絶景＆夜景が人気！みさき台公園「初山別村オートキャンプ場」でファミリーキャンプ！

北海道の北西に位置する、苫前郡初山別村。日本最北の天文台「しょさんべつ天文台」があることでも知られるこの村は、満点の星空と海岸に沈む夕陽の美しさでも有名な場所です。

そんな絶景を楽しめるみさき台公園「初山別村オートキャンプ場」に、夏休みを利用して家族で行ってきたのでご紹介します。

初山別村オートキャンプ場の基本情報

所在地	北海道苫前郡初山別村字豊岬
電話	【6月・9月の土日祝日、7月・8月の毎日】：0164-67-2077（管理棟） 【営業日以外、6月・9月の平日】：0164-67-2031（しょさんべつ温泉フロント）
営業期間	6月中旬～9月中旬
予約受付時間	営業期間中 9時～17時
チェックイン	13時～17時
チェックアウト	12時
公式サイト	オートキャンプ場 ｜ 初山別村公式サイト
備考	・サイトは予約制ですが、空きがあれば当日も利用可能 ・ゴミは全て持ち帰り

利用料金

キャンピングカーサイト	3,500円
カーサイト	電源あり：3,500円 電源なし：3,000円
フリーサイト	500円

アクセス

新千歳空港から初山別村へは、車で道央自動車道を利用して約3時間40分、札幌からでも有料道路を利用して約3時間半かかります。実際はトイレ休憩なども含まれるので、プラスαが掛かるでしょう。

留萌ICから、北海道の日本海側の海沿いを走るルートである「日本海オロロンライン」を北上。途中、小平町の道の駅「おびら鰊番屋（にしんばんや）」や苫前町の道の駅「風W（ふわっと）とままえ」、羽幌町の道の駅「ほっと・はぼろ」に立ち寄る事もできます。

我が家は、前日宿泊した美深町のキャンプ場から向かったので、実際にこれらの道の駅に寄ったのは帰り道でした。

みさき台公園「初山別村オートキャンプ場」の紹介

テントサイト

みさき台公園内にある初山別村オートキャンプ場には、キャンピングカーサイト、スタンダートカーサイト（電源あり、なし）、フリーサイトの3タイプがあります。

特にカーサイトは、他のキャンプ場とは比べ物にならないほど圧倒的に広くておすすめです。

ツールームテントを張っても、サイトにかなりの余裕があります。また、それぞれに流し台がついているので、とっても便利です。芝も綺麗に手入れされており気持ちよく過ごすことができます。

センターハウス・トイレ

キャンプ場内にある大きめの建物は1つしかないので、すぐ分かると思います。センターハウスというよりは、トイレが大部分で、受付時間のみ窓口にスタッフの方がいらっしゃるという感じです。

トイレは綺麗に清掃されており、子どもでも快適に使うことができます。しかし、サイトの位置に寄ってはトイレが遠く感じるかもしれません。特に夜はそう感じるでしょう。

出典：オートキャンプ場 ｜ 初山別村公式サイト

場内の地図を見るとわかりやすいのですが、外側の9番〜18番の崖下に海が広がっているので、そちらがとても景色の良いサイトになります。しかし、それと同時にトイレまでは遠くなってしまいます。

夜の写真でわかり辛いのが申し訳ないのですが、外側のサイトからトイレを見た感じが、このようになります。見た目には近そうなのに、道が直通ではないため遠回りすることになり、夜間は結構面倒でもありました。

お子さんが幼児ならトイレの近くのサイトが安心かもしれません。我が家は、上2人が小学生、末っ子は当時まだオムツだったので大丈夫でしたが、次回また外側を選ぶかというと悩ましいところです。

初山別村オートキャンプ場の魅力

初山別村オートキャンプ場の魅力は、規格外と言われるサイトの広さや清潔感だけではありません。なんといっても絶景を楽しめるところだと思います。

満点の星空や海に沈む夕日など絶景ポイントが有名なんです。

素晴らしい星空！

初山別村には日本最北の天文台「しょさんべつ天文台」が設置されているほど星が綺麗に見えます。天気がよければ、時を忘れて見入ってしまうほどの星空が広がります。

我が家が行った時は、運良く流星群が見られる日だったので、1分間で数個は流れ星を見つけられる天体ショーが繰り広げられていました。おそらく人生であんなに流れ星を見られる夜はもうないだろうと思うほどでした。

夕陽の美しさ！

みさき台公園は地平線に沈む夕陽の美しさに定評があり、まさに絶景ポイントとしても有名です。特に近くにある金比羅神社の鳥居の中に沈む夕陽を一目見ようと、夕方には多くの人が訪れ、カメラを構える人も多くいます。

