北海道らしいラベンダー畑が広がる人気の観光地である富良野・美瑛。2019年のGWに北海道各地をキャンプ旅行していた際、富良野・美瑛の観光スポットを満喫しつつ、キャンプができる場所を探しました。
そのときに訪れた上富良野町日の出公園オートキャンプ場のフリーテントサイトのコスパが高く、快適に過ごすことができて非常に良かったのでご紹介します。
目次
日の出公園オートキャンプ場の魅力
十勝岳連峰と芦別岳を望む絶景
北海道には日本百名山の山が9つあり、その中の1つである十勝岳を含む十勝岳連峰と、北海道百名山に選ばれている芦別岳の絶景が、日の出公園オートキャンプ場から一望することができます。
訪れた際は5月上旬であったため、雪化粧した山々の絶景を望むことができ非常に綺麗でした。フリーテントサイトから写真のような山々を望むことができるため、時間帯によって移り変わる北海道らしい迫力ある山々の絶景を背景にキャンプを楽しむことができます!
出典:北海道上富良野町公式ホームページまた日の出公園オートキャンプ場は北海道上富良野町の「日の出公園」内にあります。日の出公園内には上記写真のような展望台があり、キャンプ場から坂を登って歩いて行けます。7月にはラベンダー園にラベンダーが咲き誇ります。私が行ったときには5月だったため、ラベンダーを見ることはできず残念でした。
キャンプ場から徒歩で北海道らしいラベンダーの風景と十勝岳連峰を一緒に楽しむことができるのは、このキャンプ場ならではの魅力です。
富良野、美瑛での観光を楽しむのに便利な立地
日の出公園オートキャンプ場は、上富良野町に位置します。北に車で25分ほど移動すれば美瑛駅、南に25分ほど移動すれば富良野駅といった立地のため、富良野・美瑛のどちらを訪れるのにも中間地点です。
このキャンプ場を拠点に何日か掛けて、のんびりと観光するのもおすすめです。
フリーテントサイトは当日受付にてキャンプが楽しめる!
日の出公園オートキャンプ場は入場料が1人1泊800円(デイキャンプは500円)・小学生以下無料です。フリーテントサイトは入場料のみの良心的な価格でキャンプを楽しむことができます。
またフリーテントサイトは事前に予約はできず、当日受付のみになります。気軽に訪れることができるため、自由気ままにプランを立てやすく、天気の様子も加味して行くか否か決めることができます。大雨の中、テントを立てて、キャンプをするのは大変ですよね。
キャンセル料金を気にしなくて良いのもメリットです。北海道内にお住まいの方や滞在中に天気が良い場合にキャンプをしたい!という方には当日受付が8:30-22:00にできる点でおすすめです。
日の出公園オートキャンプ場の情報
営業期間は夏季の4月25日~10月25日になります。予約開始は2月25日からになりますが、利用日の2か月前から電話受付可能です。
キャンプ場内のサイト紹介
出典:日の出公園オートキャンプ場キャンプ場内には以下のサイトがあります。
日の出公園オートキャンプ場のサイト情報
- コテージサイト:5棟
- バンガローサイト:5棟
- キャンピングカーサイト:5区画
- 個別カーサイト:20区画
- フリーテントサイト:最大80張
コテージサイト・バンガローサイト・キャンピングカーサイト・個別カーサイトは利用日の2ヶ月前より電話受付にて予約ができます。
受付時間:8:30-20:00
フリーテントサイトは当日受付のみになります。予約ができません。受付時間は8:30-20:00で、チェックアウトは10:00です。人気の夏シーズンや大型連休には混雑するようなので、テントを張る場所を選ぶためにも早めのチェックインがおすすめです。
各種利用料金
日の出公園オートキャンプ場では入場料金が必要です。大人1人1泊800円(デイキャンプは500円)・小学生以下無料になります。各サイトの利用料金は下記になります。
コテージ | 15000円/1泊 (デイキャンプ7500円) |
---|---|
バンガロー | 5000円/1泊 (デイキャンプ2500円) |
キャンピングカーサイト | 5000円/1泊 (デイキャンプ2500円) |
個別カーサイト | 4000円/1泊 (デイキャンプ2000円) |
フリーテントサイト | 入場料のみ |
またレンタル用品は下記料金にて利用可能です。
貸布団1組(コテージ利用のみ) | 500円 |
---|---|
テント(4人用)1泊 | 1000円 |
BBQコンロ1台 | 1000円 |
BBQハウス用焼き網1枚 | 500円 |
カセットガスコンロ1台 | 500円 |
コテージ
出典:日の出公園オートキャンプ場場内には、2階建てのコテージが5棟あります。5棟のうち1棟は、身障者用のトイレや出入り口にスロープを備えたバリアフリーとなっているようです。
