オートバイに乗れない新潟の冬は、車中泊での温泉旅が始まる季節。今回は1月22日~23日に群馬県「道の駅みょうぎ」で車中泊をしてきました。
日常から離れた場所で、車内で食事をし、車内で眠る。それだけでも十分、非日常です。でも、どうせならば温泉にも入りたいし観光もしたい。しかも温泉ならば「貸切家族風呂」を堪能したい…。こうなると行き先が限られてきます。
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目次
群馬県「道の駅みょうぎ」
妙義山の麓にある、どちらかと言えば小さめな道の駅。24時間利用可能なトイレ、観光案内、物産館。全国に数多ある道の駅と、それほど大差はありません。道の駅自体は。でも…
駐車場の真ん前には、「日本三大奇景」の一つ、「妙義山」がそびえます。その上…
2月20日(日)まで天空のイルミネーション開催中
駐車場の真ん前、丘になっているのですが、こちらで行われる「妙義山 天空のイルミネーション」。実は富岡市が行っているイベントです。
存在を知らずに訪れ、コーナーを抜けた先でいきなり広がるイルミネーション。これには驚きました!綺麗なこと綺麗なこと。
出典:富岡市観光ホームページ点灯期間 | 2021年12月18日(土)~2022年2月20日(日)まで毎日 |
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点灯時間 | 17:00~21:00 |
点灯場所 | 妙義山パノラマパーク・俳句の道周辺 |
車中泊で夕食作り
今回は「車の中で鍋料理」に挑戦!使用機材は、いつもの如く「CB缶ガス」「CB缶用シングルバーナー(私の場合ユニフレームのミニバーナーUS-700です)」、そして「鍋」。これだけです。
車中泊で使用するテーブルは安全面から金属性が良いですね。私はロゴスを使っています。
ここで余談を一つ。キャンプ用品は様々なモノが売られています。どれを買おうが自己責任ですが、「バーナー」だけは信頼の置けるメーカーのモノを!ガスを扱いますから、値段なりの安物を買うとかなりのリスクを負うこととなります。長い目でみれば、安物バーナーは必ず「銭失い」に繋がります。短期間で壊れます。何よりもガス漏れが怖い!車中泊では命に関わります。
食材は玉ねぎ、長ネギ、白菜をあらかじめカットして、ジップロックに入れて携行(これ結構大切。適当なモノに入れての携行では車内にネギの匂いが染みつきます)。現地でポークウィンナー調達。スープは鍋キューブの濃厚白湯を家から持ち出し、全て完了。
「道の駅みょうぎ」の周辺には、あいにくスーパーがありません。ですからコンビニで食材調達。食材といっても野菜は持ち込んでいますから、買ったものはポークウィンナーとナン、これだけ!
全ての食材を鍋に投入。鍋キューブ(濃厚白湯)も投入。後は煮込んでいくだけ!グツグツ鍋が歌い始めて、ここまで煮込めばネギもトロトロ。
熱々を頂きます!旨いこと旨いこと…。これは冬の車中泊、「鍋料理」で決定です。次回も鍋、作ります!
「ナン」は主食に。ちぎって容器にいれ、鍋のスープをかけて頂きます。これもまた美味!旨かったぁ…(連れはナンを買わずにおにぎりを買っていましたが)。
車中泊でのお楽しみ
1月23日は、実は私の誕生日。「1・2・3」と、気合いの入る誕生日です。誕生日前夜ですから、Beerで乾杯は必須ですね。
今回Beerは自宅から運び込みました。クーラーBOXにBeerを入れて、氷をぎっしり敷き詰めて…。お祝いですから、グラスも持ち込みました!
氷で冷えたグラスに、同じく氷で冷えたBeerを注いで。この時すでに温泉堪能。喉が渇いています!
乾ぱ~い!バイク旅でも車中泊でもテントでも。冷えたBeerは欠かせません!
翌朝は朝食作りからスタート
明けて1月23日。群馬県は雪がありません。羨ましい限り。でも朝晩の冷え込みは凄まじく、窓はバリバリ。
早速お湯を沸かして朝食準備。昨夜、コンビニで購入したカレー飯とポテサラがメニューです。
お湯を入れて数分待って、ぐるぐるかき混ぜ完成です。この日もあちこち走りますから、朝からしっかり食べました。
食後には珈琲が欠かせません。珈琲も自宅からの持ち込みです。
道の駅みょうぎでのお土産
富岡製糸工場のある富岡市に「道の駅みょうぎ」は有るのですが、こちらは「下仁田ネギ」も特産品。新潟ではとても買えない、物凄い太さの長ネギ購入!
