都良(TORA)
充実の施設で人気の「グリーンパークぴっぷ」はお風呂に入っても予算1,000円以内

充実の施設で人気の「グリーンパークぴっぷ」はお風呂に入っても予算1,000円以内

「グリーンパークぴっぷ」は、フリーサイトが1泊300円と超お手頃な価格なのに、場内の施設はきれいに整備されているので、週末には予約でいっぱいになるほどの人気です。

また、隣接して大きな入浴施設があり、キャンプ場利用者は割引があり400円でお風呂に入ることができます。キャンプ場の利用料とお風呂代を合わせても700円!

今回は、グリーンパークぴっぷの施設と利用の際の裏技もご紹介します。

グリーンパークぴっぷについて

「グリーンパークぴっぷ」キャンプ場は、北海道上川郡比布町にあるパークゴルフ場に隣接したキャンプ場です。それでは、まずグリーンパークぴっぷのキャンプ場の概要について紹介します。

住所 北海道上川郡比布町北7線16号
電話番号 0166-85-2383
チェックイン 14:00
チェックアウト 11:00
利用料金 カーサイト(1台)1泊1,000円、日帰り500円
フリーサイト(1張り)1泊300円、日帰り200円
公式サイト グリーンパークぴっぷ

サイトはカーサイトとフリーサイトの2タイプ

グリーンパークぴっぷのキャンプ場には、カーサイトとフリーサイトが整備されています。

カーサイトは全部で8サイトで、4サイトずつ2列に配置されています。トイレや炊事場から近いので人気が高く、週末は予約がいっぱいな状況です。

カーサイトの1区画は、幅13.5メートル×奥行11メートルと十分な広さ。車を停める砂利のスペースは、幅3メートル×奥行7メートルです。芝の部分は、5~6人用のテント1張りとタープを張っても余裕があります。なお、AC電源の設備はありません。

フリーサイトは、松林の中にあり約30サイト。夏休み期間は、普段はサッカーなどが楽しめる多目的広場もフリーサイトとして利用できます。

上空から見たサイトマップが、「グリーンパークぴっぷ」の公式ホームページにありましたので、お借りして貼っておきます。

管理事務所で受付

キャンプ場に着いたら、管理事務所の建物でチェックインを行います。こちらの事務所は、パークゴルフ場の受付も兼ねているので、パークゴルフ場の利用開始8:00には、かなり混みあっています。

キャンプ場の利用料は、カーサイト(1台)が1泊1,000円、フリーサイト(1張り)300円と驚くほどの安さです。これ以外に、入場料など不要なので、ファミリーキャンプでも必要な料金はこれだけです。

フリーサイトでも、サイトの近くまで車を乗り入れて荷物の積み下ろしができる

チェックインすると、係の人からキャンプ場内の施設や注意事項について説明があり、駐車証を渡されます。キャンプ中は、これをダッシュボードなど見える位置に置いておきます。

新型コロナウイルスの感染予防のため、今年はフリーサイトを50組限定としていますが、今回の受付番号3番と、トイレや炊事場から遠くない便利な場所を確保するため、早めのチェックインです。

フリーサイトには、道幅およそ3メートルのアスファルトの通路があるので、端に寄せて停めて積み下ろしができます。この通路脇にテントを設営したら、フリーサイトでもほぼ不自由はありません。

荷物の積み下ろしが終わったら、車をカーサイトの手前の駐車場または管理事務所横の駐車場に移動して、先ほどの駐車証を見える位置に掲示します。

キャンプ場の設備

最近は高規格のキャンプ場が増えてきて、場内の設備がかなり充実していますね。グリーンパークぴっぷは、そこまで立派とは言えませんが、小さいながらもきれいで使いやすいトイレと炊事場が整えられています。

場所はカーサイトと多目的広場の間にあります。キャンプ場自体がそれほど広くないので、一番端にテントを設営しても、遠すぎると感じることはないと思います。またトイレは管理事務所の中にもあり、そちらも使用可能です。

炊事場はトイレの並びに1か所。こちらも大きくはありませんが、きれいで使いやすい炊事場でした。

グリーンパークぴっぷキャンプ場では、ゴミはすべて持ち帰りです。有料でも捨てることはできませんので、利用する際には各自ゴミ袋を用意して必ず持ち帰りましょう。

ただ、トイレと炊事場の間には灰置き場が用意されているので、焚き火やバーベキューの後の燃え残りや灰は、ここに捨てることができます。

スポーツを満喫できるグリーンパークぴっぷの施設

グリーンパークぴっぷには敷地内にさまざまスポーツ施設や遊具があります。

パークゴルフ場

キャンプ場の横には、全36ホールの広いパークゴルフ場があります。特に、週末は午前中からパークゴルフを楽しむ高齢のプレーヤーでにぎわいます。また、子供や初心者向けの9ホールのコースも別にあって無料で利用できます。

