長万部(おしゃまんべ)町は、札幌圏と函館圏の中間にあり、昭和の時代から交通の重要な拠点として栄えました。長万部町は駅弁でおなじみの「かに飯」や源泉かけ流しの「長万部温泉」が有名です。
この長万部町にある長万部公園キャンプ場は、比較的リーズナブルな料金で、車を横付けしてオートサイトのように利用できるエリアがあると人気のキャンプ場です。
2024年シーズン最後のテント泊を、10月2日~3日の日程で「長万部公園キャンプ場」に行ってきたので紹介します。
目次
長万部公園キャンプ場の基本情報
名称 | 長万部公園キャンプ場 |
---|---|
所在地 | 北海道山越郡長万部町富野243-21 |
利用期間 | 4月下旬19日から10月31日まで |
お問い合わせ | 公園管理棟:01377-2-5854 長万部町役場建設課 建築公園係:01377-2-2456 |
キャンプ場へのアクセス
・札幌からは、北海道縦貫自動車道/道央自動車道を経由して、車で約2時間40分
・新千歳空港からは、北海道縦貫自動車道/道央自動車道を経由して、車で約2時間
・函館からは、国道5号と北海道縦貫自動車道/道央自動車道を経由して、車で約1時間50分
・旭川からは、北海道縦貫自動車道/道央自動車道を経由して、車で約4時間
道央自動車道の「長万部IC」から車で5分の場所にあるので、札幌や函館方面からのアクセスは便利です。
利用料金
バンガロー | 1棟1泊 6,000円 |
---|---|
キャンプ(含車中泊) | 1泊 大人600円、小人(小中学生)300円 |
長万部公園キャンプ場の施設紹介
長万部駅や長万部町市街地から3~4㎞の場所に位置する「長万部公園」は、広い敷地の中にキャンプ場やテニスコート、遊具、池などを備えた総合公園です
この公園の中にある長万部公園キャンプ場は、比較的料金が安く、テントを設営する場所によってはオートサイトのように使うことができます。キャンプシーズンには、ファミリーキャンプやソロのツーリングキャンプなどたくさんの人が訪れる人気のキャンプ場です。
管理棟
キャンプ場を利用する際には、まず管理棟で受付をします。受付時間は8時30分~午後5時(季節により変わります)。
管理棟の前には飲み物の自動販売機はありますが、売店コーナーはありません。
テントサイト
公園内には小さな川(フラノベツ川)が流れています。この川沿いのエリアは車を横付けして、オートサイトのように利用できるので人気です。
ただし、それほど広くないのと、傾斜している場所が多いので、テントを設営できる場所はそれほど多くありません。
この日は2024年10月2日。10月に入った平日ということもあって、到着した時には誰もいなかったので、良い場所が確保できました。(その後、道外からのソロキャンパーさんが一人来たようです)
中央の公園エリアは、広くて比較的平坦な芝生サイトです。大型のテントで広く使いたいなら、公園エリアがおすすめです。
ただし、遊具がある周辺とバンガローが立ち並ぶ周辺にはテントを張ることができません。
利用料金は、1泊大人600円、小人(小中学生)300円。テントやタープの広さや棟数に関係なく利用人数だけの料金なので、かなりリーズナブルです。
受付するとキャンプ場使用許可証のシールをもらえるので、テントの見える位置に貼りましょう。
なお、リヤカーなど荷物を搬入するためのものは無い為、奥の方に設営する方は自分でキャリーワゴンを用意するのがおすすめです。
バンガロー
キャンプ場の奥に進むと、こぶし・アヤメ・ななかまど・しらかば・つつじといった草木の名前がつけられたバンガローが5棟あります。室内にはキッチン、水道、照明、コンセントがあり、利用料金は、1棟1泊6,000円です(チェックイン/13:00 チェックアウト/翌10時)。
炊事場・トイレ
炊事棟はキャンプ場内に2か所、トイレ棟は1か所です。どちらもきれいに清掃がされていて気持ちよく利用できました。
ゴミは生ごみ以外はすべて持ち帰りです。生ごみを捨てる場所の横には、残り炭を捨てることができる場所(ホルスタイン柄のドラム缶)も用意されています。
長万部公園キャンプ場を利用する際の注意事項
・公園内の通路は片側駐車(川側)になっています。反対側は駐車禁止です。
・遊具の周りにはテントを張れません。
・バンガロー利用者以外の方は、バンガローの周りにテントを張れません。
・キャンプ場使用許可証は、テントの見える位置に貼って掲示してください。
・生ごみ以外は持ち帰りです。
・炭火の残り火は、消えたのを確認してから灰入れに入れて下さい。
・直火での調理やキャンプファイヤーは禁止です。
・焚き火台を使用する際には芝生を傷めないように気をつけましょう。
・発電機の使用は禁止です。
・打ち上げ花火は禁止です(手持ち花火は可)
公園内の川ではヤマメが泳いでいる
長万部公園キャンプ場の敷地内を流れるきれいなフラノベツ川には、たくさんのヤマメが泳いでいました。川沿いのエリアにテントを張ると、ヤマメが泳ぐ姿を眺めながらキャンプが楽しめます。
そんな自然が豊かなキャンプ場なのに、車を5~6分走らせると長万部町の市街地があるので、買い物も便利です。また、近くには源泉かけ流しの長万部温泉もあるので、ゆっくり連泊キャンプもおすすめですよ。
ギア
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