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オープンしたばかりの「滝川キャンプサイト まるごとそらち」に行ってきました!

オープンしたばかりの「滝川キャンプサイト まるごとそらち」に行ってきました!

札幌から道央自動車道を使って車で約50分。旭川からも国道12号線で50分の滝川に、2020年4月オープンしたキャンプ場「滝川キャンプサイト 北のたまゆら まるごとそらち」に行ってきたのでレビューします。

滝川キャンプサイト 北のたまゆら まるごとそらちとは?

キャンプ場とはイメージできないようなちょっと変わった名前の「滝川キャンプサイト 北のたまゆら まるごとそらち」は、札幌や江別に6か所の天然温泉の公衆浴場「北のたまゆら」を展開する株式会社北のたまゆらが運営するキャンプサイトです。

そもそも「滝川ふれあいの里」という宿泊もできる天然温泉施設の横にあったパークゴルフ場だった場所を、2020年4月にキャンプサイトとしてオープンしました。

周辺には「滝川ふれあいの里」の他に、初心者でもカヌーが楽しめる「滝川市B&G海洋センター」や、治水や川の自然について学べる「川の科学館」があるので、子供連れのファミリーキャンプにぴったりのキャンプサイトです。

滝川キャンプサイトへのアクセス・基本情報

「滝川キャンプサイト 北のたまゆら まるごとそらち」があるのは、滝川の中心部から約5㎞とスーパーやコンビニも近く、とても便利な場所。道央自動車道の滝川インターチェンジからは、車で11分ほどでアクセスも抜群です。

キャンプサイト周辺には田園風景が広がり、夕暮れ時には広大な畑の遠くに続く山並みに沈む美しい夕日の景色を見ることができます。

所在地 北海道滝川市西滝川76番地1
電話番号 0125-26-2000(滝川ふれあいの里事務所)
チェックイン 12:00~18:00
チェックアウト 10:00

キャンプサイトの受付は、滝川ふれあいの里の建物内のフロントで行います。料金の支払いはクレジットカードやQR決済も可能です。受付時に生ゴミ用のゴミ袋を1枚渡されて、生ごみは回収してくれますが、他のゴミは各自持ち帰りとなります。

基本料金

フリーキャンプサイト(4名) 1,500円
ペット利用料 1,500円
グランピング1張り(5名まで) 4~6月 / 9~10月 25,650円
7~8月 28,650円

キャンプサイトの紹介

受付が終わったらサイトマップを見ながら希望の区画を決めます。「滝川キャンプサイト 北のたまゆら まるごとそらち」には、フリーサイトが100区画(そのうち18区画がペット可)、他にグランピングのエリアがあります。

フリーサイトは「MARUエリア」と「SORAエリア」。上のサイン看板でM1~M35がMARUエリアを示す矢印で、S1~S72がSORAエリアを示しています。P1~P22がペット可エリアです。

この日は、ペット可エリアに予約が少ないということで、駐車場やトイレ・炊事場から近いペット可エリアのP1にして頂きました。もちろんペットの追加料金はありませんでした。

受付時に渡される利用証を区画を示す丸太に掲示します。キャンプサイトは直火禁止で、各区画に焚き火やバーベキューの時に使用するブロックが用意されています。

施設・設備紹介

滝川キャンプサイトの駐車場は、滝川ふれあいの里と共用でとても広くなっています。受付が終わったらキャンプサイト側に車を移動しましょう。

キャンプサイトには車を乗り入れることができませんが、サイトの入り口には何台ものリアカーが用意されていて無料で利用できます。リアカーはアルミ製なので、軽量でとても楽に荷物が運べます。

トイレ

トイレは、キャンプサイトの入り口付近とサイト奥に2か所設置されています。上の写真の入り口付近のトイレは、後から増設されたようです。どちらも新しくきれいでした。

どちらにもバリアフリーに対応した多目的トイレがあり、障害のある方でも安心して利用できます。

炊事場

炊事場もキャンプサイトに入ってすぐと、サイトの奥の2か所に設置されています。サイト入り口の炊事場は、シンクが広くて物を置くスペースもあり、とても使いやすそうです。

