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北海道小平町「望洋台キャンプ場」レビュー|日本海を望む高台で最高のオーシャンビューキャンプ

北海道小平町「望洋台キャンプ場」レビュー|日本海を望む高台で最高のオーシャンビューキャンプ

小樽から稚内まで続く日本海の海岸線沿いを走る通称「オロロンライン」。天気の良い日には、日本海に浮かぶ「天売島」や「焼尻島」を観ることができます。

今回は、オロロンライン沿いの高台にある小平町「望洋台キャンプ場」に1泊で行ってきたのでご紹介します。望洋台キャンプ場は、キャンプサイトから望む日本海を真っ赤に染めながら沈む夕陽の景色が最高のキャンプ場です。

小平町 望洋台キャンプ場の基本情報

名称 望洋台キャンプ場
所在地 北海道留萌郡小平町字花岡
利用期間 6月下旬~8月下旬
チェックイン/チェックアウト チェックイン/13時~、チェックアウト/翌10時
お問い合わせ先 キャンプ場オープン中
望洋台キャンプ場管理棟 電話・FAX:0164-59-1950
休業期間中
小平町役場経済課 電話:0164-56-2111
ホームページ 北海道おびら観光情報 観光スポット 望洋台キャンプ場

キャンプ場へのアクセス

「望洋台キャンプ場」は、留萌と天塩を結ぶ国道232号線、通称「オロロンライン」沿いにあるキャンプ場です。国道232号線を北に向かって車を走らせると、キャンプ場を示す看板が見えるので案内の通り坂道を登って行くとあります。

・旭川市からは、国道12号線、深川留萌自動車道、国道233号線を経由して車で約1時間30分
・札幌市からは、国道275線を経由して車で約2時間50分

予約方法

予約は電話受付となります。

キャンプ場がオープンしている期間は望洋台キャンプ場管理棟(電話:0164-59-1950)、休業期間中は小平町役場経済課(電話:0164-56-2111)です。

望洋台キャンプ場の利用料金

区分 使用料 備考
入村料 一般200円、中学生以下150円(1日/1名) 1泊2日で利用の場合、1人につき2日分の料金
フリーサイト 1人用450円、2人以上用1,000円(1泊/1張) 13時~翌10時
オートキャンプサイト 電源なし2,500円、電源付3,000円(1泊/1区画) 13時~翌10時
バンガロー(6~7人用) 2,500円(1泊/1棟) 13時~翌10時
オートバンガロー(4~6人用) 駐車場・電源付4,500円、駐車場・電源・流し台付5,000円(1泊/1棟) 13時~翌10時

望洋台キャンプ場の施設紹介

望洋台キャンプ場は日本海を一望できる高台にあるキャンプ場です。天気の良い日には日本海に沈む美しい夕日を望むことができます。

広い敷地内には、フリーサイト、オートサイト、バンガローがあります。

管理棟

キャンプ場がある高台に向かって車を走らせると途中にゲートがあります。このゲートは21時から翌朝7時まで閉鎖されるので注意が必要です。外出する際には21時までに戻ってきましょう。

ゲートを通過してさらに登ると右手に管理棟があります。ここで利用許可申請書を記入して受付をします。

受付すると注意事項やごみの分別法が書かれた紙やゴミ袋、近くにある入浴宿泊施設「ゆったりかん」の割引券が頂けます。

管理棟の中には、乾燥機付きの洗濯機が設置されています。

また、小平町役場のホームページによると貸し毛布や貸し食器、薪の販売もあるようです。

管理棟の横にはシャワールームと書かれた建物がありましたが、この日は入り口にシャッターが下りていました。通常は、1回300円で利用できるようです。

シャワールームの建物と管理棟の間には、自動販売機が1台設置されています。

オートキャンプサイト(電源なし)

今回利用したのは、電源なしのオートキャンプサイトです。利用料金は、1泊/1区画2,500円です。

全部で18区画あり、海側の9から14区画が人気です。

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出典:望洋台キャンプ場

ホームページに掲載されているガイドマップで、海側で炊事場が近い11番の区画を利用させて頂きました。

駐車スペースは2台横並びで停めるようになっていますが、1区画の広さはテントとタープを張っても十分に余裕があります。

オートキャンプサイト(電源付き)

電源付きのオートキャンプサイトは、A1からA16までの16区画あり、周りには駐車場と電源付きのバンガローが11棟立ち並んでいます。

バンガロー

バンガローは3タイプ。

駐車場・電源・流し台付5,000円(1泊/1棟)が3棟、駐車場・電源付4,500円(1泊/1棟)が11棟、駐車場がないバンガロー2,500円(1泊/1棟)が10棟です。

駐車場がないバンガローは管理棟より山側に配置されていて、海の眺望は期待できないかもしれません。

車を横づけできないので、荷物の搬出入の際には管理棟に用意されているリアカーが利用できますが、坂になっているので少し大変そうです。

フリーサイト

フリーサイトは、展望台がある多目的広場、管理棟の近く、駐車場がないバンガローのさらに上の広場と3か所ありますが、絶対におすすめなのは展望台がある多目的広場のフリーサイトです。

なお、展望台は閉鎖されていて、登ることができないそうです。

炊事棟とトイレ

キャンプ場内には炊事棟が数か所設置されています。上の写真は電源なしのオートキャンプサイトの炊事棟ですが、他も同様の形状です。

蛇口は合計8か所。大きな作業台もあり使いやすいです。

トイレも場内に数か所あります。新しくはありませんが清掃は行き届いていました。

ただ、トイレには入り口にドアがないため、夜間は照明で虫が大量に入っていました。虫が苦手という方は覚悟して使用する必要があります。

ゴミステーション

管理棟から少し海側に行くとゴミステーションがあります。受付の際にもらったごみ分別表に沿って、もえるごみ・もえないごみ・木くず・生ごみ・資源ごみに分別して捨てることができます。

周辺の施設

「望洋台キャンプ場」がある高台の麓には、宿泊入浴施設の「ゆったりかん」があり日帰り入浴ができます。

入浴料は大人500円ですが、キャンプ場の受付時には、入浴料が100円安くなる割引券をくれるので400円で利用できます。

また、「ゆったりかん」の周辺には、全18ホールの「小平町国際パークゴルフ場」や初心者でも気軽に陶芸が楽しめる「陶工房おびら」もあります。

日本海を真っ赤に染めながら沈む夕陽の景色が最高のキャンプ場

今回ご紹介した小平町の「望洋台キャンプ場」は、日本海を望む高台の上にありオーシャンビューが最高のキャンプ場です。夕刻には日本海を真っ赤に染めて沈む夕陽の景色が楽しめます。

営業期間が8月下旬までと、今シーズンの営業はすでに終了していましが、来年のキャンプの予定に入れてみてはいかがでしょうか。

紹介
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  • 都良(TORA)
  • 北海道在住のフリーライター。キャンプ、車中泊、登山、トレッキングが大好き。障害者スポーツの指導員をしていることから、車いすなど障害を持つ子供たちをトレッキングやキャンプに連れていく活動もしています。資格:自然体験活動指導者認定委員会 自然体験活動指導者NEALリーダー、北海道ボッチャ協会 審判員・普及指導員

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