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HARLEYキャンプの積載術。こんな積み方如何でしょう?

HARLEYの積載画像
1990年。念願叶い、HARLEYを新車で買いました!HONDAの750、KAWASAKIの1500を乗り継ぎ、初の外車、憧れのHARLEY!3年ローンなんて全然怖くなく!寧ろ憧れが叶っだ喜びに震えたものです。HARLEY-DIVIDSON FXR1340。正直、当時は特徴的なフレームから、不人気車種でしたね…。

新車時代の形が、コチラ。

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走りに特化したそのフレームと足回り、エンジンマウントが受け入れられ、人気が出たのは10年以上過ぎてから…。皮肉なものです。

さてさて。「旅」の代名詞とも言えるHARLEYは、如何にも如何にも、長旅に適しているように見えます!事実、荷物を車体に括り付け、荒野を行くが如くイメージは、如何にもHARLEY!西部を駆ける荒馬のイメージですね。荒ぶるマスタング、ドンピシャです!

しかしながら、荷物満載で長旅に出るならば、イメージと異なりHARLEYは適していません!29年間乗り続けたのですから断言します!パニヤケースとトップケースを付けたBMWの方が遥かに適しています。

ですから、旅仕様に29年かかって作り上げた形がコチラ。外見のみならず、吸排気系、エンジンもいじってます。

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イメージとは裏腹に、ノーマルでは荷物の積載には案外知恵を必要とするHARLEY。皆さん、どうしていますか?

夏には1,000km、2,000kmの旅。時には2,500kmに至る年もあります。春と秋にも旅にでます。旅の宿にはキャンプもします。荷物はいつでも満載です!そんな私の積載方法、紹介しちゃいます。皆さんの何らかのヒントとなるなら幸いです!

佐久間禎訓

バイクに乗って34年。愛車は90年式のHarley Davidson 。齢29歳10万キロを超えました。なので、とうとうマシンを買い換え・・・。キャブモデルのTC88、FLSTCが新たな相棒です!youtubeにツーリングやキャンプ動画をあげています。宜しければご覧下さい。

ショベル時代の遺跡!サイドボックスの活用

私のマシンは90年式です。だからエボリューションと呼ばれるエンジン。それまでの低信頼性を一気に覆したエンジンです。とは言え既に29年前のお話。

当時、リアサスを避け、革や帆布のサイドバックをリアに着けるステーが売られていました。バックとリアサスペンションの接触を避けるステーです。一時期、利用していたことも有ります。

けれども革のサドルバッグは格好良い分、雨に弱い。また見た目と違って案外入らないのです。革ですから値段も高額。帆布のサイドバッグは安価ですがやはり雨に弱い。いろいろ試してみたのです。でも、どれも今ひとつ…。

そんな時に目にしたのがショベル時代のサイドボックス!これを活用するのが1番!新車当時の90年でもすでに古くなったショベルヘッド時代、HarleyのFLに使われたFRPでできたサイドボックスです。

各種サプライヤーから同型種が沢山出ていますが、全て高額!しかも造りがヤワ!70年代80年代の純正が1番堅牢です。これを使わぬ手はありません。某オークションにも出品されております。

私のFXRは古典的な二本サスペンション。これを避けてサイドボックスを付けねばなりません。取り付け方法は、現物を見ながら考えることにして、先ずはポチッとゲットしました!そしてこれが大正解。以後、今に至るのです!

サイドボックスは年代物。補修は当たり前の作業です!

取り付けには、知恵を絞りました。生鉄の両端に、平らな鉄を溶接します。片方はタンデムステップにボルト止め。他方は、リアフェンダーに穴を開け、ボルト止め。生鉄ですから、形は万力に挟んで曲げ加工。これでサイドボックスの下側を支えます

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上部は、2箇所に車体からホームセンターで購入した鉄ステーを伸ばしてボルト止め。サイドボックス下方と、上部2箇所の3点で固定します。

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サイドボックスは年代物。購入時より、傷は各所にありました。また、長年の使用により、割れ、カケも多数生じました。その都度、補修です!

