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3年間使ったogawaワンポールテント「ピルツ15」のメリットとデメリット

ピルツ15 サイド
キャンプブーム真っただ中の昨今、皆さんはテントに何を求めますか?今回は子連れキャンプにとってもオススメな、小川キャンパルのピルツ15-Ⅱをご紹介したいと思います。

じゃむおばさん

夫と子供達とキャンプをはじめて早4年。試行錯誤を繰り返し、東海地方を中心に、子供連れでもより快適で無理のないキャンプを目指しています!

ピルツ15-Ⅱのオススメポイント

小さな子供連れのキャンプを楽しむ上で、我が家が秋冬キャンプに求める以下の条件を網羅していたのが、小川キャンパルのピルツ15-Ⅱでした。

  1. 設営が楽で時間がかからない
  2. ストーブが入る
  3. リビング(タープ)と寝室の一体化

設置が楽で時間がかからない

ピルツ全体

これは夫婦の間でも一番大事な点でした。とにかく設営が楽かどうかで、キャンプに出掛ける気軽度が変わって来ます。

土曜日の午前中、うだうだして結局出発が正午ごろになってしまっても、到着してからの大仕事の一つ「テント設営」がすんなり済めば、とても心おだやかに(笑)余裕を持ってその後の時間を過ごす事ができるのです。

時々、テントの設営に関して夫婦喧嘩をしているキャンパーさんを見かけることがあります。見ると、とても立派なテントなのですが、ちょっと設営が複雑そうなものの事が多いですね。テントの設営でイライラする気持ち、私も本当によくわかります。

それに加えて、小さな子供がいればなおさらです。結局、夫婦のうち一人は子供の相手をすることになってしまうので、基本的に最悪大人一人でも設営を進めることができるかがキーになってきます。

ピルツ15の床面積

ピルツ15-Ⅱは8角錐型のワンポールテント。床をペグダウンし、支柱を立てれば15分あまりで設営完了です。その他キャンプ道具を搬入したら、もう後は自由な時間なので、本当に気が楽です。「時間をかけてテントを立てるのがキャンプの醍醐味」という方は別として、設置の楽さは、キャンプを続ける大事なポイントだと思います。

ストーブが入る

幕内にストーブを入れられる

秋冬キャンプは暖房器具が必須。秋の初めのあたりはホットカーペットや電気毛布があれば何とか快適に過ごせますが、秋も深くなってくると低地でも石油ストーブが必要になってきます。

ピルツ15-Ⅱなら、8角錐のフォルムで高さが310cmあり、天井が焼けることもありません。またテントの上部が開きますので、薪ストーブを入れて煙突を出すことも可能です。*ストーブを入れる際には、一酸化炭素警報機を忘れずに設置しましょう!

ピルツ15-Ⅱは専用のインナーテントがありますので、それを使用するとさらに温かく過ごせると思います。我が家は、設置の楽さと、ピルツの持ち味の広さを有効活用したいので、インナーテントを使用していませんが、今のところホットカーペットと石油ストーブ使用で特に問題なく過ごしています。

リビングと寝室が一部屋でまかなえる広さ

リビングと寝室が一部屋でまかなえる

冬場は、焚火もしていられない程寒く、冷たい強風に見舞われる時もあります。

そんな時は無理して外で過ごさず、調理も食事も、温かい室内でするのがベスト。ピルツ15-Ⅱは床が直径約440cmととても広いので、これ一つでリビングと寝室を兼ねることが可能!子どもが寝てしまっても、すぐそばに寝かせながら調理もできるし、ストーブの上に鍋を置いたり、お湯を沸かしたりもできます。

ピルツ15の中での作業-e1579069116353

冬キャンプには温かい鍋物がぴったりなので、家でおでん等あらかじめ仕込んでおいて、あとはテント内でストーブの上で温めてゆっくり食べるだけ、なんていうお籠もりキャンプも可能。テント内で調理する手間もなく、動かなくていいので、子連れには得にストレスがなくオススメですよ。

またピルツ15-Ⅱは、床のシートを半分に折り込めば半土間、全て取り去ってしまえば全土間にすることもできるのが特徴!我が家は人数が多いのでまだやってみたことはないですが、半土間にすれば靴を履いたまま入れるので、将来、夫と二人でキャンプするようなことがあれば、トライしたいなと思います。

ピルツ15-Ⅱの設営方法

ピルツ15の設営手順1

グランドシートの上にテントを広げたら、8角形の床の角部分をペグダウンします。そして、本体側の8隅とベルトで連結したら、テントの中に入って行って支柱となる太いポールを一本真ん中に立てれば基本的な設営が完了!

ピルツ15の中でゲームをする子供

慣れるとものの15分程度で設営が完了してしまいます。見栄えを気にする方や、風の強い日は、支えとしてテント側のロープをしっかりとペグダウンすることが必要になりますが、そうでない場合は、それ以外に必要な作業はありません。

ピルツ15-Ⅱの残念な点

重い

ピルツ15は大きくて重い

しっかりした素材の為、ポリエステルでも幕体11kg+ポール3.5kgと結構重いです。持ち運びには、男性の手が必要かなと感じます。普段は夫が積み下ろししてくれるので、私は特に不便は感じませんが、夫なしで三人連れてキャンプしろと言われたら(まずそんな機会はありませんが)ちょっとためらうかな、という感じです。

