キャンプクエスト編集部
茨城「道の駅かつら隣ふれあい広場」車中泊やキャンプにも最適な無料スポットを紹介

茨城「道の駅かつら隣ふれあい広場」車中泊やキャンプにも最適な無料スポットを紹介

茨城県の城里町にある「道の駅かつら」の裏を流れる那珂川の河川敷に、利用料金が掛からず予約不要でキャンプができる「ふれあい広場」が開放されています。

ツーリングやドライブの途中に立ち寄って休憩したり、地元で採れた新鮮な野菜や食材を求めて来る人、川遊びやバーベキューを目的とした人達が訪れるレジャースポットにもなっている、道の駅かつら隣のふれあい広場について詳しくご紹介します。

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道の駅かつら隣ふれあい広場の基本情報

住所 〒311-4341 茨城県東茨城郡城里町御前山37
電話番号 029-289-2334(道の駅かつら)
営業期間 通年営業
利用時間 24時間
利用料 無料
駐車場 無料
水道・トイレ 有り
公式サイト 道の駅かつら

道の駅かつら隣のふれあい広場は、水戸から宇都宮を結ぶ国道123号沿いにある道の駅かつらの裏手に広がる無料のキャンプスポットです。利用料は無料で、予約も不可、区画分けはされておらず、好きな場所にテントを設営できるフリーエリアとなっています。

キャンプ場として管理されている場所ではありませんが、トイレは道の駅かつらの綺麗なトイレを利用可、水道も広場内に設置されているので、不自由なくキャンプを楽しめます。チェックインやチェックアウトも自由となっており、行きたい時にふらっと行けるのも魅力。

ただし、近年はキャンプブームで混雑することも増え、ゴミを持ち帰らない迷惑利用者や騒音問題など、モラルの低下によって広場閉鎖の可能性も有るようです。貴重な野営地が閉鎖されることの無いように大切に使っていきましょう。

利用時の注意事項

ふれあい広場の利用ルール

  • ゴミは持ち帰り
  • 直火禁止
  • 洗い物は不可(水道は手洗い・水飲み場として使用すること)

無料でふれあい広場を利用するにあたり、上記ルールは必ず守りましょう。違反者が増えるとキャンプやバーベキューの利用が制限・禁止される場合があります。

ゴミのポイ捨てや不法投棄、直火している人を発見した方は下記までご連絡下さい。

その他の注意事項やキャンプ場からのお知らせは公式サイトをご確認下さい。

キャンプの予約・申込方法

  • 予約不要

道の駅かつら隣のふれあい広場は予約不要で誰でも利用できます。ただし、キャンプ場として運営されている場所では無いため、利用する際には基本的なモラルを守り、周辺住民や他の利用者の迷惑にならないようにしましょう。

ふれあい広場の駐車場

道の駅かつらのふれあい広場はそのまま車の乗り入れが可能となっていますが、入口手前には駐車スペースも設置されています。キャンプやバーベキューはふれあい広場内でのみ許可されていますので、混み合っている時はなるべく駐車場に車を停めてスペースを譲り合って利用するようにして下さい。

道の駅かつら ふれあい広場の施設案内

ふれあい広場は正式なキャンプ場ではないので設備も最低限しかありません。トイレは道の駅かつらの綺麗なトイレを使えますが、炊事場やシンク等は設置されていませんので、利用する際には飲料用や調理用の水の確保をしておきましょう。

キャンプ可能エリア

道の駅かつらの裏から那珂川沿いにある喫茶店「MERCY’s COFFEE」の手前までのスペースが、ふれあい広場のテント設営可能なエリアとなっています。

入口側は車の通り道の両側にテント設営スペースがありますが、奥に行くほど幅が狭くなって少人数やソロ向けのエリアとなります。テントサイトからの眺めはどこを選んでもそれほど大きくは変わらない印象です。

道の駅かつら側(南西)には木陰を作ってくれる木が生えていて、夏場でも夕方からは幾分か涼しく過ごせるでしょう。朝は日当たりが良く、撤収時は晴れていれば乾燥撤収が可能なのも地味に嬉しいポイント。

フィールドの様子

地面は草が生えている部分もありますが、基本的には土や砂、場所によって砂利になっている場所もあります。ペグ打ちをすると石に当たることもあるので、なるべく丈夫なペグを準備しておくことをおすすめします。

水道

水道はふれあい広場の二ヵ所に設置されていますが、洗い物は禁止されています。手洗いや水飲み専用の水場となりますので、洗い物はウェットティッシュ等で拭き取って水洗いは自宅で行なうか、使い捨ての紙皿等を使用するようにしましょう。

特に、道の駅かつらのトイレで洗い物をする非常識な利用者が問題になっています。敷地を利用させてもらうからには、最低限のルールとマナーは守るようにして下さい。

道の駅かつら

道の駅かつらでは地元の新鮮野菜や食材、飲料、お菓子や工芸品などの産地直売品を取り扱っています。地元名物の常陸秋そばが食べられる食堂も入っており、旬の食材と一緒に食べる地元蕎麦の味は思い出に残ること間違いなしです。

店先ではキャンプ用の薪も販売されているので、せっかく訪れたのならこうした地元の施設にしっかりお金を落として、キャンプを中心に地方経済が活性化されるような行動をしていきたいですね。

