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キャンプで残った油をオシャレに処理!廃油キャンドルを作ってみたら衝撃の展開に

廃油キャンドルの作り方
キャンプで揚げ物をしたいけれど、残った油はどう処理しよう?!焚火の燃料にする?固めて捨てる?

などなど、油の処理方法について調べていた時に見つけたのが、残った油で「廃油キャンドル」を作るという方法。なんてオシャレな処理の仕方なの!

と、さっそくファミリーキャンプで「串カツ」を楽しんだ後、子ども達を喜ばせるべく「廃油キャンドル作り」にチャレンジしてみた私。

が、しかし!

作り方は超簡単にも関わらず、まさかの大失敗に終わるという衝撃の展開に。というわけで、廃油キャンドルの作り方と失敗しないポイントについてまとめてご紹介したいと思います。

はれうさぎ

ファミリーキャンプ歴4年目の主婦。登山好きな夫の「テントはコンパクトに!」のこだわりのもと、夫は独身時代から愛用しているソロテントで、私と子ども2人は3人用テントで寝るという別居スタイルでキャンプを楽しんでおります。

キャンプで虫よけにもなる廃油キャンドルを作ってみよう!

手作り廃油キャンドル

キャンドルと言えば、その灯りはゆらゆらと幻想的でキャンプの雰囲気アップにピッタリのアイテムですね。

しかも、手作りの廃油キャンドルは、虫が苦手とする香りを加えれば「虫よけキャンドル」にもできるとか。

虫よけキャンドルといえば、アウトドアブランドからも何種類か販売されていて、キャンプで使っている方も見かけますよね。

ロゴス-アロマ缶入りキャンドル参考:ロゴス公式サイト

というわけで、キャンプで揚げ物をした後の油の処理で「虫よけ効果付きの廃油キャンドル作り」なんて、キャンプにピッタリじゃないか!

と、キャンプでの廃油キャンドル作りに飛びついた私なのですが。

結果として一回目大失敗をしました。

後日、その失敗点を踏まえて再チャレンジをした際は、無事「廃油キャンドル作り」に成功しましたので、その具体的な失敗談と成功談を織り交ぜながら廃油キャンドルの作り方を説明していきますね。

廃油キャンドルの材料と作り方

廃油キャンドルの作り方と材料

廃油キャンドルの材料と作り方は以下の通りです。

【補足】多くの方が作られている「廃油+油の凝固剤」で作る廃油キャンドルではありますが、「油の凝固剤」としては本来の商品の使用目的外の用途となりますので、作る際は自己責任でお願いいたしますね。

廃油キャンドル作りの材料

廃油キャンドル作りの材料

【材料】

  • 揚げ物をした後の油
  • 油をこす道具
  • 油の凝固剤
  • 瓶(ジャムの空き瓶など)
  • タコ糸
  • 割りばし
  • アロマオイル(精油) ← なしでも可
油をこす道具
家庭用の油濾しポットを使っても良いですし、我が家はキャンプでは『ビールの空き缶の上部を切ったもの』とキッチンペーパーとで濾しましたが、コーヒーフィルターがあればそれを使うのも便利ですよ!

コーヒーフィルターコーヒーフィルターがあると油を濾すのに便利

あれば便利

  • ゴム(割りばしとタコ糸をセッティングする用)
  • 竹串(アロマオイルを入れた油を混ぜる用)

アロマオイルは無くてもキャンドル自体は作ることが出来ますが、「揚げ油独特の臭いを消したい場合」や「虫よけ効果を期待したい場合」は入れる事をおすすめします。

「揚げ油で作ったキャンドルは揚げ油臭くないのか?」や「虫よけ効果を期待したい場合のアロマオイル選び」については後半にまとめますね。

廃油キャンドル作りの事前準備

廃油キャンドル作りの事前準備

事前準備

  • キャンドルの芯となるタコ糸を瓶などにセッティングする

キャンドルの芯となるタコ糸を割りばしに挟み瓶の真ん中にセットします。タコ糸の長さは、最下部が瓶の底につくかつかないかくらいの位置になるように調節します。

タコ糸上部はキャンドルが固まった後に適宜切って長さを調節できますので、長めで大丈夫です。

廃油キャンドルの作り方

キャンプで作る廃油キャンドル

【廃油キャンドルの作り方】

  1. 揚げ油を濾す
  2. 濾した揚げ油の温度を80℃以上にする
  3. 油に凝固剤を入れて混ぜる
  4. 瓶に「3.」を流し入れる
  5. 3~5分ほど放置し温度が少し下がったら(※1)香りづけ用のアロマオイルを適量(※2)入れて混ぜる
  6. 固まり始める前にキャンドルの芯をセットする
  7. 固まったら出来上がり(30分~1時間)

