北海道の冬は雪が降るため、ほとんどのキャンプ場が10月下旬でシーズンの営業を終えてしまいます。ごく一部、通年営業していて冬キャンプが楽しめるキャンプ場もありますが、氷点下20℃の寒さや一晩で30㎝以上も雪が降ることがあるため、テント泊するにはかなりしっかりとした準備と覚悟が必要です。
そこで、冬でも気軽にアウトドア気分が味わえるのが、暖房付きのコテージでの宿泊です。今回は中頓別町にある「ピンネシリヴィレッジファームパーク」にあるコテージに宿泊してきたのでご紹介します。
目次
ピンネシリヴィレッジファームパークの基本情報
施設名 | ピンネシリヴィレッジファームパーク |
---|---|
所在地 | 北海道枝幸郡中頓別町字敏音知72番地7道の駅ピンネシリ |
利用期間 | 5月~10月中旬 *コテージとキャンピングボックスは通年営業(12月28日~1月3日休業) |
受付場所 | 道の駅ピンネシリ 電話番号:01634-7-8510 |
チェックイン/チェックアウト | カーサイト・テントサイト チェックイン 13:00~17:00 / チェックアウト 11:00 コテージ・キャンピングボックス チェックイン15:00~17:00 / チェックアウト 10:00 |
キャンプ場へのアクセス
・旭川市からは道央自動車道と国道40号線を経由して約2時間30分
・稚内市からは国道40号線と道道785号を経由して、車で約1時間50分
・北見市からは国道238号を経由して、車で約3時間40分
予約方法
・カーサイト、テントサイトはテントサイト専用の仮予約フォーム、または電話(道の駅ピンネシリ:01634-7-8510(9:00〜17:00/年末年始休業)
利用料金
■入場料
カーサイト・テントサイト・キャンピングボックス | 大人:1人¥300小人(中学生まで):1人¥100 ※未就学児は無料※2泊目以降無し |
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■利用料
水道・電源付カーサイト | ¥2,000/1泊1区画(2泊目以降も同じ)、車2台目/¥1,700(2泊目以降も同じ) ※駐車スペースに収まらない場合はお車の追加駐車は出来ません。 別区画を追加でご利用(有料)下さい。 ※デイキャンプには使えません |
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一般カーサイト (宿泊) |
¥1,500/1泊1区画(2泊目以降も同じ)、車2台目/¥900(2泊目以降も同じ) ※駐車スペースに収まらない場合はお車の追加駐車は出来ません。 別区画を追加でご利用(有料)下さい。 |
一般カーサイト (デイキャンプ) |
2時間1サイト¥200 ※17時以降は宿泊料金 |
テントサイト (宿泊) |
テント1張¥300(2泊目以降も同じ) |
テントサイト (デイキャンプ) |
2時間1サイト¥100 ※17時以降は宿泊料金 |
コテージ4名用A・B | ¥12,000/1棟1泊(追加料金5名以上/¥2,500/1名1泊、「B」のみペット持込可、中型犬(10kg)2頭まで、¥1,000/1頭) ※ペットは宿泊施設内に持ち込まない場合でも料金が発生いたします。 |
コテージ6名用A・B | ¥18,000/1棟1泊(追加料金7名以上/¥2,500/1名1泊) |
キャンピングボックスA・B (定員4名) |
¥12,000/1棟1泊 |
ピンネシリヴィレッジファームパークの施設紹介
「ピンネシリヴィレッジファームパーク」は、道北地方の中頓別町にあるキャンプ場です。カーサイトやフリーサイトの他、冬も利用できるコテージやトレーラーハウス型宿泊施設があります。
受付
ピンネシリヴィレッジファームパークは「道の駅ピンネシリ」に併設されたキャンプ場です。道の駅ピンネシリは、国道275沿いの音威子府村と浜頓別町の中間地点に位置する中頓別町にあります。
北海道本土で登頂できる最北の山「敏音知(ピンネシリ)岳」の登山道入り口にあって、登山の受付場所にもなっています。
道の駅の建物の中には、トイレやコインランドリー、自動販売機などを完備。また、売店コーナーには中頓別町の特産品である「なかとん牛乳」や牛乳を使ったプリンなどのお菓子などのお土産を販売しています。
ピンネシリヴィレッジファームパークの受付は「道の駅ピンネシリ」の建物の中にあります。
チェックインの可能時間は、カーサイトとテントサイトが13:00~17:00、コテージとキャンピングボックスが15:00~17:00です。17:00以降は管理人不在となるためチェックインの時間には注意しましょう。
コテージ6名用
今回利用したのは、「コテージ6名用」で、AとBの2棟があります。利用料金は18,000円(1棟1泊)です。
6名用ですが最大8名まで宿泊でき、7名以上は2,500円(1名1泊)の追加料金となります。
