岩本利達
ナイフとハサミがドッキング!アウトドアでの調理に便利なニッケンシザーナイフが発売

ナイフとハサミがドッキング!アウトドアでの調理に便利なニッケンシザーナイフが発売

アウトドアで調理をする際、調理用ハサミがあるとめちゃくちゃ便利である。お肉や野菜を切る際にまな板をいちいち使わなくても良いし、洗い物も少なくて済む。しかし一方で、ハサミでは切れないものには結局ナイフが必要なので、二つとも用意しなければいけないのが正直な所。

そのニーズに応えるべく、岐阜県関市の老舗刃物メーカー「ニッケン刃物株式会社」がスタートしたクラウドファンディングプロジェクトにて「ニッケンシザーナイフ」が登場した。名前の通りハサミとナイフがくっついた調理器具となっているが、使い勝手はどうだろうか。

ハサミとナイフでキャンプ飯二刀流

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ビジュアルをご覧いただいた通り、パッと見はハサミのようにも見えるが、ハサミの片側がナイフになっているという仕組み。

ナイフとして使用したい場合は、分解することでナイフ単独でも使用できる。ナイフ側の穴はハサミの輪の部分をなくし、持ち手に小指が入るように調整。ナイフとしてもハサミとしても使いやすい様に工夫されている。

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一般的な分解できるハサミと同じ構造となっており、ほぼ直角に刃を開くと分解できる。組み立ても簡単なので、調理中にハサミとナイフを行ったり来たりするのもストレスなく可能だろう。

メイドイン関のクオリティ

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アイデアだけの商品だけでなく、三大刃物の産地である岐阜県関市で長年培われてきたノウハウが注ぎ込まれているのも魅力の一つ。刃物職人が一本ずつ、丁寧に手作業で刃付けを行っていることから切れ味は抜群とのことだ。

また、刃にはフッ素コートが塗布されており、刃体が錆びにくい上に食材がくっつきにくいのは嬉しい。注意点があるとすれば、ナイフはハサミとして成立するために片刃仕上げとなっている点。普段両刃を使用していると慣れないかもしれないが、使い続ければ気にならないだろう。

革ケース付きで持ち運びも安全

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ハサミにしてもナイフにしてもアウトドアに元出す際にはケースが必要不可欠。牛乳パックや新聞紙などでもケース代わりにすることも出来るが、カッコよくはないのでこだわるなら専用ケースが欲しい所。

特にシザーナイフという特殊な調理器具であるため、ケースがセットになっているのは重要だ。付属のケースには天然の牛革を使用しており、経年変化も楽しめる様になっている。

開始から1週間で150万円突破!

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ニッケンシザーナイフはそのアイデア性とクオリティにより非常に人気があり、8月9日のスタートからわずか1週間で約150万円の応援購入を獲得。人気のあまりすぐに終了したリターンもあるが、まだまだお得なリターンは豊富に残っている。とはいえ割引率の高いリターンで購入したいとは思うので、早めに検討した方が良さそうだ。

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  • 岩本利達
  • 岩本利達キャンプクエストNEWS編集部
  • NCAJキャンプインストラクター/JACオートキャンプ指導者
    『子どもを育む場としての「キャンプ」こそ持続可能な社会の第一歩』をテーマに、環境意識やサバイバル知識を高めるために日夜活動。ガジェット/ギアマニアの視点から最新アウトドアニュースをお届けします。

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