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バイクで北海道一周するなら絶対に行きたい絶景&穴場スポット6選

バイクを納車してツーリングを楽しみ続けていると誰しもいつか憧れを抱くのが、ライダーの聖地とも呼ばれる北海道一周ではないでしょうか。ですがいざ北海道を目指そうと思うと、事前に調べるべき情報が多すぎて戸惑ってしまうもの。

そこで実際に YAMAHA ドラッグスター400に荷物を積み込み、北海道一周を経験した私が出会った絶景&穴場スポットを合計6ヵ所、訪れた感想を交えながらご紹介。今後北海道ツーリングを目論んでいる方は是非参考にしてみて下さいね。

HIROTSUGU

アウトドア特化ライター、アウトドア歴10年。キャンプ・アウトドアに関する筆記多数経験。全国各地でのキャンプ経験を持ちキャンプツーリングで北海道一周の経験も有り。焚火台でサッと焼いた焼肉が大好物。

北海道ツーリングで絶対に外せない絶景スポット3選

サロベツ原野

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日本を代表するバイク乗りの聖地、地平線が見えるほどの直線道路と草原風景が伸び続けるオロロンラインの最終区間「サロベツ原野」。対向車が目視できているにも関わらず数分間すれ違わない、日本離れした現象の発生を楽しめる名所です。

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時折設置されているスノーシェルターは、日本最北端の過酷な冬の緊急避難場所。定期的に配置されているシェルターを潜り抜けるたびに、真冬には九州生まれである私には見た事がないような光景が広がっているのでないかと想像を掻き立てられます。

更に北へ向かえば向かうほど人工物が減っていき、風力発電機を過ぎた後には最終的には人工物は正面に伸びるアスファルトのみに。青空の下でアクセルを捻ると延々と、空まで伸びているような道路を快走できる日本でも有数のツーリングスポットです。

夕方には日本海に浮かぶ利尻島のシンボルと夕陽の美しい光景を視界に交えながら、地平線へ向かっていくようなツーリングを楽しむ事が可能。走破した今でも脳裏に焼き付いた景色の感想は、一言で説明すると「バイク人生で最も至福のひと時」と呼べる瞬間でした。不思議と涙が止まらなくなるほどの絶景に出会えた名所は、全国の名所を巡った中でも今のところ日本ではココだけです。

ナイタイ高原牧場

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山の斜面が丸ごと牧場として利用され、日本最大の敷地を誇る「ナイタイ高原牧場」。日本最大の広さを誇る牧場として利用している大草原を登っていく登山路は、標高800mに及ぶ高台から十勝平野を始めとした大パノラマが広がります。

訪れる前には正直牧場というだけで、どのような場所か想像も付かないスポットでしたが、実際に愛車と走り抜けた感想としては北海道に来たからには絶対に走破しておきたい絶景スポットの一つだと強くオススメしたい名所。特に晴天時の下り坂は日本最大の牧場地帯を左右に眺めながら、正面で展開する十勝平野の広大な土地がジェットコースターのように展開する心地よさが堪りません。

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最終地点ではナイタイ高原牧場の絶景を眺めながら軽食を楽しめるレストハウスがあり、じゃがバターやソフトクリームといった味覚を楽しむ事が可能。駐車場ではガードレールのように景観の妨げになる障害物がない為、絶景と愛車のツーショットが撮影可能なのも魅力です。

十勝平野の風を全身で感じる事ができる、思わず深呼吸したくなるような景観は暫く眺めていても飽きのこない開放感。また駐車場の一部は適度なダートなので超大型車は少し気を配る必要があります。

三国峠

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日本最大の国立公園「大雪山国立公園」のど真ん中を貫く、樹海を遠方まで眺める峠道が「三国峠(みくにとうげ)」。長くて狭いトンネルを抜けた後に突然現れる、遠方まで木々が生茂る景観は現地民であったアイヌの人々が「神々の遊ぶ庭」と呼んでいた事にも納得いく程の規模感を誇る絶景です。

私が実際に訪れた際には9月の中頃に一度走り抜け、北海道一周後には空いてしまった2日間でもう一度月末にもう一度走破。中頃では夏らしい青々とした樹海が、月末には一変して紅葉の色付いた美しい光景と出会えた季節の移り変わりの速さに驚かされました。一部では永久凍土が残っているとされるほど一年を通して気温の低い、大雪山国立公園を始めとした北海道の短い夏を感じさせた出来事です。

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また日本一紅葉の始まる時期が早い旭岳を始めとした近辺は、9月末には一気に樹海が色づき始める景観は圧巻の一言。峠を超えた先々は白樺並木が延々と続く道幅の広い豪快な山岳道路の景観が、北国へ訪れた事をより一層実感させてくれます。

北海道一周中に出会った穴場スポット3選

白い道、宗谷丘陵(そうやきゅうりょう)

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本来では北海道一周中にはクルーザータイプのバイクと相性の悪いダート道と聞いて、立ち寄る予定ではなかった知る人ぞ知る絶景穴場スポット。

