岩本利達
富士スピードウェイに常設されるキャンプ場が2024年秋に開業決定

富士スピードウェイに常設されるキャンプ場が2024年秋に開業決定

車好きなら知らない人のいない「富士スピードウェイ」。グレード1の国際サーキット、つまりモータースポーツの最高峰である『F1』が開催できるサーキットなのだが、2024年秋、インサイドエリアに常設キャンプ場がオープンすることが発表された。

高速コーナーである「100R」の中にサイトが用意され、普段のキャンプとは違った非日常空間を楽しむことが出来る。夜は満天の星空が楽しめ、富士山を臨むという欲張り施設となっており、車好き以外も楽しめそうだ。

手掛けるのは各地で人気の「RECAMP」

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まず気になったのはキャンプ場を手掛けるのが「RECAMP」という所。全国各地にキャンプ場を開発・運営しており、それぞれ地域の特色やその土地に合わせたキャンプ場づくりを行っており、ユーザーからの評価も非常に良い。

今回は、世界で初めてF1が出来るようなサーキットに常設のキャンプ場を設置するという事で世界からの注目が高いプロジェクト。RECAMPならではの解釈で面白いキャンプ場になる事を期待したい。

普通のキャンプに慣れてきたキャンパーにとってはいい刺激になるハズ。サーキット場なので近隣施設が少なく夜は静かだし、大自然の中にあるので星空が美しいなど、新しい切り口での非日常体験が出来る。

多用なサイト構成で楽しみ方も多様に

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用意されるサイトは全部で36サイトを予定しているとのこと。もはやベーシックとなった電源付きのオートキャンプサイトはもちろん、ドックランを併設したサイトもあり愛犬家にも嬉しい。サーキットと聞くと開けた場所のような気もするが、元々富士スピードウェイには林があり、今回はそこを再開発する形になる。

他にもエアストリームと観覧デッキ、アウトドアダイニングを組み合わせたプレミアムなサイトや、ホテルのような設備の近未来型トレーラーハウスなども用意するとのこと。

富士山界隈の観光地と相性◎

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富士スピードウェイ周辺は富士山界隈の観光地へのアクセスが良く、観光の拠点としても活用しやすい。例えば西北に20分走らせれば山中湖があり、ふじあざみラインを使って須走口5合目までは約30分となる。他にも御殿場のアウトレットモールも20分、箱根芦ノ湖も約40分と意外と近い。

予約受付は2024夏から開始予定

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開業は2024年秋だが、予約開始は2024年の夏から始まる予定なので、もう少しすると詳細が出てくる頃だろう。秋が具体的にいつになるのかは現状不明だが、開業してしばらくはかなり混み合う事が予想されるので情報は細かくチェックしておきたい。

紹介
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  • 岩本利達
  • 岩本利達キャンプクエストNEWS編集部
  • NCAJキャンプインストラクター/JACオートキャンプ指導者
    『子どもを育む場としての「キャンプ」こそ持続可能な社会の第一歩』をテーマに、環境意識やサバイバル知識を高めるために日夜活動。ガジェット/ギアマニアの視点から最新アウトドアニュースをお届けします。

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