釣り場や海水浴場がある！

初山別村オートキャンプ場の近くには豊岬漁港があり、釣りを楽しむ人もいます。

また夏期限定で海水浴場が開設され、本来なら天気の良い日には海水浴を楽しむことも出来ます。

しかし、我が家が行った時はコロナウイルス感染症対策のため開設中止となっていました。

遊具がある

みさき台公園には、あちらこちらにブランコなどアスレチック遊具が配置されています。子連れキャンパーには嬉しいポイントですね。残念ながら我が家は利用する時間はありませんでした。それぐらい周囲の絶景に見入る時間が長いのです。

キャンプ場の周辺施設

道の駅「ロマン街道しょさんべつ」

出典：初山別村公式サイト

キャンプ場があるみさき台公園内には道の駅が併設されており、地域の特産品などのお土産品を購入できる他、小さなレストランもありました。建物の裏側にはゴーカートもあり、何人か並んでいました。

しょさんべつ温泉ホテル岬の湯

出典：しょさんべつ温泉 ホテル岬の湯

道の駅の向かい側にある大きな温泉施設です。宿泊やレストランのみならず、日帰り入浴も利用できるので、キャンプ利用者にも重宝されています。我が家は朝風呂を利用させていただきました。キャンプ場内にはシャワー施設などはないため、とてもありがたかったです。

しょさんべつ天文台

日本最北にある天文台です。ドラマ「白線流し」で、主人公の長瀬さんが働いていた天文台としても知られ、実際に天文台の中に当時のロケの写真が展示されていました。

星に名前をつけられるマイスターシステムなど星に親しむ取り組みがされており、夏休みなどはかなり混雑します。

この日も、コロナの影響もあって入館制限がかかるため、かなり並びました。臨時で配置されたスタッフのおじさんは「こんなに並んでも中はすぐ見終わるよ」とおっしゃっていましたが、天体観測が好きな我が家は大きな望遠鏡を覗けて大満足。

毎週火曜・水曜は休館日なので注意してください。

金比羅神社

初山別村オートキャンプ場の下に広がる海沿いにある神社で、崖の中に小さな社があります。昔、漁師さんが流れ着いたお札を奉ったところ海難事故が減ったと言われ、海の中に鳥居があります。

道の駅「おびら鰊番屋」

キャンプ場からは距離がありますが、オロロンラインの帰り道に寄った道の駅「おびら鰊番屋（にしんばんや）」です。

おびら鰊番屋には国指定の重要文化財である「旧花田家番屋」が併設されており、道内で現存する番屋では最大規模の鰊漁家の建物が年間を通じて公開されています

道の駅では町内の特産品などのお土産が買える他、当時の文化を知ることができる展示品や『親方の間』と名付けられたいろりを囲んだ休憩スペースなどがあり、当時の様子がうかがえます。

また、同じくオロロンラインの道の駅「風Wとままえ（ふわっととままえ）」には、大きくて立派な温泉施設内にあります。こちらにも人気のキャンプ場がすぐ近くにあるので、次回ぜひ行ってみたいと思います。

初山別村オートキャンプ場利用時の注意点

みさき台公園にある初山別村オートキャンプ場は快適なキャンプ場でしたが、利用する上での注意点をいくつかお知らせします。

海が近くて風が強い！

海沿いの高台にあるため、かなり風が強い日が多いようです。我が家が行った日も天気はよく快晴でしたが、風は割と強かったです。テント設営時はしっかりペグダウンをして、タープはなるべく張らない方が安全かも知れません。

昼と夜の気温差が激しい！

日中と夜の気温差が激しく、夜は夏でも結構冷え込みます。

我が家が利用した8月中旬も、日中は日差しが強く暑かったのですが夜は11℃まで下がりました。子どもたちには夏でも夜用にフリースを着せていましたが、それでも寒かったです。天気予報を見ながら防寒対策をしっかりすることをオススメします。

カラスがくる！

日中はあまり気になりませんでしたが、朝はカラスがやってきます。朝、流し台にカラスが居座り、子どもたちがしばらく利用できませんでした。

買い出しは事前にしっかりと！

キャンプ場の近くは買い出し施設が充実しているとは言えません。車で5分くらいの場所にセイコーマートはありますが、繁盛期には混雑しており、24時間営業でもありません。コンビニのある安心感はありますが、事前にしっかり買い出しをして向かいましょう。

ゴミをしっかり管理しよう！

ゴミは全て持ち帰りになります。せっかく綺麗なキャンプ場なのできちんとルールを守って利用したいですね。

初山別村オートキャンプ場はファミリーにオススメの絶景キャンプ場です

初山別村オートキャンプ場はとても快適に利用できるキャンプ場で、天気の良い日は見事な絶景を楽しむことができる素敵な場所でした。

初山別村オートキャンプ場の周辺には、他にも「みさき台公園キャンプ場」や「金比羅神社キャンプ場」が併設されるほど人気のキャンプ地です。夏休み時期などは、予約を取るのも難しいくらい混雑しますが、行く価値のあるキャンプ場だと思います。

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