電気、水道、台所、寝具一式、冷蔵庫、TV、電磁調理器、シャワー、トイレ、ストーブ、布団・食器類6組と設備が充実しています。気軽に家族やグループで使用する際に便利だと思います。
バンガロー
出典:日の出公園オートキャンプ場バンガローも5棟あります。屋外にテーブル・長椅子があるため、外で気軽にBBQを楽しむこともできるようです。タープ・寝具は持参が必要です。
キャンピングカーサイト
出典:日の出公園オートキャンプ場キャンピングカーサイトは5区画あります。専用電源と上水道・下水道及び簡易流し台が設備されています。
個別カーサイト
出典:日の出公園オートキャンプ場個別カーサイトは20区画あります。荷物が多い方は車を横付けできるこちらのサイトが便利だと思います。各サイトには専用電源、流し台、上水道が設備されています。
フリーテントサイト
出典:日の出公園オートキャンプ場フリーテントサイトは芝生が張り巡らされており、快適にキャンプを楽しむことができます。車で乗り込むことはできないため、駐車場から近い入口から入ってすぐの平坦な芝生エリアは大型テントを設置する方に特に人気でした。
サイトに荷物を運ぶ際には、無料でリヤカーを借りることができました。リヤカーは4台ほどあったため、荷物が多い方もリヤカーを利用することで問題なく運べます。屋根付きの大きなバーベキューハウスも2棟あり、雨天でもバーベキューを楽しむことができます。
またトイレは、フリーテントサイトの入口とセンターハウス内にある2箇所を利用可能です。どちらも綺麗に清掃されており、快適に利用できました。
フリーテントサイトは平坦な芝生のエリアから丘になっており、坂道を登っていくとアスレチックもあります。アスレチックで子供たちが遊んでいたので、お子さんがいる方には良い遊び場かもしれません。
センターハウス(管理事務所)
出典:日の出公園オートキャンプ場センターハウス(管理事務所)にはシャワー・コインランドリーがありました。シャワーは10分間200円で浴びることができ、シャワーブースは綺麗に管理されていました。トイレもシャワーブースの近くにあり、洋式でとても綺麗でした。コインランドリーは、4台設置されており、洗濯機30分200円、乾燥機30分100円で利用できます。
また、センターハウス内には売店・自動販売機もあり、木炭やラップ・紙コップ・紙皿等キャンプをする上で必要な物が購入できる様子でした。カップラーメンも売っており、ポットでお湯ももらえるようです。
センターハウスは、6~9月は24時間管理人さんが常駐しています。4~5月、10月も20時までいらっしゃるため、何か困ったこと等あった際には安心です。
ゴミステーション
ゴミステーションがキャンプ場の入口にあります。分別が必要になりますが、段ボールやビン・空き缶・ペットボトル等を無料で引き取ってくれるため非常に助かりました。BBQで使用した炭も捨てる箱がありました。
キャンプ場での注意点
日の出公園オートキャンプ場での禁止事項は下記5項目になります。
- ペットの入場
- たき火・直火等 まきの使用(芝生保護の為。BBQ用の芝生に影響のない木炭はOK)
- カラオケ
- 発電機
- 打ち上げ花火(手持ち花火は芝生以外の場所ではOK)
薪の使用を考えている方は使用できないため注意が必要です。
周辺施設
フラヌイ温泉
出典:フラヌイ温泉日の出公園オートキャンプ場のセンターハウス内にはシャワーがありますが「キャンプの時は温泉につかりたい!」という方におすすめなのが、キャンプ場から徒歩10分の場所にある「フラヌイ温泉」です。
営業時間は年中無休で、AM7:00-PM22:00です。料金は大人600円、小人300円(3才未満無料)です。
スーパー
車で6~7分の場所に「スーパーチェーンふじ 上富良野店」があります。お肉や魚介類、野菜等品揃えは良いと感じました。
多田精肉店
キャンプ場から車で7分くらいで、JR上富良野駅近くの精肉店です。「豚吉思汗」というジンギスカンのタレで豚を漬け込んだ商品を購入しましたが美味しかったです!他にもBBQで焼くのに良さそうなお肉が色々ありました。
おすすめ観光スポット
富良野・美瑛には数々の観光スポットがあります。実際に訪れてみたおすすめスポットをご紹介します。
美瑛ファーム(美瑛放牧酪農場)
美瑛ファームでは、ジャージー種、ブラウン・スイス種、ホルスタイン種と3種の牛が放牧されており、のんびり気持ちよさそうに歩いている牛たちを間近で見学することができます。
北海道らしい放牧風景を楽しむことができ、時間を忘れて見惚れてしまいました。牛さんを眺めた後は、Cafeにて美味しい乳製品を堪能できます。
Cafeではソフトクリーム、低温殺菌牛乳、飲むヨーグルト、ミルクプリン、有塩バター、ワッフルコーンが販売されていました。ソフトクリーム、飲むヨーグルトをいただきましたが、どちらも非常に濃厚な味わいでとてもおいしかったです!
