軍幕テントを愛するキャンパーのみなさん、2021年の5月に生まれたキャンプ・アウトドアのガレージブランドから出た、日本で最強の軍幕テント「GUNMAKU cotton100」の使用レビューをご紹介します。
目次
GUNMAKU cotton100とは?
一般的に流通している素材として、ポリエステルは耐水性に優れていることが魅力。ナイロンは軽量で持ち運びやすい方に適している。TC素材はポリエステルとコットンを混ぜたポリコットンで、比較的頑丈な素材として知られています。
今回ご紹介するGUNMAKU cottonn100。その名前の通り、素材は、ポリエステルでもなく、ナイロンでもなく、TC素材でもなく。コットン100%で作られています。
コットン100%素材の何がすごいのか?
コットン100%と比較するならTC素材ではないでしょうか。
TC素材はポリエステルとコットンを混ぜた素材ですので、頑丈では耐水性に優れてはいますが、コットン100%で作られた幕と比較すると頑丈さではやはりTC素材には劣ります。
そして、耐水性はTC素材に比べて、より結露しにくく、幕内の温度をより一定に保ってくれる素材となります。
コットン100%のテントは「良いものを永く使いたい」「軍幕テントで焚火を楽しみたい」などなど、ソロキャンパーの十人十色のニーズに応える商品となります。
耐刃チェック
コットン生地が頑丈頑丈というけど、実際のところどうなの?というところで、耐久チェックも行ってみました。
ナイフで切りかかっていきます。突き刺してみたりもしました。
切れません。
全力で刺せばさすがに穴を空けることはできそうですが、多少のチカラで突き刺してみても穴が空く気配はありません。
耐水チェック
続きましては耐水チェック。
ウォーターサーバーのボトルを一気にぶっかけてみました。
幕内に一切、水は染み込んでいません。この水量を一気にかけてもテント幕がたわんだりといったこともなく、ビクともしませんでした。
ポリエステルよりも硬い素材なので、同じ耐水性に強いという点を切り取ってみてもコットン100%での素材もポリエステルと同等レベルで優秀だと言えます。
簡単設営
軍幕テントの魅力のひとつとして、設営がカンタンなこと。ペグダウンも最大6か所で自立します。ひとりでも難なくすぐに設営することができるでしょう。
スタッキングされた状態のテントです。
広げます。
メインポール(別売り)をテント上部のハトメに入れます。
前後に2本ガイロープを通し、ペグダウンさせます。
メインポール2本ともペグダウンさせます。
横からペグダウンさせていき、形を整えます。
横にペグダウンさせ、入口となる前部分、後ろ部分にもペグダウン。
左右両方にペグダウンさせます。
入口のファスナーを開け、キャノピーポール(別売り)をハトメにいれます。
キャノピーポールからガイロープを通し、ペグダウンさせます。
左右ともにペグダウンさせていくと
簡単に設営できます。一人でも慣れると5分程で設営完了です。
キャンプライフを変える魅力
onegearが販売するGUNMAKU cotton100。
ソロキャンパー向けに、またキャンプ歴の浅い無骨好きな初心者の方でも一生モノで使えるテントとして生み出されたそう。キャンプライフをどのように変えてくれるのでしょう?
セミオーダーで自分好みのカラーを
GUNMAKU cotton100では、カラーバリエーションとして「サンドベージュ」「グレー」「カーキ」の3色のラインナップで展開していますが、セミオーダーでオレンジや赤、グリーン等、好きなテント幕にカスタマイズして購入することができます。
しかも、カスタマイズ時の費用は無料(2021年10月時点)というから驚き。
職人歴30年以上の旗職人が受注生産で手掛けているので、自分好みのテントが仕上がってきます。
ブッシュクラフトでカッコよくキメる
GUNMAKU cotton100は、ポール、ペグ等は別売りとなっています。
無骨キャンプを愛するキャンパー、キャンプ歴が長いキャンパーに向けて作られたということもあり、必要なパーツはブッシュクラフトで調達。テントも拾った朽木をポールとして活用して立てられる。荷物は最小限でバックパックにテント幕を乗せていざ出発。そんな軍幕テントとしての本来の魅力を引き出してくれるデザインで、テントライフを楽しむことができます。
4シーズン楽しめる仕様
軍幕テントは、2本のポールで自立します。テント内のポールは110-120cmの間で調整することでスカート部分の余白を調整することができます。春夏秋など暑い時期は地面とスカートに隙間を設けることで涼しく利用可能。
秋の暮れから冬にかけて、冷え込んでくる時期は、スカートを地面まで下げて、隙間をふさぎ、薪ストーブをテント内に設置することも可能。テントのサイド部分はハトメで固定しているので煙突を出して冬キャンプでも使うことができます。
※薪ストーブを使用するときは、煙突が長時間テント生地に触れるとさすがに燃焼の危険がありますので、プロテクター等を使用の上、煙突と触れないよう設営してください。
こんなキャンプライフを楽しめる
テント内はソロキャンプに適した広さで、広々と利用。コットを置けば、焚火用のイスとしてちょうど良い。
テント内だけですべての生活導線が完結。ゆったりとした時間の流れを楽しむ。
そして、コットで座ったままベッドとしても使え、そのまま横になって、自然の音を楽しみ、コットン生地から透ける自然の光を感じながら大自然の恵みを感じることができます。
onegearブランドのこだわり
onegear(ワンギア)は新しくできて間もない、まだ知る人ぞ知るガレージブランドです。
たくましく、
永く使って頂ける
ほんとうに良いギアを。
経験豊富なキャンパーだけでなく、キャンプ&アウトドア初心者の方まで、思わずカッコイイと感じ、永く愛用していただける、”無骨でワイルドなデザイン”を商品開発のコンセプトに取り組んでいます。
「ありのままの自然を感じることができて、アウトドアを楽しむ非日常の時間を存分に演出してくれる。」
それでいて、頑丈でありデザイン性にこだわった商品の生産を、各分野における熟練の職人と取り組んでいます。
ギア
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