サイト奥の炊事場も広くて使いやすそうですが、仮設なのか屋根がなくテントの骨組みだけが置かれていました。風が強い日に外したのでしょうか。

2か所の炊事場の横には、燃え残りの炭や灰を捨てる「炭捨て場」が設置されていました。ブロックでしっかりと作られていています。

滝川キャンプサイト 北のたまゆら まるごとそらちのおすすめポイント

今回、初めて「滝川キャンプサイト 北のたまゆら まるごとそらち」でキャンプしたのですが、これはおすすめというポイントをいくつか紹介します。

フリーサイトでもしっかりと区画が分けられている

滝川キャンプサイトのフリーサイトは100区画ありますが、各区画の周囲にはちょうど人の背丈ほどの木が植えられていて、他の人の視線が気にならないようになっていて、ある程度プライベートが確保されています。

そして各区画は十分な広さがあるので、テントとタープを張っても十分なスペースがあります。

キャンプサイトのすぐ横に天然温泉

最初にキャンプの受付をした「滝川ふれあいの里」は天然温泉施設。キャンプサイトからは歩いて1分ほど。特に夏場のキャンプは汗をいっぱいかくので、寝る前に温泉に入ってさっぱりしたいですよね。

入浴料は、大人(中学生以上)が500円、小人(小学生)250円、幼児無料です。受付カウンターの横に券売機があるので、入浴券を購入してキャンプの受付をしていたおねえさんに渡して温泉に入ります。

また滝川ふれあいの里の館内には、食事処や理容店、マッサージ店などが入っています。キャンプ飯もいいですが、チェックアウト後に温泉に入ってから、ランチを食べから帰るっていうのもいいですよね。

お食事処では、中空知産のそば粉を使って、毎朝手打ちされるお蕎麦が人気です。

手ぶらでキャンプできる

「滝川キャンプサイト 北のたまゆら まるごとそらち」では、テント・防水マット、シート・BBQセット、寝袋4点、4人用テーブルセット、ランタン3個がセットでレンタルできる、「ラクラク!!手ぶらキャンプセット」が用意されていて、全くの手ぶらで行ってもキャンプが楽しめます。

しかも、テントなどの設営や後片付けも全て、スタッフさんにお任せ!全くのキャンプ初心者でも安心です。

レンタル料金は、サイト料込みで15,860円で4人分なので、一人4,000円ほど。テントや寝袋などキャンプ用品を持っていないけど、キャンプをしてみたいって人の初めてのキャンプにいいですね。実際に、この日も大学生らしい若者たちグループが、レンタルしてキャンプを楽しんでいました。

まるでコテージか別荘のようなグランピングも可能

滝川キャンプサイトでは、手ぶらキャンプセットよりさらに充実した内容で豪華なグランピングも楽しめます。

グランピングは、ベッドが2点に布団3組、照明・リビングテーブル・サイドテーブル・ソファ・チェア2点・ハンモック2点・ダイニングテーブル・ベンチ・BBQグリル・スリッパなど至れり尽くせりのおもてなしで、コテージや別荘に泊まるような快適さです。

グランピングの料金は、5名まで利用できて、4~6月・9~10月が25,650円、7~8月が28,650円です。

他にも、Tボーンステーキや豚スペアリブ、ホタテ、つぶ貝、野菜、おにぎりがセットになった「北のたまゆら まるごとそらちBBQ食材セット」のメニューもあるので、バーベキューの食材も用意することなく、全くの手ぶらでキャンプと北海道のおいしいグルメがたのしめます。

滝川キャンプサイト 北のたまゆら まるごとそらち|まとめ

滝川キャンプサイト 北のたまゆら まるごとそらちは、2020年にオープンしたばかりの新しいキャンプサイトです。滝川市という札幌や旭川からもアクセスが良い場所にあり、手ぶらでキャンプが楽しめるので、地元キャンパーだけでなく道外からの観光客も便利に利用できそうです。

フリーサイトは利用料金が比較的安いのでこれから人気がでそうです。今年の営業は、もう少しですが機会があれば、ぜひ利用してみてください。

紹介
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  • 都良(TORA)
  • 北海道在住のフリーライター。キャンプ、車中泊、登山、トレッキングが大好き。障害者スポーツの指導員をしていることから、車いすなど障害を持つ子供たちをトレッキングやキャンプに連れていく活動もしています。資格:自然体験活動指導者認定委員会 自然体験活動指導者NEALリーダー、北海道ボッチャ協会 審判員・普及指導員

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