都良(TORA)
穂別キャンプ場のバンガローは少人数からグループまで対応可能!タイプ別に特徴を紹介

穂別キャンプ場のバンガローは少人数からグループまで対応可能!タイプ別に特徴を紹介

胆振管内のむかわ町にある穂別キャンプ場は、「できるだけ自然のままに」という思いで作られたキャンプ場です。

広い芝生のテントサイトやいろいろなタイプのバンガロー、そしてプライバシーが確保されたオートサイトなど、それぞれ好みのキャンプスタイルが楽しめます。今回は、バンガローを利用してきたので「穂別キャンプ場」の施設について紹介します。

穂別キャンプ場の基本情報

施設名称 穂別キャンプ場
所在地 北海道勇払郡むかわ町穂別稲里553番地
利用期間 5月1日~10月中旬
チェックイン/チェックアウト チェックイン13:00 / チェックアウト翌11:00
お問い合わせ先 0145-45-3244
ホームページ 穂別キャンプ場/むかわ町

キャンプ場へのアクセス

穂別キャンプ場へのアクセス方法をまとめました。

  • 札幌市からは、道央自動車道と北海道横断自動車道、道東自動車道を経由して、約94km、1時間26分
  • 帯広市からは、北海道横断自動車道と道東自動車道を経由して、約114km、1時間31分
  • 新千歳空港からは、北海道横断自動車道と道東自動車道、国道274号を経由して、約58km、52分

    利用料金と予約方法

    簡易オートキャンプサイト 2,500円(税込)
    持ち込みテントサイト テント・タープ1張につき 600円(税込)
    ドッグサイト 4,500円(税込)
    バンガロー(大) 9,000円(税込)
    バンガロー(中) 7,000円(税込)
    バンガロー(小) 5,500円(税込)
    バンガロー(ミニ) 3,000円(税込)
    ツリーハウス 4,500円(税込)

    バンガローとオートサイトの予約は「なっぷ」から、120日先までの日程を受けつけています。持ち込みテントサイトは予約不要です。

    穂別キャンプ場の施設紹介

    「穂別キャンプ場」の施設を紹介します。

    センターハウス

    キャンプ場利用の受付はセンターハウスで行います。「持ち込みテント」を利用する人は、当日受付で「利用申込受付書」を記入して提出が必要です。

    なお、書類はホームページからExcelとPDFの形式でダウンロードすることができるので、事前に作成しておくと便利です。

    売店は、かなり品ぞろえが充実しています。キャンプ用品や薪・炭などの他に、食料品や子供のおもちゃまで売っていました。

    キャンプ場から一番近いコンビニまで少し距離が離れているので、何か買い忘れた時に助かりますね。

    売店の奥はフリースペースになっていて、Wi-Fiが完備されているのでワーケーションに使えそうです。

    キャンプ場イラストマップ

    簡易オートサイトの近くには、「キャンプ場イラストマップ」が立てられていました。

    センターハウスから小川を渡って左には、たくさんのバンガローと「フォレストテントサイト」「センターテントサイト」が、右側には「星空テントサイト」と2022年に新設された「ドックサイト」があります。

    センターハウスの横を奥に進むと「簡易オートサイト」のエリアです。

    各サイトの紹介

    バンガローが立ち並ぶエリアや「フォレストテントサイト」「センターテントサイト」に行くには、サヌシュペ川に掛かっている「メロディー橋」を渡ります。

    橋の手前にはリアカーが並んでいて、これに荷物を積んでバンガローまで移動します。

    バンガロー(ミニ)

    今回、利用したのはバンガロー(ミニ)、利用料金は3,000円(税込)です。

    全部で5棟あり、それぞれ「ポパイ」「アリス」「ハイジ」「ピノキオ」「スヌーピー」と、童話や漫画のキャラクターの名前が付けられています。

    3~4名用となっていますが、ファミリーでの利用は少し窮屈に感じるかもしれませんね。

    室内の設備は照明だけです。上部に換気口があって、裏を流れる小川のせせらぎが聞こえてきます。

    バンガローの前は、何とか小さめのタープが張れるぐらいのスペースでしょうか。

    バンガロー(大)