実際に訪れた際の私の経験談を紹介するとサロベツ原野にて憧れの大地へ訪れた感動のあまり1人ではしゃぎながら写真を撮影中、1人の旅人が立ち止まりお互い写真を撮り合っているうちに意気投合し同行する事に。

その流れで立ち寄ったのが、宗谷丘陵(そうやきゅうりょう)に伸びる「白い道」。元々は名もなき道であり、見た目のままの「白い道」という愛称で一部の旅人達に親しまれています。付近の特産物である、産業廃棄物であるホタテの貝殻処分を続けているうちに自然に形成された場所だとか。

太陽の光により貝殻の成分が光に反射して白く見えるため、天気の良い日にのみ美しい姿を見せてくれるという噂も。「白い道」の左右には2万年前に氷河期に形成された大地、更に明治時代の山火事により樹木がすべて消滅。日本最北端の厳冬の風が吹き荒れる厳しい気候により、現代でも新たな樹木が再生せず草原が広がっているとされています。

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前方左右には多数の風力発電や牧草ロールが転がり、後方には利尻富士と日本海の美しい景色を楽しみながらアスファルトも敷かれていない道を駆け抜ける旅人感満載の道中がたまらないスポットです。

貝殻の敷かれた道中は途中で途切れ、凹凸の激しい道中となるためドラッグスター400でギリギリという印象。現在所有しているHarley-Davidson FLHRで、もう一度走れるかと言われれば自信がないため正直挑戦できないような道でした。そのため超大型車両での走行は、砂利道での走行に自信のある方のみ挑戦することをオススメ致します。

城岱(しろたい)牧場展望台

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標高550mの日本三代夜景で知られる函館の街並みを、反対側の高台から見下ろす事ができるスカイライン。大沼の無料キャンプ場を拠点に函館の夜景を拝むべく、時間調整で立ち寄った展望地です。豪快な草原地帯や直線道路が中心の北海道の中でも、本州のような峠道を楽しめる貴重なワインディングロードが楽しいツーリングロードでした。

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函館の美しい街並みを快適に見下ろせる名スポットにも関わらず、広く認知されていない知る人ぞ知る穴場スポット。昼間でも高台の牧場風景と適度なワインディングで、ツーリングには最高のスポットですが夜景も函館の「裏夜景」が楽しめる素晴らしい名所なのだとか。

夜間には展望台は閉鎖されるものの、大きな駐車場も完備されているので一眼レフと三脚を準備しておけば愛車と夜景のツーショットも撮影可能。私が訪れた季節は9月の終わり頃で、北海道では紅葉が始まるほど冷え込む季節に標高550mの高原気候のオマケ付きでかなり冷え込む季節だったので残念ながら夜景の観光は断念。

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真夏など過ごしやすい快適な気温であれば、函館山のロープウェイのように長蛇の列に並ぶ事なく夜景を観覧できる上に三脚なども利用可能なため一度は訪れてみたい穴場スポットです。また大沼方面へ向かうのであれば、単調な国道5号線より景色や走りを楽しみながら走行できるので是非ルートの候補として選択肢に加えたいワインディングロードでしょう。

さくらの滝

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北海道での絶景の数々の中では、3mほどのどこにでもありそうな段差とも呼べる正直かなり地味な「さくらの滝」。そんなさくらの滝へ観光客が足を運ぶ理由は、産卵のために上流を目指すサクラマスの圧巻の滝登りを観覧できる世界的にも貴重なスポットのため。

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紹介されている写真などでは非常に伝わり辛いのですが、川の底から弾丸のようにサクラマスが飛び出してくる姿は想像以上に見応え抜群。魚の滝登りは聞いた事があったものの実際に目の前にすると、あまり興味がなかった私でも思わず見入ってしまうほどでした。

暫く眺めていると、何匹か滝登りに成功した瞬間に立ち会うことに成功。重力が加わりながら落下する前の水の流れにサクラマスがジャンプで飛び込み、滝の流れに吸い込まれないように全力で泳ぎ切る彼女(?)達の姿を実際に観覧すると、不思議と応援したくなる気持ちになります。また滝登りをどのようなメカニズムで行うかを垣間見る事も可能。

こちらのスポットは本来訪れる予定はなくヒッチハイク旅を行なっている、摩周湖の足湯で暖まっている旅人から教えて貰った名所でした。彼と出会わなければ訪れる事がなかったスポットなので、旅先での出会いでの情報共有も北海道旅ならではの楽しさですね。

北海道を楽しみ尽くすには、事前に念入りな下調べを!

バイク乗り憧れの地を巡る北海道ツーリングは、経験者誰もが最初の1回目の上陸のワクワク感に勝るものはないと口を揃えて語ります。そんな北海道ツーリングの最初の一回で、後から行き損ねた場所を発見して後悔しないためにも、事前に念入りな下調べを行い生涯の思い出として刻まれる最高のツーリングを実現しましょう!

アウトドア特化ライター、アウトドア歴10年。キャンプ・アウトドアに関する筆記多数経験。全国各地でのキャンプ経験を持ちキャンプツーリングで北海道一周の経験も有り。焚火台でサッと焼いた焼肉が大好物。

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