車も停められますが、営業時間が8時~17時までと少し短くなっていますので注意してください。

こちらも平日は無料で利用できて、土日祝日は普通車が1日550円、バイクは1日100円となっています。夏休みやGWを含むハイシーズン期間は普通車は880円となりますが、バイクはそのまま100円で利用可能です。

観音崎公園の施設案内

観音崎公園には岬の灯台や美術館、レストランや砲台跡など色んな見どころや観光スポットがありますが、公園内は広くてすべては紹介しきれないので、ここではバーベキューエリアをメインでご紹介します。

公式サイトでは観音崎公園の「みどころMAP」も紹介されていますので、そちらもチェックしてみて下さい。

キャンプエリアの様子

テント設営もできるバーベキューエリアは、海沿いに広がる観音崎園地の一部が指定されています。

地面は芝生ですが、一部エリアは海に向かって傾斜しているので、テントやテーブルを設置する時はなるべく傾斜の少ない場所を選びたいところ。冬の時期なら利用者も少なく、好きな場所が選び放題です。

バーベキュー指定エリアの目の前は観音崎海水浴場となっており、夏には多くの海水浴客やバーベキューを楽しむ人が訪れる人気スポットとなります。

浜に沿って歩道が整備されており、歩道の両サイドにも設営は可能ですが、歩道上に荷物やテントがはみ出して歩行者の邪魔になってしまわないように気を付けましょう。

歩道を少し歩くと第2バーベキューエリアと言えそうな小振りな広場があり、こちらでもデイキャンプやバーベキューが可能です。海上を行き交う船や、対岸に広がる房総半島を眺めながら静かにソロキャンプを楽しみたいなら、こちらのエリアが良いかも知れません。

水道・かまど・炊事場

公園内には1ヵ所だけ洗い場が設置されています。飲用可能かは不明ですので、飲料水は持参した方が良いでしょう。スポンジや洗剤などは設置されていませんので、環境に優しい洗剤を用意するようにしましょう。

トイレ

公園内には複数個所にトイレが設置されていて、どこも綺麗に清掃されていました。バーベキューエリアからだと第1駐車場にあるトイレが一番近いと思います。男性用個室は和室が2つ、洋式が1つありました。歩道の奥に歩いて行った先にもトイレがありましたので、そちらを使用しても良いと思います。

備え付けベンチ

テント設営することを考えるとスペースは狭いですが、備え付けのベンチがある場所もあります。バーベキューコンロを置いて楽しむぐらいであれば、こちらのエリアを利用しても良さそうです。

ゴミはすべて持ち帰り

観音崎公園でデイキャンプやバーベキューを楽しんだ際は、燃え残った炭や灰も含めてすべて持ち帰りとなります。ゴミが放置されていたり、炭や灰が捨てられたままになっているとデイキャンプやバーベキューが禁止となる可能性も有ります。大事なスペースはみんなで大切に使いましょう。

もしゴミを捨てている人を見かけた場合は、警察署や市役所または公園管理者に情報提供をお願いします。

その他の周辺施設

観音崎海水浴場

バーベキューエリアの目の前には観音崎海水浴場があります。夏には多くの人が海水浴に訪れるそうですが、どうやら「海水浴場」という名前が付いているにも関わらず、横須賀市の観光協会によると正式な海水浴場では無いそうです。

横須賀市の海水浴場情報ページには「観音崎の海岸は海水浴場ではありません。」と記載されており、波打ち際には海藻が打ち上げられたままになっていました。恐らくは過去に海水浴場だった場所が、何らかの理由で閉鎖され、管理者不在のまま利用されているのだと思われます。

自販機

観音崎公園の水道の近くに自動販売機が設置されていますので、飲み物はいつでも購入できます。ゴミ箱は自販機用のゴミ箱となっていますので、バーベキューやデイキャンプで出たゴミはすべて持ち帰るようにしましょう。

観音崎 夢Dream食堂

バーベキューエリアのすぐ近くには食堂があり、ここではBBQセットのレンタルも行なっているそうです。ホームページでは「牛肉食材セット」で2名から5,000円~、飲み放題など内容金額は応相談となっています。

通常メニューもあるので、食事はここで済ませてデイキャンプをのんびり楽しむというのも良さそうです。

撮影スポット

バーベキューエリアを抜けて歩道をそのまま進んでいった先に、高そうなバズーカレンズを付けたカメラを構えている方々が集まっているスポットがありました。

何が撮影できるのか、カメラの目線を追って見ても被写体は分かりませんでしたが、しばらくすると米軍基地に向けて軍用ヘリコプターが編隊飛行しているところに遭遇。

これを撮りに来てたのか!と思ったのですが、カメラマン達はヘリコプターを完全無視して森の中を撮影してました。違うんかい。

観音崎公園は自然が豊かな場所なので、珍しい野鳥や生き物を見つけることが出来るのかも知れません。

観音崎公園でのデイキャンプにあると便利な道具

観音崎公園を利用する際におすすめのキャンプ道具をご紹介します。特にバーベキューエリアは海に面していて潮風が強く吹く時もあるので、それを見越した装備を準備しておきましょう。

焚き火台

フラットな焚き火台では風が吹いた時に火の粉が飛んだり、火がついたままの薪や炭が地面に落ちてしまうことも考えられます。DODのめちゃもえファイヤーは2次燃焼効果が高く、風にも強いのでおすすめです。

火消し袋

観音崎公園は薪や炭、灰なども含めてバーベキューやデイキャンプで出たゴミはすべて持ち帰りです。撤収時に完全鎮火できていればゴミ袋に入れて持ち帰れますが、まだ熱が残っていたり、くすぶっているような状態の時は火消し壺や火消し袋などを用意しておくと安心です。

キャンプチェア

軽量チェアだと風に飛ばされてしまう心配がありますので、ある程度は重量があるキャンプチェアがおすすめ。重心が低いロースタイルのチェアなので、トイレなどでサイトを離れた際にも風にあおられにくいというのもポイント。

難燃ジャケット

難燃素材を使用したジャケットを1着持っておくと、火の粉がふりかかっても穴が空いたり燃えたりしにくく、焚き火を存分に楽しめます。ただし、絶対に燃えないという訳ではないので「風が強い日は焚き火をしない」という基本的なマナーは守るようにしましょう。

観音崎公園で海を目の前にデイキャンプを楽しもう

三浦半島の東京湾に突き出した岬の先端に位置している観音崎公園内の、誰でも無料でデイキャンプやバーベキューが楽しめる穴場スポットのご紹介でした。夏場は観光客や海水浴客で賑わいますが、冬やシーズン外はバーベキュー客も少なく開放的にのんびりと楽しめます。

観音崎公園は釣りスポットやバイクツーリングの目的地とされることもあり、デイキャンプ利用者だけでなく様々な人が園内を散策されています。海岸沿いで風が強い日もあるので、焚き火を楽しむ際は他の利用者の迷惑にならないように気を付けるようにしてください。

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  • キャンプクエスト編集部
  • キャンプクエスト編集部株式会社noasobi
  • 「キャンプは自由だ!最高だ!」と自然の中で過ごす快感、快楽に取り憑かれキャンプ沼にどっぷりハマった人が集まるキャンプクエスト編集部。趣味もキャンプスタイルも全員異なるが、共通点は日本キャンプ協会のキャンプインストラクターの資格を持っていること、キャンプを愛していること。時々、焚き火を囲い酒を飲みながら語り合う。

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