    バンガロー(大)は、「ウイリアムテル」「ガリバー」「マルコポーロ」の3棟で、利用料金は9,000円(税込)です。

    8~16人が収容できる広さがあるので、グループでの利用がおすすめですね。バンガローエリアの奥の小高い丘の上にあるので、リヤカーで荷物を運ぶのは大変そうです。

    バンガロー(中)

    バンガロー(中)は、テントサイトの横に2棟並んで建つ「ヘンゼル」と「グレーテル」と、バンガロー(ミニ)の前にある「シンデレラ」の3棟です。利用料金は7,000円(税込)です。

    8~10人が収容できる広さがあり、バリアフリー対応になっています(車いすでの利用の際は2~4名)。

    バンガロー(小)

    バンガロー(小)は、「ムーミン」「ニルス」「ドンキホーテ」「シンドバッド」と「トムソーヤ」「ロビンフッド」「ピーターパン」の7棟で、利用料金は5,500円です。

    形状が違いますが、4~5人で利用できる広さがあるようです。

    ファミリーでの利用にぴったりの大きさなのではないでしょうか。

    ツリーハウス

    ツリーハウスは、キャンプ場の南端の森に面して、「ガンバ」と「トトロ」の2棟があります。利用料金は4,500円(税込)です。

    子どもが喜びそうですが、利用可能人数が3名となっているので、ソロかカップルでの利用がおすすめなのかもしれません。荷物を運ぶのはかなり大変そうです。

    テントサイト

    芝がきれいに整備された「テントサイト」はかなりの広さがあります。

    予約不要で利用できて、サイズに関係なく1張600円です。

    簡易オートサイト

    「ハーモニー橋」を車で渡ると「簡易オートサイト」のエリアです。

    「簡易オートサイト」は、利用料金は2,500円です。全部で23区画あり、そのうちAC電源付きは21区画です。

    どの区画も木に囲まれていて、ある程度プライバシーが確保されています。

    トイレ

    トイレは、センタハウスの他、場内に3か所設置されています。上の写真は、バンガロー(ミニ)とバンガロー(中)の「ヘンゼル」と「グレーテル」の間にあるトイレです。

    テントサイトの奥にあるトイレは、見た目はあまり新しくありませんが、水洗できれいに清掃がされているそうです。

    炊事場

    炊事場は、場内に3か所あります。場所は、「センターテントサイト」「フォレストテントサイト」、そして「簡易オートサイト」の近くです。

    ゴミステーション

    ゴミは原則持ち帰りですが、売店で指定のゴミ袋を購入して分別すると、場内に4カ所あるゴミステーションで回収してくれます。

    また、灰捨て場も場内に4カ所あり、バーベキューや焼き肉のあとの灰を捨てることができます。

    注意事項

    • 2022年に試験的に設置された「ドックサイト」を除いて、ペットの入場はできません。
    • 芝の有無にかかわらず直火禁止です。
    • 電気炊飯器やホットプレートなどの電熱機器使用は禁止です。

      その他の注意事項は、ホームページに記載されていますのでご確認ください。

      穂別キャンプ場周辺の情報

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      出典:樹海温泉 はくあ

      キャンプ場から約2km、車で5分ほどの場所には「樹海温泉はくあ」があります。

      館内には大浴場の他に、森を眺めながら入浴できる露天風呂、売店や休憩コーナーもあり、キャンプの後は温泉で疲れを癒してから帰路についてはいかがでしょうか。

      自然に囲まれた穂別キャンプ場はすべてのキャンパーにおすすめ

      穂別キャンプ場は、いろいろなタイプのバンガローと広いテントサイト、そして簡易オートサイト、ドッグサイトなどがあり、好みのスタイルでキャンプが楽しめるキャンプです。自然に囲まれていて、場内ではバードウォッチングや川遊び、森林浴なども楽しめます。

      今シーズンの営業は終了していますが、ぜひ来年の予定に入れてみてはいかがでしょうか。

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      • 都良(TORA)
      • 北海道在住のフリーライター。キャンプ、車中泊、登山、トレッキングが大好き。障害者スポーツの指導員をしていることから、車いすなど障害を持つ子供たちをトレッキングやキャンプに連れていく活動もしています。資格:自然体験活動指導者認定委員会 自然体験活動指導者NEALリーダー、北海道ボッチャ協会 審判員・普及指導員

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