トイレ

道の駅かつらのふれあい広場が人気の理由は、このトイレの綺麗さにも有るでしょう。まるでホテルのような綺麗さで、中に入った瞬間にキャンプ中であることを忘れてしまいます。道の駅かつらのスタッフさんが毎日綺麗に清掃してくれているので、ありがたく使わせて頂きましょう。

喫煙所

ふれあい広場内では喫煙は禁止されていませんが、道の駅かつらの敷地内は禁煙となっていますので、喫煙所も近くに設けられています。うっかり煙草を咥えながら道の駅のトイレに行ったりしないように気を付けて下さい。

自動販売機

道の駅かつらの営業時間は9時~18時(冬期は9時~17時)となっていますが、自動販売機は設置されているので飲み物には困りません。夏場に嬉しいアイスクリームの売られている自動販売機もありましたよ。

ふれあい広場のチェックポイント

道の駅かつらで食材や薪の購入が可能

ふれあい広場の嬉しいところが、すぐ隣の道の駅で薪や食材を手に入れられるということでしょう。スーパーマーケットほどの品揃えではありませんが、お肉や野菜、たまごやお米、飲み物やお酒なども販売されていますし、焚き火やバーベキュー用の薪まで売られています。

薪の量や材にもよりますが、この日は一束300円~500円程度で販売されていました。薪割り台なども売られていることがあるので、焚き火を楽しみたいキャンパーにとってはワクワクが止まらないでしょう。

水道やトイレでの洗い物は禁止

繰り返しとなってしまいますが、道の駅かつらでは洗い物は禁止されています。ふれあい広場に設置されている水道も、手洗いや水飲み用となっていますので、食器などの洗い物は各自持ち帰って自宅で行なうようにして下さい。

トイレでの洗い物は排水溝に油が詰まって大規模な修繕費用が発生します。そうした負担が積み重なると、キャンプの利用が禁止される可能性が高まります。

ふれあい広場を利用する際に必要な道具

道の駅かつらのふれあい広場には売店や管理棟などは設置されておらず、キャンプ用品のレンタルなども利用できません。キャンプやバーベキュー目的で訪れる際は、必要な道具はすべて持参しておく必要がありますので、最低限でも揃えておきたいアイテムを紹介します。

焚き火台

道の駅かつらのふれあい広場では直火が禁止されている訳ではありませんが、燃え残った炭や灰を含めてすべてのゴミを持ち帰りとなるので、実質的に直火は出来ないと考えた方が良いでしょう。消し炭や灰を綺麗に持ち帰るため、焚き火台をする際は必ず焚き火台を準備しておきましょう。ナバホ柄が映えるFUTUREFOXの焚火台は長い薪でもそのままくべられるオシャレな焚き火台として人気です。

火消し壺

焚き火で残った炭や灰は、必ず火消し壺や水バケツ等を使用して完全に消火されているのを確認してから持ち帰るようにしましょう。BUNDOKのチャコール缶はコストパフォーマンスに優れた火消し壺で、焚き火台に残った消し炭をそのまま入れて蓋を締めておくだけで密閉消火が可能です。

ウェットティッシュ

道の駅かつらのふれあい広場は洗い物が禁止されているので、調理に使ったクッカーやお皿等は家に持ち帰ってから洗わなければいけません。そのまま収納してしまうと油汚れや炭汚れで大変な場合、ウェットティッシュで軽く汚れを拭き取っておくと後処理が簡単になります。キャプテンスタッグのアウトドア用極厚除菌シートは大判サイズでテーブルや鉄板など大きなサイズがまとめて拭けるおすすめのアイテムです。

ゴミ袋スタンド

ふれあい広場はすべてのゴミが持ち帰りとなります。一つのゴミ袋にすべてまとめて持ち帰っても良いですが、なるべくならキャンプ中から燃えるゴミや燃えないゴミ、缶や瓶など分別しておくと、持ち帰ってからのストレスが軽減されておすすめです。BUNDOKのゴミ袋スタンドはコンビニなどのビニール袋を最大4つ引っ掛けられて分別でき、周りからもビニール袋が見えないので生活感も隠してくれます。

道の駅かつらのふれあい広場で予約不要の突発キャンプを楽しもう

茨城県内には予約不要でキャンプができる無料スポットがいくつかありますが、すぐ隣にある道の駅かつらで食材や薪が揃って、ホテル並みに綺麗なトイレが使える「ふれあい広場」は利便性という面でずば抜けている野営地だと感じます。

もちろん便利な分だけ人気が有り、土日平日を問わず多くの利用者が集まることで混雑していることも多いですが、連休等のトップシーズンを外して行けば那珂川の流れを眺めながら静かなキャンプが楽しめるでしょう。

利用する際にはゴミの持ち帰りや騒音等の利用マナーに気を付けて、他の人に迷惑を掛けないモラルを持った行動を心掛けるようにして下さい。

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  • キャンプクエスト編集部
  • キャンプクエスト編集部株式会社noasobi
  • 「キャンプは自由だ!最高だ!」と自然の中で過ごす快感、快楽に取り憑かれキャンプ沼にどっぷりハマった人が集まるキャンプクエスト編集部。趣味もキャンプスタイルも全員異なるが、共通点は日本キャンプ協会のキャンプインストラクターの資格を持っていること、キャンプを愛していること。時々、焚き火を囲い酒を飲みながら語り合う。

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