YOSHINORI
【東北1400kmキャンプツーリング】津軽半島高野崎を目指した4泊5日の旅全行程

【東北1400kmキャンプツーリング】津軽半島高野崎を目指した4泊5日の旅全行程

私は大学時代からバイクに乗り始めました。学生ですから、夏はいつだって北海道。走り回りましたねぇ。けれど就職と共に時間が取れず…。数日間を気持ちよく走り回る為に、東北ばかり行っていました。やがて時が過ぎ、心境の変化もあって、ここ20年近くは西ばかり。鹿児島、長崎、大分、山口、広島、島根、愛媛に高知。

春と秋のツーリングでは東北も行っていたのですが、夏ツーリングは西ばかり。そうした西行きは高速道を多用します。1日700kmも当たり前。高速代はかかるし、何よりもキャンプが出来ない!1日700kmも走り、そこからキャンプは不可能です。

そこで今年は初心に帰り、東北行きを夏ツーリングに据えました。実に20年ぶりとなる津軽半島高野崎を目指します。勿論キャンプも取り入れながら。既に沖縄以外の全県はオートバイで巡っています。東北ならば、6度目7度目となる来訪場所もありますが、さてさてどうなりますやら。

目次

  1. ツーリング初日 新潟~秋田須川湖キャンプ場編
    1. 最終目的地は高野崎。けれど天気がどうにも怪しい…
    2. 問題は8月9日
    3. 第二案の作成
  2. 初日は栗駒高原、須川湖へ!
    1. 8:30 Mさん登場
    2. 9:00 T君合流
    3. 10:00 E君合流
    4. 灼熱の中、コンビニご飯
    5. 道の駅「しょうない」に避難
    6. 買い出しをするよ!
  3. 大好きな須川湖キャンプ場!
    1. 先ずはテント設営を
    2. 豪快な露天風呂へ!
    3. 乾杯、そして夕ご飯
    4. 酔い潰れて早々に
  4. ツーリング二日目 須川湖~鹿角市編
  5. 朝4時からの起床
    1. 先ずは湖を見て
    2. 朝ごはんを作りましょう
    3. E君とはここでお別れ
  6. 岩手県の縦断は灼熱地獄
    1. お昼はいわて山SAにて
  7. アスピーテを駆け抜けます
    1. ビジターセンターから
  8. 玉川温泉は…
  9. 鹿角市のホテルは花輪町
    1. お祭りの夜でした
    2. 乾杯、そして焼肉な夜
  10. ツーリング三日目 鹿角市〜高野崎編
    1. ガーデンホテルの朝
    2. 十和田湖にて
    3. 奥入瀬渓流を走る
    4. 蔦温泉到着
    5. 蔦沼を見る
  11. 青森市内にて
    1. 外ヶ浜町平館 不老不死温泉
    2. 湯の沢温泉ちゃぽらっと
  12. 高野崎着
    1. アブとの戦い
    2. 優しいラーメン屋
    3. 今夜の晩御飯
    4. そして、運命の夜へと
  13. ツーリング四日目 20年ぶりに走る津軽半島
    1. 2019年8月9日 運命の高野崎 その夜
    2. 早朝から
    3. シェルター内での料理
    4. 出会いと決断
    5. 青森市内は…
    6. あとは全て消化試合
    7. 無料区間を使って
    8. 秋田のホテルへ
    9. 最後の乾杯は秋田市「居酒屋くまがい」にて
  14. ツーリング最終日 完全消化試合
    1. 鳥海山へ
    2. 大平山荘より
    3. 鳥海山道の駅
  15. 旅の終わり

ツーリング初日 新潟~秋田須川湖キャンプ場編

20年ぶりですから、当然行き先は最北端。となれば、下北半島か津軽半島か!

下北ならば大間崎でキャンプ、恐山は外せません!津軽ならば高野崎でキャンプ、翌日に竜飛崎!どちらも経験済みです。今回は共に旅するT君の希望を取り、高野崎となりました。T君、恐山がどうにも怖いらしいのでした…。

出発は8月7日。下道ですから高野崎には8月9日にキャンプです。それを中心にルート作成。

高野崎までの道中を日本海側で行くか、内陸に入るか、太平洋側から北上するか。こうなると外せないキャンプ場があるのです、私には。栗駒高原須川湖キャンプ場!大好きな場所です。そこまで行くなら、アスピーテラインは必須ですし、奥入瀬渓流も外せない。すると、こうなります。

初日 ひたすら走る移動日。行き先は栗駒高原キャンプ場
二日目 内陸を走りアスピーテライン堪能、20年ぶりの玉川温泉入浴後、鹿角市で宿泊
三日目 十和田湖~奥入瀬渓流~蔦沼~青森経由で津軽半島北上、高野崎へ
四日目 竜飛崎を巡りそこから南下、鰺ヶ沢町迄は湖巡り、五所川原から秋田市宿泊
最終日 ひたすら走って帰宅

