岩本利達
テーマは「守る・働く・楽しむ」!今年も開催「ジャパンキャンピングカーショー2022」

テーマは「守る・働く・楽しむ」!今年も開催「ジャパンキャンピングカーショー2022」

国内最大級のキャンピングカーショーである「ジャパンキャンピングカーショー」(以降JCCS)が今年も開催される様だ。日程は2022年2月10日(木)~2月13日(日)の4日間で、会場は幕張メッセ国際展示場の1~4ホールをぶち抜いて開催。

今回のテーマは「守る・働く・楽しむ」という事で、レジャーだけに留まらないキャンピングカーの提案に期待が高まる。

コロナの影響もあってキャンピングカーの販売総額は過去最高に

JCCS2022 (2)

2021年6月に公開された日本RV協会の「キャンピングカー白書2021」では、キャンピングカーの国内総保有台数は約12万7千台になったとのこと。前年比にして106.7%ときっちり増えている。同時に販売総額も過去最高の約582億円になっており、市場は着々と成長している。

キャンピングカーはいわば「移動する家」。遠出して宿泊する場合もキャンピングカーであれば通常の宿泊施設で泊まるより人と会うリスクが少ない。業界関係者によると、アウトドア需要の高まりも手伝って今や1年以上も納車待ちになるケースもあるらしい。

「守る・働く・楽しむ」のテーマってどういうこと?

JCCS2022 (3)

今回のJCCSのテーマは「守る・働く・楽しむ」。勘が良い方ならわかると思うが、キャンピングカーの注目のされ方によって3つの要素に分かれている。

守る

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キャンピングカーを所有するメリットの一つに、万が一災害などで自宅が住めなくなったりライフラインが断たれたとしても、キャンピングカーで過ごすことで生活を守ることが出来るという事が挙げられる。避難所で生活するのに比べて、プライバシー空間を保てるというのは有事には大きなメリットだろう。

FFヒーターがついていれば冬でも安心だし、サブバッテリーで発電した電気を蓄えておければ夏でも冷蔵庫が使えたりと、快適性が高くなる。

働く

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2021年は「ワーケーション」というワードが一気に広まった年だった。これは「ワーク」と「バケーション」を合わせた造語の事で、働きながら休みを取るという新しいスタイルを指す。これはまさにキャンピングカーと相性が良く、快適に働けて快適に移動できる装備に注目が集まっている。

楽しむ

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もはや言うまでもなくレジャーの本質である「楽しむ」ことも忘れてはならない。補足するとすれば、「楽しむ時間を増やす」ギアがどんどん増えている印象だ。

例えばカーサイドタープやルーフトップテントなど、設営時間を短く効率的にリビングや寝室を作ることが出来れば、自然と楽しむ時間が増える。楽しむことの裏側には時短や楽さが重視される傾向があるだろう。

アウトドア好きは必見!

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今回の展示総台数は約300台という事で見ごたえは申し分ない。新型コロナウイルスの感染拡大でイベント自体がどうなるか今のところなんとも言えないが、アウトドア好きの方の中には行きたくて仕方ないという声もあるだろう。

詳細や実施の可否については、公式ホームページをご覧いただきたい。

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  • 岩本利達
  • 岩本利達キャンプクエストNEWS編集部
  • NCAJキャンプインストラクター/JACオートキャンプ指導者
    『子どもを育む場としての「キャンプ」こそ持続可能な社会の第一歩』をテーマに、環境意識やサバイバル知識を高めるために日夜活動。ガジェット/ギアマニアの視点から最新アウトドアニュースをお届けします。

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