ライトバックパッカーから絶大な人気を誇るアウトドアブランドZEROGRAMが、新バージョンとなるテント「El Chalten ZEROBONE」と「Thru Hiker 1P ZEROBONE」を2023年春に発売することを発表した。
新バージョンテントにはZEROGRAMのオリジナルジェラルミンポール「ZEROBONE」が適用され、テントの安定性やインナーテントの居住空間がアップ、同時により美しいシルエットも実現している。
オリジナルのジェラルミンポール「ZEROBONE」を採用

ZEROGRAMオリジナルのジュラルミンポール「ZEROBONE」は、軽量さと強靭さ、そして適度なしなやかさを備えたジュラルミン素材のポールだ。
特長となるのはポールを完全にフラットに連結するオリジナルハブ。これまでポールが交差する部分には段差があったが、均等にテントを吊り上げることで安定性が向上し、インナーテントの高さが引き上がり居住性能もアップ。設営時の出来がちなフライシートのシワが少なくなり、シルエットの美しさも引き立つ。
今回、「ZEROBONE」を適用した新バージョンテントは2種類、今年の春頃に発売することが決まった。
El Chalten ZEROBONE

新バージョンテントの1つ目は、ZEROGRAMのシグネチャーテントである「El Chalten(エルチャルテン)」シリーズ。フライとインナー、フットプリントを連結して一度に設営できる一体型構造を初めて実現した軽量ダブルウオールテントとして、ハイカーやULキャンパーからも特に人気の高いモデルだ。
オリジナルポール「ZEROBONE」により、3本のポールが完全にフラットに連結することでインナーテントの居住空間が広がり、さらに美しいシルエットを実現している。
その他にフライ、ソリッドインナーテント、ポールセットなどのパーツがオプションとして単体で発売され、フライでカラーチェンジしたり、インナーを寒い時期やソリッドに変更したり、自分仕様にカスタマイズできるようになった。
スペック・発売時期
| 発売予定 | 2023年2月末 |
|---|---|
| モデル、使用人数 | 1.5P、2P、2.5P |
| 重量、サイズ | 1.5p:重量1583g(min)、サイズ 210(L)x105(W)x100(H)cm 2p:重量1655g (min)、サイズ 210(L)x120(W)x105(H)cm 2.5p:重量1803g(min)、サイズ 210(L)x155(W)x110(H)cm |
| 素材 | fly : 15D N/R silicone/PU coated、inner: 20D monofila、floor : 20D N/R silicone/PU coated、pole : ZERO-BONE UL(ジェラルミン) |
| カラー | YELLOW、DEEP KAHKI |
| 構成 | フライ、インナー、ポール、ペグ10、ガイライン4、フットプリント、スタッフサック |
| 発売予定価格 | 1.5p:80,300円(税込) 2p:86,900円(税込) 2.5p:92,400円(税込) |
| オプション(単体パーツ) | フライ(LIME、BLUEの2カラー)、ソリッドインナーテント、メッシュインナーテント、、ポールセット、フットプリント ※単体のパーツ発売は2023年3月末予定。 |
Thru Hiker 1P ZEROBONE

ダブルウォールテントで重量1kg未満となる「Thru Hiker 1p」が初めてバージョンアップ。El Chaltenシリーズと同じフライとインナー、フットプリントを一度に設営できる一体型、低重心で流線形の風に強い構造が特長だ。
2023年春発売の新バージョン「Thru Hiker 1P ZEROBONE(スルーハイカー ワンピー ゼロボーン)」は、軽量性はそのままに、より安定性と快適性に優れる。ベンチレーションの位置と面積を調整して、蒸し暑い時期もより快適に過ごせるようになり、これまでなかったランタンフックが中央と前室側との2か所につけられた。
また別売だったフットプリントやガイラインも含むオールインワン構成になり、抜けづらさと強さが特長のオリジナルペグ「ZEROBON UL」(7g/本)が付属。
スペック・発売時期
| 発売予定 | 2023年3月末 |
|---|---|
| 使用人数 | 1P |
| 素材 | fly : 15D N/R silicone/PU coated,、inner: 20D monofila、floor :15D N/R silicone/PU coated,、pole : ZERO-BONE UL (ジェラルミン) |
| カラー | TAN |
| 重量 | 978g(min) 、packing 1047g |
| サイズ | inner 210(L)x90(front)x70 (rear)×100(H)cm |
| 構成 | フライ、インナー、ポール、ペグ6、ガイライン2、フットプリント、スタッフサック |
| 発売予定価格 | 74,800円(税込) |
環境に配慮した新モデルに注目