下道だけで、1400kmに及ぶルートが完成しました。

最終目的地は高野崎。けれど天気がどうにも怪しい…

あとは天気を祈るだけ。8月に入った当初、長期予報を調べると快晴でしたが…。出発が近づくにつれ、台風が悪さを始めました。

問題は8月9日

どうにも8月9日の天気が怪しいのです。その日は津軽半島にいる予定。ここで雨にやられては堪りません。何せ本州最北部。寒いなんてもんじゃない!ルートを考えている日々は、気温34度越えの新潟です。そこまで暑い中、なぜに雨の津軽を目指さねばならないのか!悲し過ぎます。

毎日長期予報をネットでチェック。けれども、なんともスッキリしません。雨予報は変わらない…。灼熱の新潟で悶々としつつ、日ばかりが過ぎて行きます。

第二案の作成

今回のツーリングはキャンプと宿泊が交互に入ります。須川湖も高野崎も、この時期ならば飛び込みでも絶対大丈夫。しかし宿は押さえねばなりません。出発を数日後に控え、最悪を想定して第二案も考えました。

今年の春に断念したビーナスラインを走る、ビーナスラインでキャンプをする。そこから何処へ流れるか?富士山を目指すか、岐阜に流れて温泉三昧か。第二案、そして第三案も考えました。雨を避けて。

ですが、矢張り20年ぶりの東北に拘りたい!そこはやっぱり譲れない。出発の前々日に英断しました!高野崎を目指す、と。この日、長期予報では、変わらず8月9日の津軽は雨。それでも行くのです!20年ぶりに!

初日は栗駒高原、須川湖へ!

ツーリング出発前日に急遽、8日に泊まる予定の鹿角市でのホテルを押さえました。ギリギリです。そうして荷物をHARLEYに積み込みます。いつもの如く、右のサイドボックスには椅子にテーブル、寝袋にレインスーツ類。左のサイドボックスには、アルコールストーブやスキレット、ランタンや燃料、細々としたもの。バイクの上部に取り付けた箱には、着替え類や洗面入浴用具。こうしておけば、宿に入る時もスムーズです。

栗駒高原にある須川湖キャンプ場は、過去3度訪れています。とても静かな湖畔にあり、キャンプ客で騒然とすることもありません。木々に囲まれたサイトは涼しく、近くには一押しの野趣味溢れる露天風呂もあります!

さぁ、あとは行くだけ!

8:30 Mさん登場

ホーネット乗りのMさん

同行するMさんのバイク、ホーネットは私の家で保管しています。8月7日8:30にMさんがやって来ました。30分で急ぎ荷物を取り付けます。

9:00 T君合流

DUCATI乗りのT君

同じく同行するT君は、隣の市に住んでいます。ルート上にある私の住む町の駅で合流。みんな家族があったり、なんやかんやで、お気楽にバイク旅をするわけには行きません。独身時代が懐かしい!

10:00 E君合流

E君登場

同行するE君は、100kmほど離れた市に住んでいます。彼とは別の場所で合流予定。仕事柄、ここ数年はE君と走れなくなっていました。それまでは、毎年春夏秋、必ず一緒にツーリングをしていたのですが。この歳になると色んな障りが生じます。責任、ですね。

多分、E君は久々のツーリングに心浮き立ち、朝早くに目覚めたのでしょう。合流地点に約束の時間ぴったりに着きましたが、既に彼は遥かに早く到着していた様子。幾つになってもバイク旅はワクワクします!

灼熱の中、コンビニご飯

この日は移動日です。ひたすら走るだけ。ロングツーリングになると、初日と最終日は「消化試合」となるパターンが多いです。何せバイク旅歴34年。近隣は行き尽くしていますから。

10:00を周り、気温はジリジリ上昇します。走っていても、ヘルメットの中に汗が滴る暑さ。ひたすら走ります。11:00を過ぎた頃から日本海を左手に見ての北上となります。当然、海には海水浴客ばかり。

12:10に、山形県鶴岡市鼠ヶ関のコンビニに逃げ込みました。こちらのイートインで、簡単な昼食です。暑さにやられて皆ぐったり。

鼠ヶ関のコンビニで昼食

それでも食べて、休んで、水分補給を済ませれば、また元気になるからあら不思議。元気が出たなら走り出します。まだまだ先は長い!

道の駅「しょうない」に避難

道の駅しょうないで休憩

13:51には、山形県庄内町の狩川にある道の駅「しょうない」に到着です。全然関係ないけれど、数年前の秋、偶然こちらを車で旅していた時、この道の駅のオープン日に訪れたことがありました。

中はエアコンが効いて涼しくて!動きたくなくなります。車のドライバーも暑いのでしょう!中のベンチで寝転んでいました。空調の効いた車ですら暑いのならば、オートバイは地獄でしょう。ペットボトルへ水の給水も忘れません。冷たい水で顔を洗って気合いを入れます。

夏の暑さが厳しい

買い出しをするよ!

