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口コミよりも快適だった阿寺渓谷キャンプ場の全サイトレビューと利用時の注意点を紹介

口コミよりも快適だった阿寺渓谷キャンプ場の全サイトレビューと利用時の注意点を紹介

阿寺渓谷キャンプ場は長野県木曽郡大桑村が運営するキャンプ場です。

深いエメラルドグリーンで底までくっきりと見える透明度が有名な阿寺川がすぐ近くを流れていることでも有名です。そんな美しい川に思いっきり飛び込みたくて7月の3連休に予約したものの雨で延期。9月末にリベンジしてきましたが、冷た過ぎて飛び込みは断念…。

事前情報ではなかなかワイルドなキャンプ場だという印象でしたが、実際に行ってみると管理がしっかりと行き届いており、女性や子供も安心して利用できました。今回はそんな阿寺渓谷キャンプ時を徹底紹介いたします!

阿寺渓谷キャンプ場の基本情報

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住所 長野県木曽郡大桑村野尻阿寺国有林内
電話 ‭070-4228-0881‬
営業期間 4月中旬~11月上旬まで
チェックイン 13:00
チェックアウト 11:00
料金 人気川側サイト:5,000円
山側サイト:4,000円
少人数サイト:3,000円
その他 ペット同伴可、ゴミは分別して全て捨てて帰れました。

阿寺渓谷キャンプ場へのアクセス方法

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阿寺渓谷キャンプ場は決してアクセス抜群の場所とはいえません。名古屋方面からだと中央自動車道中津川ICから19号線中津川バイパスを北上すること約70分、東京方面からは中央自動車道伊那ICより約100分と、高速道路のインターチェンジから少し距離があります。

阿寺渓谷の入り口からキャンプ場までのアクセスは6kmほどとなっています。

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阿寺渓谷キャンプ場までの山道にはスーパーやコンビニなどはありませんが、阿寺渓谷の入り口に入る前に立ち寄った「道の駅大桑」で地元の食材やお酒を購入することが出来ました。

阿寺渓谷キャンプ場の魅力

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とにかく水がきれい

管理棟のすぐ向かいには、岩間から湧き出ている水で丸太をくりぬいた水受けに導水されている「美顔水」と呼ばれる水があります。

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名前の由来は、なんと奥様方がここの水を使って顔を洗っていたら、見違えるほど色白美人になったという逸話からだそうです!我が家も逸話にあやかり、何度顔を洗ったことか…。

さらに、こちらの水でお米を炊いたらめちゃくちゃ美味しい!思わずペットボトルに入れて持ち帰りました。

透明度の高い美しい清流での川遊び

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川遊びの出来るシーズンではなかったので水着を持参していなかったですが、あまりにも美しすぎる川を前に「入るしかない!」という事で足だけバシャバシャ。水温は予想通り低いですが、キャンプ場周辺の川辺は比較的浅く、子どもと川遊びするのにぴったりでした。

キャンプ場周辺には観光スポットである「狐ヶ淵」や「狸ヶ淵」と呼ばれる川遊びエリアもあり、人気スポットとなっています。

施設内の管理が行き届いている

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阿寺渓谷キャンプ場の中はそれほど広くはないですが、スタッフの人員が多く管理が行き届いていました。トイレのチェックや流しの清掃もまめに行われており、気持ちよく利用できたので良かったです。

各サイトの大きさはまちまちでしたが、スタッフの方が可能な範囲でテントのサイズに合ったサイトを案内してくれたのもありがたかったです。

情報よりも快適なキャンプ場

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ネットなどの前情報では、電気が一切ない、スマホの電波が入らない、汲み取り式便所とワイルドなイメージが強かったのですが、実際に利用してみると情報よりも快適なキャンプ場でした。

電気は太陽光発電で夜中まで使えます。ただし、0時前には全く使えなくなるので注意が必要です。

トイレは汲み取り式ですが綺麗に掃除されており、ストレスなく利用できました。女性用トイレは洋式のようです。流し場には洗剤やスポンジだけでなく、まな板や包丁までも自由に使えます。またゴミも全て無料で捨てて帰れました。

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阿寺渓谷キャンプ場のサイト紹介

阿寺渓谷キャンプ場には「川側サイト」「山側サイト」「少人数サイト」の大きく分けて3種類のキャンプサイトがあります。

川側サイト

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川側サイトはキャンプ場真ん中の通路から川側のエリアになります。エメラルドグリーンの美しい清流、阿寺川を眺めながらキャンプを楽しめる贅沢なサイトです。

川側サイトは「人気川側サイト」と「川側サイト」に別れます。

人気川側サイト

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人気川側サイトは全部で7サイトあり、料金は5,000円〜です。川に最も近くプライベート感のあるサイトになっており、美しい川の景色をサイトからゆったり見ることが出来るので、名前の通り1番人気のサイトでした。

川側サイト

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川側サイトは川寄りのサイトにはなりますが、サイトから川は見えません。サイト数は10サイトあり、料金は4,000円〜と人気川側サイトより少し安くなっていました。

山側サイト

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今回我が家が利用した山側サイトは、キャンプ場真ん中の通路から山側のエリアになっており、サイトはそれぞれ大きさや形にばらつきがあります。車をサイトまで付けれる場所と近くの駐車場に停める場所があります。全体的には狭めのサイトが多いと感じました。

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山側サイトは全部で17サイト、料金は4,000円〜です。

少人数サイト

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少人数サイトは1〜2人用のサイトになり、最大で5mほどとかなり狭めになります。

サイトは川側と山側の両方にあり、その中でも人気があるのが川に近い人気川側少人数サイトです。ただしサイトが狭いため1人~2人用の小さめテントで宿泊する方に限ります。サイト数は1サイトで料金は4,000円〜。

通常の少人数サイトは全部で7サイト、料金は3,000円〜と一般サイトと比べてリーズナブルです。こちらも1〜2人という少人数で使えるサイトなのでソロキャンプにおすすめ。

阿寺渓谷キャンプ場で気をつけること

子供の川遊び

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阿寺渓谷キャンプ場に限ったことではありませんが、子供の川遊びには注意が必要です。流れが強い場所や雨で水傘が増しているなど予期せぬ危険を常に想定しておきましょう。

サイトの形や大きさにバラつきがある

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テントサイトの区画は他のキャンプ場と比べると少し小さめで形もサイトによって全然違います。自分のテントのサイズをしっかり把握しておく必要があります。

スマホの電波が入らない

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基本的にキャンプ場内はスマホの電波が入りません。周辺情報や天気予報などはあらかじめ調べておきましょう。

ライトは必需品

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阿寺渓谷キャンプ場内には電気設備がありません。そのため、ライトの持参は必須になります。余分めに持参しましょう。

阿寺渓谷入り口からキャンプ場までの車幅が狭い

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入口からキャンプ場までは1本道の川沿いの林道になります。対向車とのすれ違いも容易でない車幅に加え、キャンプ以外の観光やウォーキングなどの利用も多いので細心の注意が必要です。

口コミより快適な阿寺渓谷キャンプ場はファミリーにもおすすめ!

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率直な感想としては、ネット上の口コミから予想していたよりも快適なキャンプ場でした。

清流のある阿寺渓谷は、今まで見た中で間違いなく一番きれいな川です。エメラルドグリーンの川に足を入れると水の中とは思えないほど、くっきり足が見えるあの感動を味わったのは初めてでした。来年こそは、思いっきり川遊び出来る時期に訪れたいと思います。

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  • 中部エリアを中心にキャンプにどっぷりはまっている2児の父親です。ゆるく楽しくをモットーに!!

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