※1:温度が高すぎるとアロマオイルの香りが飛ぶので60℃くらい。(←凝固剤が入った油が固まり始めるのが約40℃なので) ですが、そこは様子を見ながらアバウトでも大丈夫です。
※2:以下の写真の手前の瓶で20滴ほど、後ろの小さいシリコンカップの場合は5滴ほど入れましたが、お好みで調節してくださいね。

廃油キャンドル作りは油の温度が重要

はい!ポイントは凝固剤を入れる前に揚げ油を80℃以上にしておくことです。

油の温度が低すぎると凝固剤を入れても固まりませんのでご注意ください。

私はここを失敗し、「後は固まるだけ!」という「わくわくがピークに達した状態」から一転し待っても待っても一向に固まらないという絶望を味わったのでした。

廃油の温度は低すぎないように!

キャンプでテンションが上がった子供たち

「待っても待っても一向に固まらない」

そんなキャンドル (になる予定の廃油が入った瓶) を見つめる子ども達の、残念そうながらも母への「ドンマイ!」が入り混じった複雑な表情は忘れられません。(苦笑)

大失敗したキャンプでの初めての廃油キャンドル作りは、キャンドルが似合うハロウィンシーズンのキャンプでのことでした。

廃油キャンドルはジャムの空き瓶などでも作れるのですが、ハロウィンということで子どもたちの気分を盛り上げるべく、ハロウィンっぽい器を百均に探しに行き準備は万端!子ども達も楽しみにしていたのです。

しかし、全く固まらない。

まったく固まらない廃油キャンドル全く固まらなかった時のもの

敗因は、揚げ物とキャンドル作りをした夜のキャンプ場が思ったよりも寒かったこと。

油を濾す作業などをしているとあっという間に油の温度が下がってしまったようで、油を濾した後に油を温め直すことなく凝固剤を入れた点が失敗でした。

この日、廃油キャンドル作りをする私を、友人宅の子も含め合計3人の子ども達がキラキラした瞳で見つめていました。

「まだ固まらない?早く火をつけたいな!」

子ども達のわくわく感がストレートに伝わってくる中、いっこうに固まらないキャンドル。母として、ものすごく辛い時間でした。(苦笑)

というわけで、ファミキャンで廃油キャンドル作りをする場合、万が一固まらない事態に陥ると、その絶望感は深すぎますので、凝固剤を入れる際の油の温度にはくれぐれもご注意くださいね

凝固剤が固まる温度はその種類によって微妙に異なりますので、確認の上お試し頂きたいと思いますが、この時に使った凝固剤「固めるテンプル」の場合ですと「80℃以上の温度で溶け、40℃以下で固まり出す」とのことです。

廃油キャンドル作りをリベンジしてみた結果

廃油キャンドル作りをリベンジ

というわけで、後日、凝固剤を入れる前に油を再度温めるようにしたところ、無事に廃油キャンドルを作ることができました。

蓋つきの瓶で作った廃油キャンドル

蓋つきの瓶で作ると、キャンプからの持ち帰りなどにも便利ですよ!

シリコンカップに入れて作ったキャンドル

使い切り用にミニサイズのシリコンカップに入れて作ったキャンドルは固まったら型から外して使います。

百均のキャンドルホルダーに入れた廃油キャンドル

シリコンカップから外したキャンドルは百均のキャンドルホルダーに入れて火を灯すととても幻想的な光を見せてくれました。^^

幻想的な光を放つ手作りキャンドルキャンドルの下にアルミホイルを敷いて火をつけるとキャンドルホルダーが汚れなくていいですよ!

というわけで、無事に成功した「廃油キャンドル作り」なのですが。

廃油キャンドルを作ってみるにあたって、疑問に感じた以下の二点についても調査結果と実際に作ってみた感想を合わせてご紹介しておきたいと思います。

  1. 虫よけ効果のあるアロマオイルは?
  2. 廃油キャンドルは揚げ物くさくないの?

虫よけ効果のあるアロマオイルは?

