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日本一周中の人におすすめしたい全国の思い出に残る無料キャンプ場7選

全国のおすすめ無料キャンプ場
各自治体が運営しており無料で使用できるキャンプ場は、設備も必要最低限でお金を掛けずにキャンプを楽しめます。そして経済的にやさしい無料キャンプ場は全国各地を旅して周る旅人達の強い味方でもあります。

そこで今回は無料キャンプ場の中でも、日本全国をバイクで巡った私が選ぶ「日本一周中の人におすすめしたい思い出に残る無料キャンプ場」を紹介していきます。ぜひ日本一周だけじゃなく長旅で無料キャンプ場を利用予定の方は参考にしてみてくださいね!

HIROTSUGU

アウトドア特化ライター、アウトドア歴10年。キャンプ・アウトドアに関する筆記多数経験。全国各地でのキャンプ経験を持ちキャンプツーリングで北海道一周の経験も有り。焚火台でサッと焼いた焼肉が大好物。

青森県下北郡 大間崎テントサイト

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マグロ水揚げ漁で日本全国に知名度を上げる青森県の大間崎。北海道へ向かう最短のフェリー乗り場の待機場として、旅人達に開放されている無料のキャンプ場が「大間崎テントサイト」です。管理棟も存在せず、予約不要で自由に利用できる気軽さが大間崎テントサイトの嬉しいポイント。

大間崎テントサイトをオススメ無料キャンプ場として選んだ理由は、ちょっと特殊な環境と利便性。テントサイトに堂々とそびえる建物内は、テントサイト利用者が自由に使用できる炊事棟になっています。

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  • 大型の洗い場が4箇所
  • 屋内テーブル
  • コイン式ガスコンロ

以上の設備が利用可能なので、自炊ができる環境が完備。また炊事棟内部のコンセントは無料で利用可能なので、北海道への出撃順次に向けてカメラや携帯のバッテリー補充が可能なのも嬉しいポイント。

バイクや車で10分ほどの距離に、コンビニ、温泉などの施設が揃っており利便性も良好です。トイレも洋式を採用しているので、和式トイレが苦手な方にも嬉しい設備に拍手。

ただし快適すぎる炊事棟は住んでしまう人が発生するためか、炊事棟内部での宿泊は禁止で頭上の巨大な防犯カメラが監視しており定期的に警察官が巡回している姿も。

大間崎テントサイトではゴミは一切出すことは出来ないので、全て持ち帰る必要があります。またカモメの大群が常に飛び交っているので、糞害には要注意が必要です。余談ですが私は間一髪で交わすことが出来ました。

周囲は観光地として知られる大間らしく、のんびり休憩していると周囲に立ち並ぶ漁師飯が味わえる海鮮系の飲食店から手招きが…‼︎

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日本各地を放浪する旅人ならば一度は立ち寄るキャンプ場なので、一度宿泊した思い出話は一生の宝物になるでしょう。

岩手県滝沢市 相の沢キャンプ場

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奥羽山脈で最も高い標高を誇る岩手山の高原風景が堪らないキャンプ場が「相の沢キャンプ場」。牧場の真横に隣接しており、無料キャンプ場にも関わらず一日中眺めていても飽きない高原風景の素晴らしいロケーションが味わい深いテントサイトが魅力です。

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白樺の生茂るテントサイトは夏場でも心地の良い気温で、マイナスイオン溢れるテントサイトは騒々しい毎日を忘れさせてくれます。

そして相の沢キャンプ場の最大のポイントが、設営したテントの目と鼻の先まで接近してくる放牧された牛達。夜にも関わらず焚き火や晩酌を楽しんでいると、興味深そうに目の前に集まることも珍しくありません。

私が宿泊した際には焼肉を行ないましたが、ジュージューと牛肉を焼いてる際に放牧された牛達が何故か目の前に大群で集まって不思議そうに眺めるアクシデントが発生。複雑な気分になる恐れがあるため、食材は牛肉以外を持ち寄る事を強くオススメ致します。

夜には野生動物の鳴き声が響き渡り、朝にはカッコウの心地よい鳴き声で目覚めを迎えることができる自然の恵みとも言える心地良さが最高のキャンプ場です。

また相の沢キャンプ場は無料で利用が可能ですが、事前に受付が必要です。トイレはチップ制を採用しており、無料のキャンプ場の維持費として活用。全国を折角旅して回っているなら一度は立ち寄ってみたい無料キャンプ場ですよ。

