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徒歩キャンパーって何食べてるの?荷物制限のある徒歩キャンパーの食材の運び方と超簡単キャンプ飯

徒歩キャンパーって何食べてるの?荷物制限のある徒歩キャンパーの食材の運び方と超簡単キャンプ飯

普段バックパックを背負って徒歩キャンプをしているため、持って行ける荷物に限界があり、キャンプ飯に使う食材も軽量になるようにかなり気を使っています。

しかも筆者は料理があまり好きでは無く、めんどくさがりでもある…。そんな徒歩キャンパーが工夫していること、そして実際に食べているキャンプ飯をご紹介します!これから徒歩キャンプを始めたい方や料理が苦手なソロキャンパーさんの参考になるはずです。

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徒歩キャンプでの食材の運び方

自宅で下準備

荷物量を減らしたい徒歩キャンプの場合は事前準備が重要。メニューは事前に決めて、買い出しも前日までに終えておきます。食材は食品トレーや過剰包装のビニールが嵩張るので予め取り出しておき、必要な分だけ小分けにしてジップロックなどチャック袋に入れます。

これだけでかなり軽量コンパクトになります!この時、味付けもしておけば当日持って行く調味料を削減できるし調理時間の時短にもなります。

保冷剤はペットボトル

保冷剤には様々なサイズがあります。重量を気にして小さい保冷剤にしてしまうと保冷力も微々たるもの。しかも保冷剤は溶けてしまうとただの重しに。

なので、徒歩キャンプで保冷剤が必要な場合は凍らせたペットボトルを持って行きます。行きは重くとも溶けたら飲料として使用できるので一石二鳥。ペットボトルなら潰せるので持ち帰りも楽ちんです。

食材自体を冷凍しておくという方法も

保冷剤は凍らせたペットボトルを使いますが、食材も凍らせておけば保冷力がさらにアップです。

筆者の場合、夏の生肉は極力避けますが、どうしても持っていきたい場合は食材自体を凍らせて500mlのペットボトル2本持って行きます。炎天下で長時間放置しない限りはこの方法で大丈夫でした。冬なら凍らせたペットボトルを持って行かなくても食材を凍らせておくだけで十分なので、さらに軽量化できます。

調味料類は必要な物だけ小分け

筆者の場合は事前にメニューを決めてしまって、調味料は必要な分だけ持って行きます。醤油や油などの液体は、当日使いそうな分量だけタレ瓶に詰めて基本1回使い切りです。塩やこしょうもそれぞれ持って行くのは面倒なので、炒め物や焼肉はアウトドアスパイスを小分けにして持って行きます。

アウトドアスパイスは塩、こしょうの他に旨味調味料が配合されているので、1本でしっかり味が付いて便利!そして割と何にでも合います。ソロだと使う調味料も少量。賞味期限も切れがちなので、自宅で使用しているものを小分けにして都度準備するのがおススメです。

自販機、売店の有無は事前に調べる

お酒や飲料はどうしても重くなります。こればかりは当日購入が最適。キャンプ場に自販機や売店があれば持って行かなくて済むので、初めて行くキャンプ場の場合は事前に調べておきます。

特に夏は熱中症の危険もあるので重要です。また、最近は軽量なパウチで飲み切りサイズのお酒も販売されています。お酒を飲みたいけど重くなるのは嫌だ…と言う方にはおススメです。

徒歩キャンプにおすすめな小技

アルミホイルは何かと便利

アルミホイルは超軽量なULクッカー!そのまま持って行くと嵩張るので、使いそうな長さにカットして畳んだものを1枚~2枚は毎回持って行きます。汁物は厳しいですが、食材やお菓子などを乗せるお皿にしたり、テーブルに敷いてちょっとしたまな板にしたり、クッカーで焼き物をする時も一枚敷いておけば洗い物が減るし、蓋としても使用できます。

食材を包んで焚き火に放り込めば調理も簡単!魚やお肉は包み焼きにしてしまえばお皿も要らないのでかなり便利です。調理以外にも焚き火後の灰の片づけにも使えるので徒歩キャンプには必須です

ポリ袋炊飯

最近、ハマっているのがアイラップなど加熱OKなポリ袋で行う「ポリ袋炊飯」。筆者はビニール袋に0.5合のお米を入れてクッカーの隙間に詰めて持って行っていたのですが、「どうせビニール袋を使うなら加熱OKなポリ袋にしてそのまま炊飯したら無駄が無いのでは?」と思いつき、ポリ袋炊飯をしています。

ポリ袋炊飯をした後は袋にいれたまま食べてしまえば洗い物は出ないし、使用済みポリ袋はゴミ入れとして使用するので軽量且つ無駄がありません。

超簡単な徒歩キャンプ飯レシピ紹介

ここからは料理が苦手でめんどくさがりな筆者が実際に作ったキャンプ飯をご紹介します!