栗駒高原は買い出しが出来ません。まだ先は長いけれど、この辺りで買い物をしておかないと大変なことになります。キャンプ場近くの温泉でBEERは買えます。けれど食材はダメ。

道の駅を出てから、国道沿いにスーパーを探します。大きな国道だから大丈夫。少し走って見つけました。今宵の食材と、夜更けに嗜むバーボンを購入!同時に炭酸水も買いましたが、一気飲みで飲み干します。体が乾ききっていましたね。

国道沿いにスーパーで買い出し

大好きな須川湖キャンプ場!

須川湖到着は17:41。真面目に走りましたが、暑さからの疲労もあり予定時刻をオーバーしました。まずは管理棟でチェックイン。こちらのキャンプ場は東成瀬村が経営する村営のキャンプ場。これで4回目になりますが、いつ来ても心地よく整備され、管理人さんの人柄も申し分ありません。

その上、利用料金が破格です!このご時世に1人420円。整備されたサイト、簡単ではあるけれど、必要十分な炊事場、そして水洗トイレ。最近流行りのキャンプ場の如くオーバーなサービスはないけれど、こうした大自然に抱かれた野営が私の好みです。

須川湖キャンプ場に到着

先ずはテント設営を

時間が押していますから、サクサクとことを進めます。先ずはテント設営。私のテントは、何時もながらのシェルターです。Mont-bellモノポールシェルター。既にmont-bellでは廃盤ですね。残念です。フロアレスシェルターは一度使うとその便利さから病みつきになります。床がないことの欠点もありますが、インナーテントを使わない利点も同じだけ存在します。

豪快な露天風呂へ!

須川湖温泉の湯舟と岩山

栗駒高原にある須川湖は、秋田県に存在します。ですが、バイクで5分も走れば県境となるのです。そして、秋田県側には栗駒山荘があり、岩手県側には須川湖温泉が存在します。どちらの温泉も立ち寄りが可能。近代的で、綺麗な温泉は栗駒山荘。ですが、お勧めは絶対に絶対に絶対に(しつこいですね)、須川湖温泉です。

こちらの大露天風呂は素晴らしいです!特に夜間がお勧めできます。遅くまで入浴可能。20:00迄営業しています。朝は6:00から入浴可能。

乳白色のお湯です。夜に気温との温度差が生じると、お湯の上を水蒸気の霧が覆います。目の前も見えません。そして風が吹くとその霧が四散し、眼前にはライトアップされた岩山が聳え立ちます。その景観といったら!

夜の須川湖温泉

こちらの温泉、騙されたと思って一度訪ねてみて下さい!絶対に納得する筈。温泉好き、露天風呂好きならば、是非とも須川湖温泉へ!

須川湖温泉駐車場にて。日が沈みます。19:36。

須川湖温泉駐車場の夕日

乾杯、そして夕ご飯

既に日が暮れてしまいましたので、急いでテントに戻ります。温泉でBEERは忘れず購入して、です。テントに戻って先ずは乾杯!

初日の乾杯

T君とE君、今回は小さなBBQ台を持参していました。私はいつもの如く、アルコールストーブとスキレット、そしてウッドストーブのバーゴです。

カルビと玉ねぎ

T君のBBQ台でカルビと玉ねぎを焼きます。ナスも焼きます。椎茸も焼きます。夏場は野菜を摂らねばなのです。E君のBBQ台ではトンカツ用の厚い豚肉を炭焼きします。

焚き火台で焼き肉

そして私は…。

スキレットで豚肉のアヒージョ

持参した鷹の爪とニンニクを刻み、スキレットにこちらも持参したオリーブオイルを入れます。そしてアルストでじっくりと香り立たせ、分厚い豚肉投入。刻んだ玉ねぎとキャベツも少々入れて、じっくりじっくりオイルで煮込んでいきます。豚肉のアヒージョですね。これが格別に美味いのです!私のバイク旅では、アルコールストーブとスキレットは欠かせません、絶対に。

スキレットが小さいから、豚肉の枚数分、作る回数が増えるのは仕方がないこと。呑みながら、寧ろそれは楽しさです。その他にも、キャベツともやしを沢山入れた焼きそばも作りました。

酔い潰れて早々に

この日は兎に角、喉が渇いて…。BEERを呑み過ぎました。1L!その上バーボンですから、酔いが回る回る。22:00過ぎに、シェルターの中に潜り込み、少しだけ横になろうとコットにゴロン!

次に目が覚めたのは、夜中の2:00。1人ごそごそ起きだして、歯を磨いて水を飲んで。星空が綺麗でした!

目覚めれば、アスピーテを目指します!

この日の様子は、こちらで動画にもなっています。宜しければご覧下さい。

紹介
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  • バイクに乗って36年。愛車は90年式のHarley Davidson 。齢29歳10万キロを超えました。なので、とうとうマシンを買い換え・・・。キャブモデルのTC88、FLSTCが新たな相棒です!youtubeにツーリングやキャンプ動画をあげています。宜しければご覧下さい。

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