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キャンプでも使える!使い方色々なナルゲンボトルは軽量でコスパの良いボトルです

キャンプでも使える!使い方色々なナルゲンボトルは軽量でコスパの良いボトルです

アウトドア好きな人なら知らない人はいないであろう「ナルゲンボトル」。しかしナルゲンボトルの魅力を本当に理解しているでしょうか?筆者もちょっと頑丈なプラスチックボトルくらいのイメージで、今まで使おうと思いませんでした。

しかし、湯たんぽに使えると知り、調べていくと普通のプラスチックボトルより多様な使い方ができると判明!軽量且つコスパの良いボトルなのです。そこで、ナルゲンボトルの特徴や使い方を詳しくご紹介していきます。

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ナルゲンボトルとは?

もともとは1949年に研究用装備品として開発され使用されていたナルゲンボトル。その軽量さと機密性から、1970年代にはアウトドアで使われるようになり広まったそうです。

今でも医療機器製造の品質管理の国際基準を取得している工場で製造されており、品質はお墨付き。様々なデザインや容量のナルゲンボトルが販売されています。

ナルゲンボトルの優れた特徴

高品質は保証されているナルゲンボトルですが、優れている特徴を詳しくご紹介していきます。

1. 熱湯OK

ナルゲンボトルの耐熱温度は本体100℃、キャップ120℃なので、沸騰したお湯を入れる事ができます!

ナルゲンボトルに似たプラスチックボトルは多数ありますが、耐熱温度が100℃未満である事が多く、その場合は沸騰したお湯を入れる事はできません。

2. 冷凍OK

耐冷温度は本体-20℃、キャップ0℃となっており、飲料などを入れてそのまま凍らせる事ができます!

ただし液体は凍らせると膨張するので、満水状態で凍らせるとナルゲンボトルが破損します。凍らせる液体は少なめ、キャップは外してボトルを立てて冷凍庫に入れましょう。

3. 軽量、頑丈

ナルゲンボトルで水分補給

ナルゲンボトルには種類が多数ありますが、500mlの広口タイプで重量はたったの90g。素材も環境に優しい「飽和ポリエステル樹脂」を使用しており、とても頑丈なので登山やキャンプなどのアウトドアにぴったりです。

4. 目盛りが付いている

アウトドアで地味に役立つのがこの目盛り!ml(ミリリットル)とoz(オンス)の2種類の記載があります。シェラカップの目盛りは見づらかったりしますが、ナルゲンボトルの目盛りははっきり印字してあるので計りやすいです。

5. パッキン無しで洗いやすく完全密閉

独自キャップシステムでキャップと本体のねじ山がしっかりくい込み、パッキン無しでも液漏れする事がありません。パッキンが無いことで洗いやすくとても衛生的

水筒などのパッキンを洗って乾かす作業は地味に面倒ですが、その作業からも開放されます!

6. 種類が豊富

ナルゲンボトルの種類

出典:amazon

ナルゲンボトルで代表的なのは「TRITAN」シリーズ。その中でも広口タイプ、細口タイプ、ワンプッシュで蓋を開閉できるOTFボトル、キャップにループが付いていないフラットキャップボトルなど種類は豊富。

飲料を入れるボトル以外にも、フードや調味料用のボトルもラインナップされています。また、限定デザインや人気ブランドとのコラボ商品もあります。

徒歩キャンパーである筆者のお気に入りな使い方

湯たんぽ

筆者がナルゲンボトルを購入したきっかけは湯たんぽが欲しかったから。普通の湯たんぽの場合は嵩張るし重い。しかも使用できる用途が湯たんぽのみ。軽量化を考える徒歩キャンパーには取り入れづらいアイテムです。

しかし、ナルゲンボトルなら軽量なボトルなのでザックのポケットにすっきり収まる。そして湯たんぽ以外の活用方法もたくさんある!そこで筆者の冬キャンプでの使用方法をご紹介します。

朝:潰れやすいお菓子を入れて持ち運ぶ

筆者が使用しているのは500mlのTRITAN広口タイプ。冬は焚き火をするのでチョコマシュマロが定番なのですが、潰れやすいのでクッカーやマグにわざわざ隙間を作って詰めてからザックに入れていました。しかし、ナルゲンボトルに入れることで解決!