虫よけ効果のあるアロマオイル

虫よけ効果があるとされるアロマオイルはいくつかありますが、虫よけ用にどれかひとつだけ購入しようとして迷ってしまった場合は「シトロネラ」にしておくと間違いないかと思います。

市販されている虫よけキャンドルにも、この香りのものが多いです。

そして、もしもアロマオイルが近所に売っていない!という場合は、「ハッカ油」でしたら虫よけ効果もありドラッグストア(薬局)に置いてあることも多いですのでハッカ油を使うことをおすすめします。

シトロネラ

シトロネラの瓶

シトロネラは、蚊などの虫が嫌う「シトロネラール」「シトロネロール」と言った成分を多く含むアロマです。

レモンに似た爽やかな香りがします。

ハッカ油

ハッカ油

ハッカ油は日本を代表するアロマオイルで、ミントのようなスーッとした清涼感がある香りがします。ドラッグストアでも置いてあることが多いです。

蚊をはじめとした様々な虫が苦手とする香りで、特にゴキブリが嫌いな香りなんだとか。

その他

ローズマリー、ティートリー、ラベンダー

もちろん、虫よけ効果を求めずに、好きな香りで作るというのも良いと思います。

個人的にはリラックスできる「ラベンダー」や、スキッと頭が軽くなる香りの「ローズマリー」の香りが好きです

あと「ティートゥリー」は、抗菌作用があり鼻づまりやのどの痛みなどの風邪の症状を和らげ、持っていると便利なアロマオイルで、キャンドルの香り付けとしてもおすすめです。

廃油キャンドルは揚げ物くさくないの?

キャンプで串カツ作り

「廃油キャンドルのにおい」についてですが、揚げ物をした後の油でキャンドルを作るなんて「揚げ物くさい」ものになるのではないのか?という懸念を持たれる方も少なくないかと思います。

私が廃油キャンドルを作った場合の話でいうと、一度だけ揚げ物(串カツ)に使った油を揚げ物をした当日にキャンドルにしたところ、臭いは気になりませんでした。

油自体のにおいはほのかにしつつ、メインは香りづけに入れたアロマオイルの香りがするキャンドルが出来上がりました。

が、実際に廃油キャンドルを作った方の情報をネットで調べてみると「くさい」と書かれている方も少なくありません。

どうやら、油の使い込み具合によってはくさいと感じてしまう場合もあるようです。

廃油キャンドルはくさい場合もある

キャンプで灯した手作りキャンドル

確かに、廃油キャンドルがくさくなる場合はあるようです。それは揚げ物をした回数(量)と開封してからの経過日数などで油の臭いは変わってくるから。

家庭で揚げ物をする際は、新しい油よりも数回揚げ物をした油の方が「味に深みが出る」と好まれる方もいて、同じ油を使い終わった後は濾して後日また使うという場合もありますよね。その頻度が多ければ多いほど揚げ物の臭いは油につきます。

そして、油は開封後の日数経過に伴い、酸化することで不快な臭いを伴うようになります。

でもキャンプでなら大丈夫!

キャンプで作ると楽しい串カツ

とはいえ、キャンプに新しい油を持参し、一度揚げ物をした程度の油であれば、よほど敏感な方でなければ「くさい」とは感じないと思います。

そういう意味でも、廃油キャンドルはキャンプで作るのに向いていると感じています。

家で揚げ物をした場合、一度で油を廃棄するのはもったいなくてついつい数回は使いたくなりますからね。^^;

実は使い古した油でも「コーヒーかす」で濾したり、「塩析」と呼ばれる塩を使った濾過方法を使うことでその臭いは軽減されたりもするそうです。

今回の廃油キャンドル作りは、キャンプで手軽に作ることをメインと考えましたので、それらの濾過方法は使わず出来るだけシンプルな作り方をご紹介しましたが、興味がある方は調べてみてくださいね。

キャンプで廃油キャンドルまとめ

キャンプで廃油キャンドル作りはおすすめ

結論、廃油キャンドルの作り方は「ものすごく簡単」です。(← 初回に失敗した私が言うのも何ですが)

キャンプで揚げ物をした際の残り油の有効活用にもピッタリですし、子どもの自由研究にもおすすめですよ。

最後に注意点となりますが、廃油キャンドルは市販のキャンドルと同様に、燃やすと一酸化炭素が発生します。室内やテント・タープ内で使う際は、換気に注意して使用するようにしてくださいね。

それでは、素敵なキャンドルナイトを!

はれうさぎ

ファミリーキャンプ歴4年目の主婦。登山好きな夫の「テントはコンパクトに!」のこだわりのもと、夫は独身時代から愛用しているソロテントで、私と子ども2人は3人用テントで寝るという別居スタイルでキャンプを楽しんでおります。

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