コテージには暖房が完備されているため、通年で利用できます(12月28日~1月3日休業)。
入り口は2重になっているので寒さ対策はバッチリ。
広いリビングルームには8人掛けのテーブルとイス、そしてソファーが据え付けられています。
大きな窓の外にはテラスがあり、夏にはテラスで過ごすこともできそうです。
階段で2階に上がると、寝室になっていてシングルベッドが4つ置かれています。泊まったことはありませんが、まるでホテルのスイートルームのような広さです。
1階のリビングルームの横には和室があり、押し入れの中には布団など寝具一式が4組分納められています。
おじいちゃん、おばあちゃんは和室に布団を敷いて寝て、お父さんとお母さん、子どもは2階のベッドで寝てと、三世代で利用するのも良さそうです。
キッチンには料理器具や食器などすべて用意されています。
IH調理器、炊飯器、電子レンジ、冷蔵庫、食器(大皿、小皿、サラダボール、小鉢、急須、湯飲み、コーヒーカップ、グラス、スプーン、フォーク等)、台所用品(フライパン、鍋、ヤカン、電気ケトル、包丁、まな板、お玉、フライ返し、菜箸、キッチンバサミ等)
ユニットバスも完備されていて、バスタオル、フェイスタオル、シャンプー、リンス、ボディソープも用意されています。また、浴室の前には、洗濯乾燥機もあります。
洗面台もトイレもそれぞれ2つ。洗面台には歯ブラシなどのアメニティも人数分用意されています。また、コテージ内にはWi-Fiもあり無料で使用できます。
コテージ4名用
出典:ピンネシリヴィレッジファームパークコテージ4名用の利用料金は12,000円(1棟1泊)です。A棟とB棟の2棟があり。B棟は中型犬(10kg)2頭まで同伴が可能です。ペットの料金は1,000円/1頭です。
なお、ペットは宿泊施設内に持ち込まない場合でも料金が発生します。
6名用のコテージ同様に、食器や台所用品、ユニットバス、炊飯器、電子レンジ、冷蔵庫、洗濯乾燥機、バスタオル、フェイスタオル、シャンプー、リンス、ボディーソープなどが用意されています。
キャンピングボックス
出典:ピンネシリヴィレッジファームパークキャンピングボックス(トレーラーハウス型宿泊施設)は、2019年11月に新設された施設です。施設の中に設置されている食器などの備品はスノーピークやコールマンなどで揃えられています。
利用料金は12,000円(1棟1泊)と入場料が大人300円、小人(中学生まで)100円です。※未就学児は無料
設備は暖房、ダブルベッド1つ、シングルの2段ベッド1つ、キッチン、トイレ、シャワールーム、洗面所。
調理器具や食器類、シャンプー・リンス・ボディーソープ、バスタオル、フェイスタオルなども備え付けられています。
オートキャンプ場
カーサイトとテントサイトの営業期間は5月~10月(中旬)頃です。コテージに宿泊した12月中旬は、一面雪に覆われていましたが、利用料など紹介します。
水道・電源付カーサイト
区画内に駐車して、その横にテントを張ることができます。区画内には個別の水道・電源設備があります。
利用料金は、1泊1区画で2,000円(2泊目以降も同じ)、車2台目は追加で1,700円(2泊目以降も同じ)です。入場料は大人300円、小人(中学生まで)100円です。※未就学児は無料
駐車スペースは奥行き約11m × 横幅約3m30cmで、駐車スペースに収まらない場合は車の追加駐車はできません。
一般カーサイト
区画内に駐車して、その横にテントを張ることができます。個別の水道や電源は無いので、共同の炊事場を利用します。
利用料金は、1泊1区画で1,500円(2泊目以降も同じ)、車2台目は追加で900円(2泊目以降も同じ)です。入場料は大人300円、小人(中学生まで)100円です。※未就学児は無料
駐車スペースは、奥行き約11m × 横幅約3m30cmで、駐車スペースに収まらない場合は車の追加駐車はできません。
テントサイト
無料の専用駐車場に駐車して、サイト内にはテントのみを設置して利用するサイトです。個別の水道や電源ないので、共同の炊事場を利用します。
利用料金は、テント1張り1泊300円。入場料は大人300円、小人(中学生まで)100円です。※未就学児は無料
ピンネシリヴィレッジファームパークの周辺施設
道の駅ピンネシリと国道275号を挟んで向かい側には、「ピンネシリ温泉ホテル望岳荘」があります。日帰り入浴ができて入浴料は、大人400円、小人170円、12歳未満無料。キャンプ場からは歩いて約4分です。
冬もアウトドア気分が楽しめるコテージがおすすめ
「ピンネシリヴィレッジファームパーク」のコテージは、春から秋の雪が無い時期の週末には予約が取れないほど人気です。冬は週末でも比較的空きがあるため狙い目です。
充実した設備と備品が備えられているので、まるで別荘に泊まっているような豪華でゆったりした時間を過ごせますよ。
ギア
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