私が訪れたのは午後だったため、牛乳やプリンはもう売り切れていました。訪れるのは早い時間帯の方が良いかもしれません。
フラノマルシェ
JR富良野駅から徒歩7分の場所にあるフラノマルシェでは、富良野の農産物やお土産を購入することができます。
富良野のアスパラガス・じゃがいもをマルシェで購入しました。
普通のアスパラガスとホワイトアスパラガスをバターソテーにしました。みずみずしくて美味しかったです。
じゃがいもも焚き火台の隅でアルミホイルに包んで加熱して、じゃがバターを作りました。こちらも甘味が強くて美味しかったです!
日の出公園オートキャンプ場は富良野・美瑛エリアを満喫するのにおすすめです!
富良野・美瑛エリアの観光スポットを楽しみつつキャンプする場合は、日の出公園オートキャンプ場がおすすめです!!
私たちは午前中に富良野エリアを観光して、お昼過ぎにキャンプ場にチェックインしました。フラノマルシェや多田精肉店で購入した北海道らしい食材で昼からBBQをして、午後に美瑛エリアを観光。夜は北海道ワインを飲みながら過ごして非常にリフレッシュできました。
次回はラベンダーの季節にぜひ再度訪れてみたいと思います。
ギア
- 日毎
- 月間
- 殿堂
無人島を貸し切って100人でかくれんぼをするイベント『無人島かくれんぼ2024』開催
SOTO×BE-PALコラボ!BE-PAL 12月号の特別付録は「ステンレス“ランチ”プレート」
QUICKCAMP焚火陣幕「焔-homura」でプライベート空間を確保できるか実験してみた!
キャンプで夫婦や恋人との喧嘩が絶えない貴方へ。険悪ムードの原因と対策をまとめました
Makuakeで話題沸騰のポータブルハンモックスタンド「anymaka」がついに日本上陸!
ogawa【2023年福袋】1月9日まで数量限定で販売中!最大26万円相当のお買い得セット
キャンプで実践したい、ちょっとした気配り10選~思いやり1つでキャンプが気持ち良くなる
駒出池キャンプ場は自然を愉しむおとなのキャンプ場です
【歴史オタク必見】戦国好きに捧ぐ。多良峡森林公園でいざキャンプ(合戦)じゃ!
北海道「鏡沼海浜公園キャンプ場」レビュー!日本最北端を目指す人たちに人気のキャンプ場
錆びた焚き火台を再生させる「LOGOS グリル再生 耐熱ペイントスプレー (マットブラック)」登場
フィールドラックにポンと置くだけマグネット式ランタンスタンドが登場!これ倒れないの?
【岐阜】デイキャンプもOK!河原まで車で降りられる穴場&無料の川遊びスポットを発見!
折りたたみ可能なハードクーラー「サーモテクト 氷点下フォールディングクーラー37」が発売
たおやかな稜線が絶景「月山」リフトが使える姥沢コースがおすすめ【日本百名山】
絶景の極み「雷鳥沢キャンプ場」どの時期に行くのがお勧め?知っておくべきポイントをまとめました
ハイエースにポン付け可能なキャンピングカー装備キット「Van Life Kit For HIACE」が発売
ハイエースやジムニーでのアウトドア遊びにマッチする2アイテムがMIGRATRAILから登場
どんなシーンにも対応する4Way仕様ハイバックチェア「4WAY 7075バケットチェア」が登場
柚木の川原(山崎川原)キャンプサイト詳細|無料キャンプができる都内の野営地を紹介
埼玉県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット15選
茨城県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット11選
神奈川県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット20選
千葉県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット14選
群馬県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット10選
東京都の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット14選
キャンプで使えるロープワーク一覧+ロープのまとめ方【15種類】
関東のおすすめキャンプ場30選!現地取材で分かった本気でおすすめできるキャンプ場一覧
オピネルナイフ全サイズの大きさ比較【おすすめサイズは何番?分解しない方が良い?】
40Lバックパックでソロキャンプを楽しむ装備一式と詰め方のコツ