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初心者やファミリー登山に最適!八ヶ岳の「硫黄岳」登山レポート

初心者やファミリー登山に最適!八ヶ岳の「硫黄岳」登山レポート

初心者からベテランまで楽しめる八ヶ岳。今回は、のんびりとした山歩きを楽しめる「硫黄岳」に行ってきました。台風一過の秋晴れで、小さな子ども連れのファミリーやワンちゃん連れがたくさん!初心者にも最適な八ヶ岳登山をレポートします。

ふたつの顔を持つ八ヶ岳

観光地としても人気の八ヶ岳は、長野県と山梨県にまたがる山々の総称です。北と南で全く違った顔を持ち、初心者からベテランまで幅広い登山が楽しめるのが魅力!

北八ヶ岳は、八ヶ岳らしい美しい苔の森や池が魅力で、のんびりとした山歩きを楽しめます。登山の入門の山としてもおすすめのエリアです。小さな子どもでも歩きやすく、ファミリー登山にも最適ですよ。

一方で、南八ヶ岳は、荒々しい岩稜帯歩きを楽しめることからベテラン登山者にも人気です。また、八ヶ岳には多くの山小屋があり、どの山小屋もキラリと光る魅力があります。あえて山頂を目指さずに、山小屋巡りを楽しむ人も多い人気の山域です。

硫黄岳の魅力

危険個所がなく歩きやすい

硫黄岳は比較的緩やかで歩きやすい道が多く、登山初心者や小さな子どもでも安心して歩けるのが魅力のひとつ。硫黄岳の山頂直下はガレ場歩きになりますが、危険個所はありません。登山口がすでに1,900mくらいあるので、山頂まで比較的近いのもおすすめポイントです。

今回の登山中も多くの子ども連れのファミリーやワンちゃんに出会いました。なかにはまだ3歳の子も!登山道はよく整備されているため、登山を始めたばかりの初心者でも安心して登れるのは魅力ですね。

山頂からの景色がいい!

登りやすい山とはいえ、硫黄岳の標高は2,760m。天気が良ければ北アルプス・中央アルプス・南アルプス・富士山と、見渡す限りの絶景が望めます!また硫黄岳の山頂は驚くほど広いので、景色を見ながらゆっくりご飯タイムを楽しめますよ。

食事・トイレ・お風呂すべて揃った快適な小屋

硫黄岳登山の起点となる「オーレン小屋」は、とても快適な山小屋です。山小屋では珍しくトイレは水洗で、テント泊でも中のトイレを利用できます。

また、山小屋には檜の露天風呂も!トイレやお風呂に入れないことに苦手意識を持っている人でも、オーレン小屋なら登山に挑戦できるかもしれません。

さらに八ヶ岳の山小屋は食事にこだわっている小屋が多く、オーレン小屋の名物はボルシチです!小屋泊でなくても、売店で注文できるのでランチにおすすめ。食パンは、茅野名物の寒天を練り込んだ寒天パンだそうで、サクサクもっちりとしていて美味でした!

小屋泊の場合は、夕食に名物の桜鍋を食べられますよ。他にも、濃厚なミルクアイスなど売店も充実しており、食を楽しめるのも八ヶ岳の魅力!水も無料です!

小学生以下ならオーレン小屋で「登頂証明書」を発行してもらえる

オーレン小屋では、小学生以下の子ども達に硫黄岳の登頂証明書を発行してもらえるので、とても良い記念になります。小屋の前で授与式が行われ、子ども達はみんな照れながらも誇らしげでした。

「山頂まで登ってん!」と誇らしげに話してくれる男の子もいて、子どもにとってもすごく良い思い出になるんだろうなぁと感じました。

苔好きにはたまらない聖地

八ヶ岳といえば苔!という程、八ヶ岳は苔の種類が多いため、苔好きにはたまらない聖地です。もののけ姫の森のような雰囲気で、苔好きでなくとも苔の美しさに気付かされること間違いなし。多少の雨なら苔を楽しむ山歩きができます。

大迫力の噴火口

硫黄岳の見どころは、大迫力の噴火口です。八ヶ岳が火山だということを再認識させられると同時に、人の大きさと比べると巨大過ぎる噴火口に自然のパワーの凄まじさを感じます。

硫黄岳までのルート

まずは宿泊地「オーレン小屋」を目指す

今回は桜平登山口から出発します。駐車場は登山口に近いところから上・中・下とありますが、中でも結構遠いです…。

下に駐車するとなると、余分に1時間半歩かなければなりません。そのため、下にはほとんど車はなく、道中にこれでもかというほど路駐しまくりでした。私たちは到着が早かったため、ギリギリ上にとめられてラッキー!