こちらは帰宅後、天ぷらにして頂きました。生では刺すような刺激のある下仁田ネギ、火を通せば「甘い甘い」ネギに大変身。美味しいですよ!
道の駅みょうぎ周辺の観光スポット
1月22日には温泉を。1月23日には妙義山を、それぞれ堪能してきました。
眼鏡橋(碓氷峠)
眼鏡橋は碓氷峠にあります。レンガ作りの橋は、美しいアーチを描きます。
過去何度か訪れています。大体がオートバイの旅の途中、碓氷峠を走る時。ですから、じっくり見学したのは今回が初めて。
明治時代の建築物で、地上から30m以上の高さを誇ります。
今では鉄道としての機能はありませんが、昔は此処を使って軽井沢へ汽車が走りました。当時、碓氷峠越は難所だったのです。
1月の夕方。冷え込みも強くなる時間帯にも関わらず、観光目的の車が5~6台。紅葉の季節は凄まじい人手となるのでしょう。眼鏡橋、堪能しました。
峠の湯(とうげのゆ)
1月22日に新潟を出発して、最初に向かったのが眼鏡橋。眼鏡橋を楽しんだ後は、冷えた身体を温泉で温めました。眼鏡橋と横川駅の中間ほどにあります、「峠の湯」は。
日本三大奇景の一つ、妙義山が目の前です。
群馬の冷え込みを伝える1枚。この段階で時刻は17時前。にもかかわらず、峠の湯前庭にある池はこの通り。全面凍結です。
日中は上着を脱ぐほどの日差しでしたが、朝晩の冷え込みは厳しいですね。流石は上州。
いよいよ温泉です!
峠の湯、貸切風呂「刎石(はねいし)」。洋間とトイレ、そしてお風呂からなる貸切風呂。利用時間は3時間です。
お風呂とお風呂の合間に休憩、専用の洋室。
そして温泉です!群馬ですからね、お湯の質は最高です。1時間は入浴していましたね。温泉大好きですから!
今回、道の駅みょうぎで泊まることを決めた最大の理由は、この峠の湯なのでした。道の駅みょうぎは、こちらの「峠の湯」から車で15分程度。良い温泉でした!
碓氷峠鉄道文化むら
横川駅にほど近い場所にあります。
私は鉄道ファンでは無いけれど、お好きな方にはたまらないのでは?1月22日に行きましたが、既に入場門はClose…。最後の入園者達が中で観光をしていました。
あさま
恐らくですけれど…新潟に新幹線が開通する前、東京と新潟を結んでいた「特急とき」と同一車両のような気がしますが…違うかな?
なんとなく、昔見覚えがあるような気がします。
横川の釜飯(荻野屋)
横川駅は碓氷峠越の要所。碓氷峠を行く汽車は、機関車1両では越えられず、補助機関車を連結する必要がありました。それを行ったのがここ「横川駅」です。
そして横川駅と言えば「峠の釜めし」。今さら説明の必要も無いかな?「荻野屋」さんの釜飯。
「荻野屋」さんです。前回こちらを訪れたのは、もう10年以上昔のこと。お店があまりにも綺麗に変わっていて、びっくりです。
昔は、広い空間に会議用とも思えた長テーブルがずらりと並び、空間の脇には山積みの釜飯が…。10年以上昔のことですから、そりゃ変わりますよね。
当然お土産に購入です!
美味しいですよ。
冬の温泉旅行は群馬がおすすめ
大学が東京でしたから冬の関東はよく知っています。県境の三国峠を越えて、中之条まで出てしまえば雪など有りません。それは知っているけれど…。
1月22日、新潟の自宅近所はこれ。
中之条では青空です。どの家も布団を干していました。この違い…羨ましい限りです。
群馬県は温泉県。群馬の日帰り温泉施設には貸切家族風呂を併設しているところが多いのです。流石はやはりの温泉県です。折角の旅ならば、冬場の旅ならば、他の客の居ない貸切風呂は最高の贅沢。
まだまだオートバイは冬眠中。2月にも群馬行きは決定です!次は何処へ行こうかな?
今回の旅はyoutubeにも公開しています。就寝時の防寒対策、妙義の峠、妙義神社の大黒様も出ています。宜しければご覧下さい。
ギア
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