テニスコート

軟式も硬式も楽しめるオムニコートが2面あり、1時間600円、1日貸し切りで1,000円で利用できます。ラケット、ボール、シューズのレンタルもあるので、キャンプの合間にちょっとテニスを楽しむのもいいですね。

3on3バスケットボールコート

グリーンパークぴっぷには、3on3のバスケットボールコートもあり無料で利用できます。管理事務所ではレンタルのボールも用意されています。

多目的広場

夏休み期間のキャンプ場利用客が多い時には、三分の二ほどのスペースがフリーサイトとなりますが、多目的広場ではサッカーやレクリエーションなどが楽しめます。

キャンプ場から徒歩1分の「良佳プラザ 遊湯ぴっぷ」でお風呂に入れる

1泊ならいいですが、連泊となるとお風呂に入りたいですよね。グリーンパークぴっぷは、入浴と宿泊ができる施設「良佳プラザ 遊湯ぴっぷ」に隣接していて、キャンプサイトから徒歩1分です。

天然温泉ではありませんが、広い湯舟でゆったりとお風呂に入ることができます。

入浴料は、大人500円、小人250円。しかし、キャンプ場のチェックインした時に、100円の割引券がもらえます。そして、この割引券は当日だけでなく、なんと有効期限は翌年の4月30日まで。

良佳プラザ 遊湯ぴっぷの中には売店があって、比布町の特産品などの他、ソフトクリームやかき氷も注文できます。

そしておすすめは、イチゴのソフトクリーム。比布町は苺が特産品。イチゴの甘みと酸味を感じるソフトクリームは、かなりの大きさで食べ応え満点ですよ。

グリーンパークぴっぷの周辺施設

グリーンパークぴっぷの近くには「ぴっぷスキー場」があり、冬にはスキーやスノーボードなどのウインタースポーツが楽しめます。

もちろん夏にはスキーはできませんが、車で山頂にある展望台「いいながめ台」まで車で上がることができます。天気の良い日には、いいながめ台からは比布町内や旭川市までの景色を一望できます。

また夏はパラグライダーの滑空場になっているので、ゆったりと空を飛ぶパラグライダーをキャンプ場から見上げることもできます。

その他にも、ぴっぷスキー場の向かい側には釣り堀があり、ルアー、フライ、餌釣りでニジマスやイトウ、オショロコマなどの釣りを楽しむことができます。

良い場所を確保するための裏技とは?

ここ数年のキャンプブームもありますが、新型コロナウイルスの感染予防のために、各キャンプ場は1日の利用組数などを制限していて、週末ともなると予約がいっぱい。キャンプ難民になるキャンパーも出るほど。

運よく予約ができても、早めにチェックインしないとなかなか良い場所に、テントを設営できませんよね。

グリーンパークぴっぷのキャンプ場で良い場所を取るための裏技は「デイキャンプ」です。

これはキャンプ場の受付の人が教えてくれたのですが、1泊のチェックイン時間は14時ですが、その前のデイキャンプから利用すると朝8時にチェックインできます。キャンプ場の利用料金は、1泊(1張り)300円、デイキャンプ200円を追加しても1泊500円で利用できます。温泉代を合わせても900円と破格ですよ!

必要な施設がそろっているのに利用料金は格安

今回は「グリーンパークぴっぷ」キャンプ場をご紹介しました。必要な設備は完備されているのに、1泊300円という格安の利用料金。旭川紋別自動車道の比布北インターチェンジから約3分と道内各地からのアクセスも抜群です。

これからますます人気になりそうなので、訪れる際はぜひ裏技を使って利用してみて下さい。

紹介
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  • 都良(TORA)
  • 北海道在住のフリーライター。キャンプ、車中泊、登山、トレッキングが大好き。障害者スポーツの指導員をしていることから、車いすなど障害を持つ子供たちをトレッキングやキャンプに連れていく活動もしています。資格:自然体験活動指導者認定委員会 自然体験活動指導者NEALリーダー、北海道ボッチャ協会 審判員・普及指導員

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