人が自然に入る影響を限りなく『ゼロ』にしたいという強い意志から生まれたZEROGRAM。そのコンセプト通り、新たに採用されたオリジナルジェラルミンポール「ZEROBONE」では、環境への影響を考慮し製造最後のコーティング工程(より美しく見せるツヤコーティング)を省くことで、少しでも化学材料を減らす努力をしているとのこと。
優れたスペックとコンセプトで多くの登山家・ハイカー・トレッカーに愛されているブランドが、満を持して送り出す新たなモデルに注目だ。
ギア
このライターが書いた他の記事
- 日毎
- 月間
- 殿堂

網走市「レイクサイドパークのとろ」は夏の爽快感バツグンのキャンプ場でした

【tab.缶ストーブ】冬キャンで注目!調理・暖房・焚き火と1台3役で見た目もおしゃれ!

パンダTC【開封・シリーズ比較・付属品・設営手順】徹底レビュー

レジャー気分で登ってはいけない!神様の山「三輪山」登拝レポート

ふるさと納税にある薪割りギアのおすすめ返礼品6選【寄付金額14,000円~】

室内でも使いたいインテリアに馴染むおしゃれなアウトドアチェアおすすめ13脚

収納ボックスがそのままテーブルに!天板付き折りたたみコンテナで収納上手になろう

鍋がそのまま保存容器になる!本間製作所の「角給食缶ミニ」は使い勝手も良くキャンプにぴったり

七色が美しいレインボーストーブレビュー!冬キャンはこれがあれば大丈夫!?

狭くても大丈夫!1DKのアパートでおうちキャンプに初挑戦

房総グランドキャニオン「小鋸山」は危険がいっぱい!低山なのに危険といわれる理由を解説

北海道小樽市に観光とアウトドアの両方が楽しめる新グランピング施設が誕生

ペッタンコになったダウンジャケットを自宅洗濯でふわふわに復活させる方法

鋳物のプロも実践している本当にくっ付かないシーズニング方法を試してみた!

千葉の勝古沢キャンプ場で猫に癒されながら冬のハンモック泊してきました

角田大橋河川敷キャンプエリア詳細|利用者マナーが良く初心者にもおすすめの野営スポット紹介

ライター1本で空き缶の上蓋をきれいに切り取るテクニック【空き缶炊飯・缶コップに】

学校橋河原キャンプサイト詳細|焚き火も可能で超人気の無料キャンプスポット紹介

子どもと一緒に楽しく作れる本格派ハンバーガーと便利なバーガー袋の作り方

公園内にあるのでファミリーキャンプにおすすめ!「鶴沼公園キャンプ場(北海道浦臼町)」

千葉県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット14選

埼玉県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット15選

茨城県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット11選

神奈川県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット20選

東北で冬キャンプができるキャンプ場32選!通年営業のおすすめキャンプ場一覧

東京都の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット14選

群馬県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット10選

キャンプで使えるロープワーク一覧+ロープのまとめ方【15種類】

【冬キャンプの防寒対策と寝室の作り方】これで電源サイトを卒業しました

40Lバックパックでソロキャンプを楽しむ装備一式と詰め方のコツ