まずは桜平登山口から40分ほどのところにある夏沢鉱泉を目指します。

途中、斜度のキツイ箇所がありますが、夏沢鉱泉まではほとんど舗装路を歩くためサクサク進めます。

夏沢鉱泉に到着です!ここでは温泉に入れるので下山時に利用する人も多く、売店ではお蕎麦など軽食も食べられます。ここで一服したら、オーレン小屋まで残り40~50分!

ここからオーレン小屋までは、気持ちの良い林道歩きです。緩やかな登山道を少しずつ登っていきます。たまに沢の水に手を付けたり、苔の写真を撮ったりとのんびり山歩きを楽しめました。

そうこうしているうちにオーレン小屋に到着!受付で手続きおよび同行者全員の体温測定をしてからキャンプ場へ向かいます。

小屋からすぐのところにある「だけかんばキャンプ場」がテントサイトです。先着順で、すのこを利用できます。前日は雨だったので、すのこをゲットできて助かりました。テントを張ったら荷物を置いて身軽にして、早速硫黄岳山頂へ向かいます!

いざ!硫黄岳山頂へ

硫黄岳に登るルートは2つありますが、今回は往路に「峰の松目」方面のルート、復路に「夏沢峠」を通るルートを選びました。

硫黄岳・天狗岳コースルート

出典:八ヶ岳オーレン小屋

硫黄岳まではほぼ直登なので、結構急な登りとなります。オーレン小屋ですでに標高2,300mあるにも関わらず、八ヶ岳は森林限界が高いようで、登れど登れど森林限界に至りません…。

稜線の分岐に出てやっと森林限界を超えて視界がひらけました!振り向くと美しい北アルプスの山々が!左に目を向けると、中央アルプスや南アルプスも見えます。

ここまでくれば、後は山頂まで気持ちのいい稜線歩き。このピークのもうひとつ向こうに硫黄岳の山頂があります。もうひと踏ん張り!

ガレ場を超えたら硫黄岳山頂に到着です!思った以上に広々とした山頂に驚きつつ、絶景を眺めながら双眼鏡タイムを楽しみます。

横岳や赤岳がかっこいい!ちなみに、硫黄岳から赤岳まで縦走できますが、横岳から赤岳までの岩稜帯は危険なので中級者以上のコースとなっています。

八ヶ岳登山コース図

出典:八ヶ岳オーレン小屋

後から知ったのですが、私が訪れていた日にも、横岳から赤岳の稜線で男性が滑落して亡くなられていました。

噴火口は途中まで歩けますが、その先は崩壊の危険性があるため行き止まり。

下山は、夏沢峠へ下ってからオーレン小屋に帰ります。登りのルートよりも景色がいいもののガレ場の急な下りのため、慎重に下山する必要がありました。

夏沢峠の分岐地点には、やまびこ荘があります。ベンチがあるので休憩スポットにも最適。ここから20分でオーレン小屋に到着です。

オーレン小屋到着後は、お楽しみのランチタイム!小屋の前にあるパラソルの下でボルシチを食べながら、担いできた赤ワインで乾杯!の前に、チューハイも1本頂きました。アイスも食べたかったのですが、寒かったので今回は断念。次回のお楽しみにとっておきます。

おまけ:霧ヶ峰とセットで行くのもおすすめ!

2日目は天狗岳を登って下山予定でしたが、すでに雲が沸いていたので予定を変更。帰りに、桜平登山口から車で約40分のところにある百名山「霧ヶ峰」にも立ち寄りました。

駐車場から山頂の車山までは往復約1時間半。楽々登れます。さっきまでいた八ヶ岳を霧ヶ峰から眺めるのも最高でしたよ!しかも霧ヶ峰でも美味しいご飯が食べられます!余裕があればぜひセットで訪れてみてくださいね。

硫黄岳登山レポートまとめ

前回、赤岳を訪れた際、悪天候のため登頂を断念して泣く泣く下山したという経緯があったので、今回の八ヶ岳登山はより思い出深いものになりました。初心者の人にこそ、ぜひ登って欲しい山です。

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  • 自然とお酒が大好きなアウトドア女子。テント泊登山をメインにキャンプ・釣り・スキーと年中アウトドアを楽しんでいます。体力づくりのために始めた筋トレにもハマり中。

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