岩本利達
キャンプ飯の可能性を広げる「まるで石窯風クッカー」で本格的な石焼き芋を食べよう

キャンプ飯の可能性を広げる「まるで石窯風クッカー」で本格的な石焼き芋を食べよう

「石窯」、それは庶民では中々手に入らないロマン調理器。一般的な家庭には当然無いし、せいぜいキャンプ場に備え付けの石窯を借りるくらいでしか使う機会はないだろう。石窯は食材にムラなく熱を通せて、遠赤外線効果で美味しく調理が出来ることから理想的なオーブンとも言われているが、設置が難しいのがネック。

どうしても石窯調理がしてみたい、そんな方にオススメなのが石窯の効果を気軽に得られるように開発された「まるで石窯風クッカー」。どんな仕組みで石窯のような効果を生み出しているのだろうか。

遠赤外線でじっくり焼いて素材本来の味を引き出す!京都のイタリアンバル「ダニエルズ・ソーレ」 料理長 樋口 克己シェフ 監修

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直火で石を温める!

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構成としては非常にシンプルで、空気孔の空いたほうろうの鍋に天然石を敷き詰めて、直火にあてるだけ。天然石を火で温め、底から出た遠赤外線やら何やらの効果で食材をムラなく温める事が出来るのである。

直火で直接調理するのも焚き火の香りがついていいのだが、熾火にしてから調理したり、火力のコントロールがちょっとめんどくさい。そんな時にこのクッカーを使用すれば強火にしないことだけ注意すればOK。

ダッチオーブンと違ってメンテナンスがしやすい

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使い方的にはダッチオーブンと似ているが、まるで石窯風クッカーはほうろう&天然石という事でメンテ性がはるかに良い。通常、ダッチオーブンだと汚れがついてしまっても洗剤を使えないが、ほうろうなら大丈夫。

とはいえダッチオーブンの完全上位互換という訳ではなく、スープやカレーなどの汁物は作れないので、用途に応じて使い分けるのが良さそうだ。

石焼き芋はもちろん、ホイル焼きにも良さそう

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まるで石窯風クッカーには京都のイタリアンバル「ダニエルズ・ソーレ」の料理長が監修した10種類のイタリアンレシピもついてくる。それらに挑戦してみるのも良いし、もっとシンプルで素材を活かす調理法も試してみたい。

公式サイトでも紹介されているのは石焼き芋や焼きとうもろこし。均一にじっくりと熱が入ることによって、食材本来の甘みが引き出されそうだ。他にも焚き火では黒焦げになってしまうホイル焼きも、これなら安定して調理する事が出来るだろう。

キャンプ飯に石窯料理を!

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直火専用という事もあって、キャンプはもちろんガスコンロの直火を使えば自宅でも調理が出来る「まるで石窯風クッカー」。カセットコントでもOKなので、雨の日のタープ下料理にも安心だが、カセットボンベ側にクッカーが重ならないようにだけ注意してほしい。

全国のホームセンターや専門店の他にも、ECサイトからも入手可能。詳しくは公式サイトをご覧いただきたい。

遠赤外線でじっくり焼いて素材本来の味を引き出す!京都のイタリアンバル「ダニエルズ・ソーレ」 料理長 樋口 克己シェフ 監修
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  • 岩本利達キャンプクエストNEWS編集部
  • NCAJキャンプインストラクター/JACオートキャンプ指導者
    『子どもを育む場としての「キャンプ」こそ持続可能な社会の第一歩』をテーマに、環境意識やサバイバル知識を高めるために日夜活動。ガジェット/ギアマニアの視点から最新アウトドアニュースをお届けします。

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