豚キムチ

【材料】

  • 豚肉
  • 玉ねぎ
  • しめじ
  • ねぎ少々
  • キムチ使い切り1パック
  • 醤油
  • 黒瀬スパイス

【作り方】

  1. 玉ねぎとしめじを黒瀬スパイスで炒めて、しんなりしたらシェラカップに移す
  2. 豚肉を炒める
  3. 豚肉に火が通ったら、1.の玉ねぎとキムチを投入
  4. 最後に黒瀬スパイスと醤油を入れてねぎを散らしたら完成

      ポイント

      キムチが具と味付けを兼務するのでかなりおススメ。黒瀬スパイスは豚キムチとの相性バッチリで、最後にお醤油をかければ味も締まります。玉ねぎとしめじはお肉と別々に炒めて後で合わせれば、ソロ用の小さいフライパンでもこぼさずに炒められます。

      グラタン

      【材料】

      • ウィンナー
      • 玉ねぎ
      • ブロッコリー
      • グラタンの素
      • 牛乳200ml
      • チーズ
      • パン粉少々

        【作り方】

        1. 具材を炒める
        2. 牛乳を入れる
        3. グラタンの素を入れる
        4. 煮込んだらチーズとパン粉を乗せる
        5. 焚き火台の下で焼いて焦げ目がついたら完成

          ポイント

          お肉や野菜は何でも適当な物でOK。グラタンの素を使えばマカロニを用意しなくて良いし調味料不要なのでかなり便利。焚き火台を使えば焦げ目を付ける為にトーチバーナーを持って行く必要がありません。

          アヒージョ

          【材料】

          • カマンベールチーズ
          • ブロッコリー
          • プチトマト
          • エリンギ
          • ウィンナー
          • オリーブオイル
          • アヒージョの素
          • 〆のパスタ(サラダパスタ)若しくはパン

            【作り方】

            1. オリーブオイルとアヒージョの素を入れて加熱する
            2. 具材を入れてさらに加熱する
            3. 煮立ったら完成

            ポイント

            こちらも具材は何でもOK!見栄えが良いし、素を使えば調味料も不要です。フランスパンやバケットは焚き火台で焼いて一緒に食べれば美味しいし、〆にパスタを入れるとペペロンチーノとして食べれます。パスタは軽量且つ早く茹でれる「サラダパスタ」がおススメです。

            キムチ鍋

            【材料】

            • 野菜
            • 厚揚げ
            • 豚肉
            • キムチ使い切り1パック
            • キムチ鍋の素(固形)
            • 〆の麺類

              【作り方】

              1. 水と材料を入れて煮込むだけ

              ポイント

              説明するまでも無く、冬キャンプでの鍋全般は超簡単でおいしい!スープは使い切りの固形タイプが軽量でおススメ。野菜やお肉は必要な分だけ小分けにしておき、崩れやすく嵩張るお豆腐はひと口サイズの厚揚げにする事でコンパクトに持ち運べます。

              困った時のコンビニ飯

              キャンプ飯が決まらないけどサクッとキャンプに行きたいな。という時は潔くコンビニにお世話になります!筆者が良く利用するのはセブンイレブン。ハンバーグや餃子などはアルミホイルで包んで温めるだけでかなり美味しいです。

              画像はセブンイレブンのナン、サラダチキン、野菜サラダを、自宅にあったレトルトのほうれんそうカレーと一緒に食べました(ナンはかなり焦がしてしまいましたが…)。コンビニでもプラスチックトレーを使っていない物であればコンパクトに持ち運びできます。

              困った時の登山食

              アルファ米をご存じでしょうか?炊きたてのお米を急速乾燥させたものでお湯で戻して食べる事ができます。登山の方が良く使う食事ですが、最近は白米以外に、炊き込みご飯やピラフなどバリエーション豊富。そして何より超軽量です!

              登山用だとフリーズドライやショートパスタなど、お湯で戻すだけの食事はたくさんあるので、登山食に焚き火で焼いたおかずなどをちょっとプラスするだけでかなり充実したキャンプ飯になります。

              使うものだけ持って行くことが重要

              軽量化の基本ですが、使わないものは持って行かない、使うものを使う分量だけ持って行く。徒歩キャンプをするならこれが重要です。

              当たり前ですが、軽いからいいか。使うかもしれないから…。が積み重なって荷物が増えていきます。しかし考え過ぎるのも疲れるので、そんな時はコンビニや登山食に頼るのもおすすめですよ!

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              • アウトドア未経験から突然ソロキャンプに目覚めバックパックを背負って徒歩キャンプをしています。 ストイック過ぎない適度なULスタイルを目指しつつソロキャンプを楽しみます♪

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