十分な保冷力に抜群の収納力、そしてタフな性能とラギットな見た目がキャンパー心をくすぐるクーラーボックス「スチールベルトクーラー」。コールマンがその原型となる『No632』を開発したのが1954年の事。
今年はそこから70周年となっており、記念として発売されたのが「54QT 70thリミテッド スチールベルトクーラー」だ。最新のモデルという事で性能は申し分なし。ラギットな見た目と上品なホワイトが融合した70周年にぴったりのモデルとなった。
コールマンのクーラーボックスの歴史
1954年、コールマンは現在のスチールベルトクーラーの原型となるモデル「No632」を発表。当時は銅板とブリキを使用し、保冷力の高いクーラーとして産声を上げた。
その後、1970年には頑丈なスチールと衝撃を吸収するプラスチック素材を使用した「スノーライトクーラー」が発売され、1991年に現行の製品名である「スチールベルトクーラー」を発売。
他にも派生として軽量化を目的としたプラスチック製クーラーボックスや、高い保冷力に特化したモデルを開発したりと、様々な形に進化を遂げている。
スチールベルトクーラーの人気の秘密は?
スチールベルトクーラーはキャンプで使用するクーラーボックスのアイコン的存在でもあるが、その人気の秘密はどこにあるのだろうか。魅力として考えられるのは、レトロなデザイン、高い保冷力、タフで持ち運びやすいボディの3つのポイントだ。
デザインの根幹にあるのは開発した当時のデザイン。きっちり歴史を積んできている分、レトロなデザインにも重みが感じられる。一方で時代のニーズを満たす進化も遂げており、ぶ厚いウレタンフォームや高密度発泡スチロールの採用により高い保冷力を実現。ハンドルやラッチなども整え、重くても持ち運びやすいような工夫も施されている。
高級感あるホワイトカラー
70周年記念モデルとして登場したのは、アメリカの象徴ともいえる「ホワイトハウス」をイメージしたカラーを採用。元々持っているラギットな雰囲気は残したまま、上品な雰囲気を纏っている。キャンプギアのカラーリングとしてホワイトというのは最近あまり見ないが、ブラック統一のスタイルにホワイトを取り入れたり、コットン生地のような温かみのある雰囲気にも合うだろう。
フィールドで映える特別な1台
現状では具体的な発売日は決まっておらず、「2024年6月より順次発売予定」とされているので要注意。気になるという方は公式SNSやホームページをこまめにチェックしておこう。
製品名 | 54QT 70thリミテッド スチールベルトクーラー |
---|---|
希望小売価格 | 税込40,700円 |
本体サイズ | 約62×42×41(h)cm |
容量 | 約51L |
重量 | 約7.5kg |
材質 | スチール、ステンレス、発泡ウレタン、ポリエチレン |
仕様 | ラッチロック、ドレイン、ボトルオープナー |
ギア
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