公式サイト:相の沢キャンプ場

秋田県南秋田郡 南の池公園キャンプ場

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なまはげの発祥地と言われている男鹿半島に隣接する、元々「八郎潟」と呼ばれる湖を開拓し、日本最大級の開拓地として生まれた大潟村。

そんな歴史を感じさせる土地で無料キャンプ場として開放されているのが「南の池公園キャンプ場」です。南の池公園キャンプ場は、公園自体がキャンプ場として開放されています。魅力はなんと言っても広々とした敷地内で、人数オーバーになることは滅多に無い安心感が自慢。

利用の際には公式HPで入手できる書類に記入事項を記載の上、大潟村役所宛へメール送信を行うと手続き完了。園内には数多くの東屋が設置されており、テーブルやタープなどの事前準備も不要で急な雨にも安心。

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園内は桜の木が数多く植えられており、東北らしくゴールデンウィーク付近には運が良ければ満開の桜を眺めながらアウトドアを楽しむ事もできます。買い出しにも非常に便利な立地で、近辺の温泉まで車で2分ほどの距離。周囲の利便性も良好なキャンプ場です。

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戦後の食糧危機と農家の働き口の開発として大規模な干拓が行われたものの、農具の機械化や品種改良の研究が進み本来の目的が機能しなくなった時代の変化に揉まれた大地。50年前には湖だった場所で宿泊するキャンプは、歴史のロマンを感じさせてくれます。

私は男鹿半島の観光の際に利用しましたが、周囲を一望できる「寒風山」や、夕陽の素晴らしい「入道崎」といった観光地にもアクセス良好。周囲は地平線が見えそうな、ひたすら真っ直ぐ突き進む道が多数で日本らしくない風景を楽しめるのも南の池公園キャンプ場の魅力ではないでしょうか。

南の池公園キャンプ場では、炊事場以外での火の取り扱いは焚き火台を使用していても禁止とされています。無料で快適なキャンプ場を今後も利用し続ける為にも、一人一人マナーを守って綺麗にキャンプ場を利用しましょう。

群馬県前橋市 県立赤城公園キャンプ場

関東エリアからのアクセスも良好で、日光方面への観光拠点としても優秀な無料キャンプ場が「県立赤城公園キャンプ場」。関東圏からアクセス可能な距離で、サイト使用料と駐車料金共に完全に無料のキャンプ場も珍しいのではないでしょうか。

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赤城山の山頂付近という立地から、夏場でも涼しい環境でキャンプ泊を行えるのも県立赤城公園キャンプ場の魅力。秋には周囲の広葉樹が色付く美しい風景で、来客者を楽しませてくれます。

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何と言っても湖畔からのロケーションが楽しめる数少ない無料キャンプ場だという事。真冬にはワカサギ釣りの名所として知られる赤城山の湖「大沼(おの)」は、早朝には釣り人のボートでズラっと並ぶ風景が展開されます。

私が宿泊した際には朝日の写真を撮影するために日の出と共に起床しましたが、既にワカサギ狙いのボードがズラリ。紅葉の色付く寒さ厳しい季節にも関わらず、釣り人の執念を垣間見る事ができるキャンプ場です。

ただしテントサイトは大きめの石がゴロゴロとしているので、対策用にアウトドアマットの持参は必須。湖のほとりという環境上、虫が大量に発生するので虫除け装備を揃えておくことをオススメします。現在はリニューアル中で、次回オープンから事前予約制となるためHPでの最新情報の確認を行いましょう。

新潟県胎内市 関沢森林公園

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湧水が豊富な地形から、米の産地としても知られる胎内市の無料キャンプ場「関沢森林公園」。無料にも関わらず市街地までもアクセス良好な立地条件から、利便性の高いキャンプ場です。

利用者も少なく、静かな環境でのんびりとしたソロキャンプを楽しみたい方にはうってつけです。テントサイトのちょっとした高台からテントサイトを見渡すことができ、西日が差し込む風景はなんとも言えない風景。

市によって管理されているキャンプ場なので、手入れの行き届いたテントサイトが関沢森林公園の魅力です。芝も放置して伸びきったようなサイトではなく定期的に刈られているので、気持ち良い緑の広がる環境でアウトドアライフを過ごす事ができます。

平日は事前連絡の必要はありませんが、炊事場や水道が施錠されており利用できない点は注意。利用客が増える土日祝には17:00まで管理人が在中します。また土日祝の利用は予約が必要です。

