岩本利達
テント内のどこでもランタンをぶら下げられる?マグネット式のランタンフックが新発想

テント内のどこでもランタンをぶら下げられる?マグネット式のランタンフックが新発想

小さなドーム型テントならさておき、大型のツールームテントともなると「ここに灯りが欲しい」という所に限ってランタンがぶら下げられないという事が少なくない。リビング部分での調理をする時や、インナーテント内での灯りを確保する時などがまさに悩むシーン。

そこで便利なのがアウトドアメーカー「ASOMATOUS」が開発した「HANGBURGER(ハングバーガー)」だ。マグネットにより幕のどこにでもフックを追加することが出来るとのことで、かゆいところに手が届きそうだ。

ハングバーガーはどんな仕組み?

HANGBURGER (5)

HANGBURGER(ハングバーガー)の名前の由来は、ものを吊り下げるという意味の「HANG(ハング)」と、ハンバーガーを意味する「BURGER(バーガー)」を合わせたもの。ハンバーガーの様にテントの幕を磁石で挟むことによって、幕内のどこでもフックを追加できるという仕組みだ。

耐荷重は800g未満となっており、LEDランタンならほとんど対応が出来そう。強力なマグネットを使用しているとのことで、結構な重さまで耐えられるようになっている。軽めのサーキュレーターをぶら下げれば、暑さ対策や結露対策にもなるし、服を掛けたりというのもアリ。

テントを傷つけたりしない?

HANGBURGER

強力な磁石を使用しているとなると気になるのはテントにキズが付かないかという事。磁石同士がくっつくとなると、外す時などに注意しないと破れてしまうのではないかと不安になってしまう。

ハングバーガーはタープやテントに設置してからも、本体部分を持ってスライドさせることで自由に位置を変えられる。メーカーが公開している動画によると、非常に滑りが良く動いているので幕にキズが付くことは無さそう。むしろ滑らかに移動できることから、シーンに応じて必要な所に移動させられるので便利だ、

クルマに着けて作業灯を掛けるのにも

HANGBURGER

磁石という特性を活かして、テント以外に展開できるのもハングバーガーの魅力の一つ。キャンプ最終日に色々と遊んで帰ると、自宅についてギアを降ろす時には真っ暗になっていることもあるだろう。そんな時はハングバーガーのフック側を車に取り付けて、手持ちのLEDランタンをぶら下げれば作業灯として使うことが出来る。

他にも車に何かをぶら下げるという時には、耐荷重さえ気にすれば対応が出来るので、工夫によっては様々な便利要素を追加できるかもしれない。

新発想ランタンハンガーでキャンプの不満を解消!

HANGBURGER (4)

これまでランタンハンガーといえば設置したポールにハンガーを引っかけるタイプだったが、設置場所を選ぶのがネックだった。テーブルに取り付けるものだと取り回しが悪いし、地面に立てるものは占有スペースが増えてしまう。その点、ハングバーガーであれば壁や天井に直接ぶら下げることが出来る上に、気軽に場所を変更することも出来るので、より快適なナイトタイムが期待できそうだ。

商品概要

製品名 HANGBURGER(ハングバーガー)
展開カラー オリジナル、ブラック、ODグリーン
定価 4,180円(税込)
吊り下げ重量 800g未満
本体重量 約68g
製造 日本製
販売開始日 5月14日
販売方法 直営ECサイト ASOMATOUS LAB.
直営店舗 京都府笠置町(2022年夏頃オープン予定)
公式instagram @asoma_tous
紹介
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  • 岩本利達
  • 岩本利達キャンプクエストNEWS編集部
  • NCAJキャンプインストラクター/JACオートキャンプ指導者
    『子どもを育む場としての「キャンプ」こそ持続可能な社会の第一歩』をテーマに、環境意識やサバイバル知識を高めるために日夜活動。ガジェト/ギアマニアの視点から最新アウトドアニュースをお届けします。

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