ただ裏を返せば、とても丈夫な素材なので、使用して3年余り経ちますが、特に問題もありません。丁寧に使えば、今後おそらく5年以上は持つのではないかなと思っています。

夏場は暑い

ピルツ15-Ⅱは、メッシュ部分は入口と、対面にあるもう一つの二か所で、全体の大きさに占めるメッシュ部分の割合が非常に少ないです。ですので冬場はとても暖かくて便利なのですが、春先になると上部と二つの扉を全開にしても、天気がいい日はかなり暑く感じられると思います。

我が家は春夏はコールマン タフワイドドームIV/300とオープンタープ、秋冬はピルツ15-Ⅱ、と使い分けるようにしています。

コールマン タフワイドドームIV/300
■定員:4~6人
■サイズ:使用時/約300×300×185(h)cm、収納時/約直径25×75cm
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結露する(中で煮炊きする場合は特に)

ピルツ15の中で料理の準備

冬場、中で煮炊きできるのは本当に便利なのですが、その分結露が発生します。基本的にはストーブを入れていても、上部は空けているのですが、煮炊きすることと、家族五人の人いきれで、朝には内側の壁がびっしょりになってしまいます。

我が家のピルツ15-Ⅱはポリエステルタイプなので、特に結露が出やすいです。なので朝起きたら、持参したタオルでざっと内壁の結露をぬぐい、撤去時までに十分通気して乾かしてから畳みます。乾くのが早いのはポリエステルのいいところでもあります。

結露問題を解決すべく、最近話題の通気性、吸湿性に優れたTC素材(ポリコットン)を使用したピルツ15 T/Cが発売されています。ポリエステルとコットンのハイブリッド素材の為、ポリエステル100%よりも結露しにくく、火の粉にも強い性質があります。

ピルツ15-ⅡとT/Cの違い

私が所有しているピルツ15-Ⅱから改良されている点は、その素材の他に3点あります。

まず、何気に便利になったのが、入口のファスナーが真ん中についた事。従来のピルツは扉の周辺をぐるりと空けるスタイルなので、夜中に寝ぼけた頭でトイレに起きる時等に、ファスナーをぐるりと大きく開けねばならず、結構労力を(?)要します。ピルツ15 T/Cは真ん中ファスナーなので、ワンアクションで出入りが可能です。

そして、側面の立ち上がり部分に通気口(ベンチレーター)が増えました。暖かい空気は高い場所に上昇するため、上下に通気口があれば空気が自動的に循環し、幕内をより快適に保つことができます。

さらにもう一つ、頂上部の開口部に薪ストーブの煙突専用の穴が設けられました!

従来のピルツは、テントの中からロープで下に引っ張ることによって開口部を開ける為、煙突を出す際はその隙間から出す事になってしまいます。煙突の形に開くわけではないので、隙間風が入ってしまうのです。

対策として、頂上部に穴を開け、難燃素材で煙突から熱が伝わりにくくしたり、ストーブの構造上頂上部から煙突を出さない場合は、ファスナーの一部を開いて隙間から煙突を出したり、はたまた薪ストーブ用に穴あけ加工する業者に依頼したり…。薪ストーブユーザーの皆さんは「煙突をどう出すか問題」で悩む方が多かったようです。

ピルツ15 T/Cには煙突専用の穴があり、マジックテープで開閉することができるので、中央からまっすぐ煙突を出すタイプの薪ストーブを使用する際にとても便利です。国内で市販されている幕体でデフォルトで煙突用の穴が開いているものは大変珍しいと思いますので、薪ストーブユーザーさんには是非オススメですよ!

但し、TC素材でできたこのピルツ15 T/Cはコットンが入っている分、ピルツ15-Ⅱよりも重く(幕体のみで13.4kg、ポール込みで18kg)持ち運びはカート使用がよさそうです。完全に乾いてから撤去しないとカビやすい点が残念ではあります。どちらも、メリットとデメリットがありますね。

ピルツ15 T/C
■定員:8人用
■特徴:T/C(ポリエステルとコットンを混紡した素材。肌触りが良く、通気性・吸湿性に優れています。)
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ピルツ15の付属品と持ち運びにおすすめのカート

ピルツの大きさ全体 

ここからはピルツ15の購入を迷っている方に、同梱されている付属品と持ち運びにおすすめのカートをご紹介します。

ピルツ15にはペグとハンマーが付属している

ピルツ15の収納袋オープン

ピルツ15を開封するとこのような本体とは別に2つの袋が出てきます。細長い袋にはピルツ15専用のポールが入っており、もう一つにはペグとロープの他にハンマーまで付属しています。

ピルツ15の付属品

どれも市販品と遜色ないしっかりした作りのものなので、ピルツ15以外のテントの設営でも使用できるのがちょっと嬉しいポイント。

持ち運びはカートの利用がおすすめ

ピルツ15をカートにインした状態

ピルツ15は女性が一人で抱えるには難しい大きさと重さなので、駐車場からテントサイトまで距離のあるキャンプ場の場合、カートを使った方が良いと思います。

我が家で使用しているのはコールマンのアウトドアワゴンですが、ピルツ15を入れたらもう一杯です。これでピルツ15収納時のサイズ感がなんとなくでも伝わるでしょうか。

3年愛用したピルツ15は欠点も含めて最高のテント

ピルツ15の入口から赤ちゃんが覗いている写真

以上、我が家が愛してやまない、ピルツ15-IIのご紹介でした。設置が楽で広く温かいピルツ15-IIとピルツ15 T/C、秋冬キャンプにぜひお試しください!

じゃむおばさん

夫と子供達とキャンプをはじめて早4年。試行錯誤を繰り返し、東海地方を中心に、子供連れでもより快適で無理のないキャンプを目指しています!

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