一緒にクッキーやポッキーなども入れて、ザックのポケットに突っこんで持ち運んでいます。パッキングの時に潰れないかなと気にしなくて良くなったし、入れるお菓子によってはおしゃれ感も出ます!

夜:湯たんぽでぬくぬく就寝

使用目的のメイン!寝る前にお湯を沸かして湯たんぽにします。寝る少し前にお湯を沸かして寝袋に入れておくと寝袋が温まっていい感じ。寝るときはお腹に抱えてポカポカのまま寝ます。

筆者の場合は少量の500mlで、寝る少し前に寝袋へ入れるので実際に寝る頃は素手で触っても熱々ではありません。その為、筆者はタオルを巻いたりはしていませんが、1Lを使用する場合はタオルを巻くなどやけど対策をした方が良いと思います。

翌朝:翌朝の手洗い・歯磨きに使う

湯たんぽで使ったお湯をそのまま捨てるのはもったいない!翌朝は手洗いや歯磨きに使用しています。

筆者の場合、500mlを使用していることもあり、翌朝にはすっかり冷めて常温の水くらいの温度になっています。冬の温水が出ないキャンプ場の場合は朝の水道水がものすごく冷たいですが、その水に比べたら湯たんぽに使った常温水は温かいのでおすすめです!

その他使い方例

1. 凍らせて保冷剤代わり

ナルゲンボトルは冷凍OKなので、水を凍らせてクーラーボックスに入れておけば保冷剤代わりになります。溶ければ飲料として使用できるので一石二鳥。

ただし水は凍らせると膨張してナルゲンボトルの破損に繋がるので、少な目に入れてキャップは外して凍らせましょう。

2. アルコール入れ

アウトドアでアルコールを楽しむ

ナルゲンボトルはもともと研究用備品として作られていたので、耐薬品性も高くて安心。アルコールは重たいガラス瓶に入っている事が多いですが、ナルゲンボトルなら軽量で頑丈なので、ガラス瓶から入れ替えて持ち運べばアウトドアに便利ですね。

3. 粉もの入れ

小麦粉と玉子

キャンプで本格的な料理をする方も多いと思いますが、ナルゲンボトルは完全密閉なので、湿気を嫌う小麦粉やホットケーキミックスなどの粉ものの保存にもぴったり!

粉そのままの持ち運びもできますが、あらかじめタネを作って持ち運ぶ事も可能ですね。

4. お米、パスタ入れ

パスタ入れ

こちらも完全密閉のナルゲンボトルなら湿気を気にしなくて良いし、外部からの衝撃で欠けたりする心配も無しで持ち運びができます。水漏れもしないのであらかじめ水と一緒に入れておき、キャンプ場に着くまでの時間で吸水させておけば時短になります。(最近は水漬けパスタと言う調理方法もあります!)

5. スープ、だし入れ

アウトドアごはん

温かいものを入れてもOKなので、自宅で作ったスープや出汁をそのまま入れて持ち運ぶ事もできます。目盛り付きで必要な量を計って入れる事もできるので、夏のそうめんつゆなんか良さそう。市販の瓶そのままだと生活感が出るけど、ナルゲンボトルならキャンプでのテーブル周りもおしゃれにできますね。

6. ゴミ入れ

ゴミは持ち帰りの看板

キャンプ場で匂いの出るゴミをそのまま放置すると野生動物をおびき寄せる事になります。そこで匂いの出るゴミは完全密閉のナルゲンボトルに入れておけば安心。液漏れの心配も無いので、調理で残ったスープなんかも入れて持ち帰る事ができます。

ナルゲンボトルはコスパの良いボトル!

ナルゲンボトルは丈夫な素材で完全密閉されるので、液体から食品まで様々なものを入れて運ぶ事が可能!しかも沸騰したお湯から冷凍までOKなので、使用用途も様々。このボトル一本で様々な活用方法があるので、まさにコスパの良いボトルと言えます。

筆者の様に一泊のキャンプで3通りの活用もできるので皆さんも是非使ってみてはいかがでしょうか。

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  • アウトドア未経験から突然ソロキャンプに目覚めバックパックを背負って徒歩キャンプをしています。 ストイック過ぎない適度なULスタイルを目指しつつソロキャンプを楽しみます♪

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