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サイトでの焚火は基本的に禁止なので、用意されているカマドを利用する形となります。炭入れが完備されているので、ゴミとして持ち帰らずに処分できるのが嬉しいポイント。

また関沢森林公園は日本一小さな山脈である「櫛形山脈」の登山口。登山拠点としても機能。併設された登山用の駐車場には、時折トレッキングに訪れる地域住民の方々がマメに出入りを繰り返します。

私が宿泊した際には夜間に急な雷雨に見舞われ、急遽トイレに避難することに。雷鳴の写真を撮ろうと奮闘しているといつの間にか雷雲が過ぎ去っていたので非常に天候の変わりやすい地形なのかもしれません。

ゴールデンウィークにはテントサイトを囲うように配置されたツツジが見頃を迎え、更に道路とテントサイトを挟むように流れている小川は、タイミングが合えば初夏には蛍が舞う姿を観覧する事も可能。四季折々の姿を見せてくれる箱庭のようなキャンプ場が関沢森林公園の魅力ですよ。

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公式サイト:関沢森林公園

岐阜県揖斐郡 大津谷公園キャンプ場

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市街地への距離が近いキャンプ場で、買い出しや入浴を行う利便性が非常に高い無料キャンプ場。テントサイトも程よい広さで、桜の木が立ち並んでいます。

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大津谷公園キャンプ場を是非一度利用してほしい季節は、もちろん桜が咲き乱れる季節。敷地内に植えてある桜の木が一斉に咲き乱れる季節は見応え抜群です。日本三代桜である「淡墨桜」にもアクセスしやすい位置なので、渋滞前の朝に訪れるための観光拠点としても優秀。

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そんな私も淡墨桜へ朝一番で乗り込むための宿泊所として利用しましたが、5分咲きくらいの地味な咲き具合でした。ですが日本三代桜の中でも最も存在感を誇る大木で、1,000年以上の時の流れを見守った圧巻の幹は一見の価値有りですよ。

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そして運良く夕焼けと、桜の光景が美しい姿を観覧する事ができました!

そして日が沈むと無料キャンプ場でも貴重な、夜景を楽しめる環境へと様変わり。カメラの設定をど忘れして写真を収めれなかったのが残念ですが桜と夜景のコラボレーションが楽しめる春は、是非一度足を運びたい無料のキャンプ場です。

宮崎県東臼杵郡 板ヶ原オートキャンプ場

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無料キャンプ場の中でも、有料級の設備を誇るキャンプ場が宮崎県の「板ヶ原オートキャンプ場」。炊事場は厨房のような広々としたステンレス製のシンクが完備。トイレもバリアフリーまで完備されており、個室も洋式で清潔に保たれています。

テントサイトのすぐ下には透明度抜群の五十鈴川で、水浴びも可能。コイン式のシャワールームも設置されているので、泥などの汚れを気にすることなくガンガン川遊びを楽しむ事ができます。

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私が訪れた際には使用しませんでしたが、無料キャンプ場にも関わらず1時間100円で電源が使用できるのが驚き。そしてこのキャンプ場の何が良いかと言うと、駐車場の真横にテントサイトが併設されているスタイルなので荷下ろしが本当に楽なのです。

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私が訪れた際には、運良く晴天に恵まれ夜には満点の星空が頭上に広がる天然のプラネタリウム状態に。川のせせらぎを聴きながら自然の織りなす美しい姿を眺めながらの一杯は格別です。

板ヶ原オートキャンプ場は買い出しには時間がかかる立地なので、事前にお風呂と一緒に済ませておくことをオススメします。テントサイトは7箇所とあまり大きなキャンプ場ではないので、土日や連休時にはすぐに埋まってしまう点に注意!

マナーを守って楽しい日本一周を!

各自治体の力により運営している無料キャンプ場。ですが残念ながら心ないキャンパーにより、閉鎖に追い込まれるテントサイトも珍しくないのが現状です。

今後もコストパフォーマンス抜群な素晴らしい無料キャンプ場を利用していくためにも、ゴミは確実に持ち帰り美しいテントサイトを保つよう心がけたいですね。旅人であれば「来た時よりも美しく」を心掛けて、出身の都道府県の恥にならぬようマナーを守って楽しく日本一周をしましょう。

HIROTSUGU

アウトドア特化ライター、アウトドア歴10年。キャンプ・アウトドアに関する筆記多数経験。全国各地でのキャンプ経験を持ちキャンプツーリングで北海道一周の経験も有り。焚火台でサッと焼いた焼肉が大好物。

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