FRP補修剤が市販されてますね。ガラス繊維と、プラパテから成る補修剤。これがあれば大概の補修は叶います。カケて欠損した部分も再生可能!補修すればする程、堅牢となります!見た目は悪くなりますけど…。

年代物を現役使用するのですから、日々の補修は当たり前!形さえ残っていれば、直せます。自分の手で!古いものを使う上で、これは結構大事なポイント。いちいちお店に頼んでなんかいられないのだから。

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キャリアは市販で有るけれど

サイドボックスで積載量を稼ぎますが、それだけでは足りません!残りの荷物をどうするか?リアシートの上に積むのは一般的。しかし、それでは…。

今となっては29年モノ、10万キロを超えた愛馬。いつ、どこで、何が起きるか分かりません。共に走る仲間も古いマシンばかり。古いHARLEY、古いDUCA、古いHONDA。古いのばっかり!その上、女性も共に走る。リアシートは何時でも使える状態にしておきたい!emergency用に。

HARLEYの場合、リアシートを生かしたキャリアをシーシーバーに付けるのか一般的。市販されています。だけど私、リジットフレームでは無い車体に付けるシーシーバー、好きじゃないのです。格好いいとは思えない。個人的解釈ですが。しかも、形状から、積載量が豊かとは申せません!

また、既に販売を終えた車種の場合、市販ステー探しは一苦労。人気車ならばパーツは豊富ですが、全てに対応はしていません。私のように何十年も前の車種ならなおのこと。

現行車で無いならば、いっそ自作は?

キャリアは自作してみてはどうでしょう?如何様にも形を変えられるのがHARLEYの利点です。私の場合、ホームセンターで購入できる鉄ステーを組み合わせ、堅牢なキャリアを作りました。これなら何でも積載可能!

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取り付けには、全てホームセンターで入手できる鉄ステーの活用です。強度が欲しい箇所は、一部ステンレスステーも活用しています。

ボルト止めですから旅に出ない時は外しておけます。最初、そのつもりでした。だけど、付けてみると、これはこれでアリなのかなと。今では常に取り付けたまま。車体のアクセントになると個人的に考えています。

作って貰う方法もあり。但し高額に

この程度のキャリアならば、お店に頼んで作って貰うことは可能です。そちらの方が遥かに軽くできますね。メッキにしても、自家メッキの方法はyoutubeに沢山出ています。

お店に頼み、自分でメッキ!素敵です。但し、ワンオフでのパーツ注文は結構高くつくもの!この程度であっても、5桁はします。私のやり方なら数千円。所詮、ホームセンターの市販ステーですから。安上がりです。リアシートを生かしたまま、荷物を積める自家製キャリア、どうですか?

キャリアに積むなら雨対策を!

サイドボックスと大きなキャリア。これさえあれば、積載量は無限大!緊急時には、リアシートの上にも荷物は積めるのだし。ここで大切となるのは「雨対策」でしょう。サイドボックスは雨の侵入を許しません。大丈夫。けれどキャリアは剥き出しですから、荷物には雨対策が必要となります。

ドライバックやオートバイのリアバックを取り付けるのは、雨には有効。濡れない工夫がされています。オートバイ用ですからお値段はそれなりですが。濡れない安心感は重要です。形状もソフトタイプからハードタイプまで各種あります。だけど、やはり高額…。

帆布のバッグは安価ですが、いきなりの雨に対応出来ません。すぐに止まってビニール袋等で覆えれば良いけれど、高速道路上では無理な話。SAに辿り着いた時には既に手遅れになります。

ホームセンターのBOXは神!

キャリアを自作した当初、私も帆布のバッグを付けていました、しかし、旅先の高速で雨に打たれ…。もう、どうにもなりません。

キャリアへの取り付けが楽。雨の心配がいらない。中身が崩れたり潰れたりする不安がない。その上、安価で楽に手に入る。これらを全て満たすものは、ホームセンターで売られているBOXです!

キャリアに乗せてゴムコードで括り付ければ、取り付け完了。しっかりと蓋が固定されますから、雨なんか入りません。中身が潰れる訳もなく、価格だって安価です。しかも嬉しいことに、キャンプ場で結構活躍してくれます。

まず、料理の際に、細々とした物を乗せるサイドテーブルになります。プラスチックですから熱いものはダメですが。あくまでもサイドテーブルとしてなら活用できます。

また、フロアレスシェルターで旅をする私のスタイルでは、夜間に直接大地に置きたくない物、ヘルメットとかスマホとか、そうした物を載せておく台になります。夜、雨に降られてもこれなら濡れる心配は不要。当然、中身も濡れません。

BOXは一度使うとその便利さから手放せなくなります。オートバイでのキャンプ旅では、積載する荷物に泊数での変化はありません。一泊でも、一週間でも、荷物の量に差したる違いはないのです。大半はキャンプ用品!変わるのは着替えの類だけ。

BOXも様々なサイズあります。私は2種類のBOXをガレージに常備させ、泊数に応じて使い分けています。お土産も、そのままBOXにポイ、ですしね。

サイドボックス右側には「住」を

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荷物の積載には、「衣食住」の感覚を利用しています。右側サイドボックスには、「住」を入れます。具体的には以下の物品。

「住」のリスト

  • モンベル モノポールシェルター
  • 椅子
  • コット
  • 寝袋かインナーシーツ(写真でインナーシーツ。鼠色のポーチの中)
  • レインスーツ
  • レイングローブ
  • LEDランタン
  • 蚊取り線香
  • 虫刺されの薬

冷え込みの厳しい時期は、ドームテントに寝袋、インフレーターマットを使います。その場合、テントはリアのBOXの上に。マットもそちらに乗せてしまいます。後は、湯たんぽに、三分割可能な焚き火台もサイドボックスに入れます。

サイドボックス左側には「食」を

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サイドボックス左側には「食」を積み込みます。食べることに関わる物品ですね。

「食」のリスト

  • ツーリングテーブル
  • ウッドストーブ
  • アルコールストーブ
  • 燃料用アルコール
  • アルマイトクッカー
  • スキレット
  • スキレット敷
  • ナイフ
  • 塩胡椒 オリーブオイル ニンニク 鷹の爪
  • 洗剤とスポンジ
  • ステンレスマグ
  • コーヒー豆とコーヒー用具
  • 保温水筒(BEERを入れます)

夏場はナイフは、刃渡り10cmの1本です。冷える季節は、2本持ちます。刃渡り30cmのフルタング。これは薪割りに使います。

BOXの中、そして上には「衣」を

リアキャリアにセットしたBOXの中には、「衣」が入ります。

「衣」のリスト

  • 着替えの下着、シャツ、靴下類(泊数に応じて)
  • 洗面用具、歯磨き用具
  • 入浴用具

夏場のツーリングでは、Tシャツにチェストリグが、私のスタイル。

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チェストリグには、スマホ、タバコ、財布、鍵類を入れます。バイクを降りても手ぶらで行動。キャンプ場でも、細々した必需品はチェストリグに入れて仕舞えば楽なもの。軍用品のチェストリグはよく出来てますよ。

BOXの上には、モノポールシェルターのポールを括り付けます。冷え込む季節は、BOXの上にドームテントとインフレーターマットを括り付けます。濡れても平気ですからね。後はキャンプ場近くで買った食材もBOXの上!

バイク旅、荷物は安全確実な積載を!

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車と異なり、オートバイでは車体に荷物を積載します。車なら、車内に入れればすむことも、オートバイではそうは行きません。車なら積載が甘くとも、所詮荷物が車内に転がる程度。オートバイで積載が甘ければ、道路に荷物を飛散させます。走行中なら事故に繋がります。

旅を続ける為には寝具や着替えを濡らす訳には行きません。出発時に雨が降って居なくとも、県を跨ぐロングツーリングでは雨対策は必須です。何処で雨に打たれるのか、分からないのだから。降ってからでは、遅いのです。

私の積載は、一言で纏めるならば「箱3つに入れてしまう」にすぎません。けれども、この方法が1番確実で、1番安全な方法だと考えています。

HARLEYの積載量は工夫一つで増やせる!

如何だったでしょうか?費用を抑えたHARLEYの積載用具の作成、そして積載方法。旅が絵になるHARLEYですが、荷物を積むには工夫が必要。工夫一つで出費は抑えられます。

また荷物の積載に関しては、自分なりのルールを決めれば素早い積載と素早い撤収が叶います。忘れ物防止にもなりますしね。

私のやり方が、皆さんのヒントになるなら幸いです!

いよいよ夏場のシーズンが始まります。楽しいキャンプツーリングを!

バイクに乗って34年。愛車は90年式のHarley Davidson 。齢29歳10万キロを超えました。なので、とうとうマシンを買い換え・・・。キャブモデルのTC88、FLSTCが新たな相棒です!youtubeにツーリングやキャンプ動画をあげています。宜しければご覧下さい。

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